僕がブログを使って収入源をつくり、海外でのデジタルノマド生活(パソコンで仕事しながら点々と移り住むライフスタイル)を始めたのは2016年からで、当時はまだ比較的めずらしい暮らしかただった。

しかし、この4年で流れは圧倒的に変わり、行く先々でデジタルノマドの外国人に会うようになった。
ロシア人やスイス人が南国で自国の仕事しながら暮らしたり、「デジタルノマドの人が住む街」というのも実際に存在しつつある。
今は経済圏がボーダーレスになってきているため、住む場所をいとわなくなっているのが一般化してきている。
さらに、コロナの影響で、隔離されていることが生活条件、労働条件であたりまえになりつつあり、あらゆる仕事がオンライン化している。
むしろ、いままでのような普通の生活を送れなくなるというピンチにも変わりつつある。
というのは、「生活する場所=働く場所」となると、今あなたが住んでいる街に外国人が大量に入ってきて、あなたの今までの生活が壊されるからだ。
話がすこしそれるが実は日本に移住してきたい外国人はたくさんいる。
そして実際に、世界の移住したい国の第2位に日本になっている。
コロナの影響で日本を除く他の国では厳しいロックダウンが行われている(国によっては家を出ることすら違法となる。)こともあり、比較的法律がゆるく人権が守られている日本に住みたいと思うのは当然かも知れない。
さらに、日本の物価は世界中の先進国の中でも極めて安い。
なんで東京が住みやすいのかというと他の代表都市に比べて物価が安いから、特に家賃。
【一人暮らしの家賃相場】
ニューヨーク:20~40万
シンガポール:24~50万
ロンドン:18〜25万
東京(港区):11~25万日本では高いと思われている東京の家賃は世界の都市部に比べると圧倒的に安い。 https://t.co/5Pm1XqSRxz
— しんたろう@海外サーフトリップ5年目突入 (@shintaround) November 15, 2020
治安が良くて、気候も安定している。(ニューヨークのマンハッタンは東北地方並みの寒さになる)
しかも世界中で治安が悪化しているので、物価が安く治安のよいうえに、医療も世界最先端となれば、日本に移住したくなるのも当然かも知れない。
が、それ以上に注目したいのが、逆にあなたも好きな場所で暮らす手段を手に入れるチャンスでもある、ということだ。
どうやって?ということが気になるだろうが、その前になぜブログなのか?ブログを書くメリットをシェアしたいと思う。
僕がブログをおすすめしたい6つのメリット
ブログをおすすめしたい理由を簡単に説明すると「快適な生活(収入や住む場所、人間関係)を手に入れることができるから」だ。
特にここで紹介する6つだが、覚えておいてほしいのは、「正しく運用してこそ」なので、そこを前提として読んで欲しい。
自分の考えや行動を観察し、間違っている部分を修正できる。
ブログを書いて7年がたつが、お金以上にあなたに大きなメリットは、誤った自分の考え方や行動を観察し、自分の理想の生活を得るために軌道修正できる部分だ。
人生ではうまくいかないということが必ずある。
でも、なぜうまくいかないのか、なかなかわからない。だから同じ失敗を繰り返しては自暴自棄になったり、時間を浪費してしまう。
しかし、ブログを書くと自分が何を考えているのか、客観的になれたり、加工されていない体験を正確に記録することができる。
僕たちの記憶というのは曖昧で、「完璧な記憶」を持つ人はいない。誰でも記憶は歪んでいる。脳が都合のいいように組み立ててしまうからだ。
ブログというかたちで公開することで、わかりやすく読まれるように考えたり、自分の勘違いに気がついたり、あとで見直したりできるので、人生が自分の理想に進むように軌道修正しやすい。
収入を得ながら好きなところに住むことができる。
「ブログ=お金が稼げる」というメリットに目が行きがちだが、僕が感じた最大のメリットは「好きな場所に住める」ということだ。
僕たちが起きている時間で最も時間を費やすのは生活する場所だからこそ、好きな場所に住むというだけで、幸せを感じることができる。
都会で仕事をして大金を稼ぐことができても、日常での暮らしが嫌であれば、それは生きた心地もしないだろう。
朝起きたら目の前にキレイな海がある生活、森林の中で目覚めたりと毎日が非日常の生活となる。
僕の場合は「10分で海に行ける場所」を重要な場所として選びながら移動し生活している。
もし、「あなたが生きている意味」について深く考え込んでしまっていたり、あまり幸福をを実感できていないのであれば、それは好きな場所、好きなことができる環境に住んでいないからかもしれない。

「自分と気が会う人たち」に会うことできる。
好きな場所に住むと面白い現象が起きてくる。
「好きな人との繋がり」ができるチャンスが圧倒的に増えてくる。
自分が素敵だなと思う場所には、あなたと同じように「ここは素敵な場所だな」と思って住んでいる人がすでにもういて、なぜかその人達とはよく気が会う。
これは個人的な確信として言えるのだが、「自分が好きな場所には、自分と気が合う人が住んでいる」である。
これを「類は友を呼ぶ」とか「引き寄せの法則」と呼ぶことがあるかもしれないが、自分が好きだと思うところに住んでいる人は、自分と同じものが好きだったり、感覚だったり、と気が合うことが多いことだ。
お金を得ることも大切だが、自分と気があった仲間に会えるというのは、日本の生活に馴染めない僕にとってはかけがいのないものだ。
お金はどこでも稼げるが、運命の人とは、なかなか会うことができない。
ブログで生計を立てることができて、好きなところで暮らすこと、好きな人に出会えるチャンスが圧倒的に増えた。

あなたの「経験」や「得意」、「コンプレックス」を収益化することができる。
ブログを始めた当初は、「いかにお金を稼ぐか」ということを考えていたが、異長期的に見て1番いいのは自分自身の経験を公開すること、または得意なことのやり方を公開することだ。

日本人の多くの人は謙虚であるため「私には得意がない」と思っている人が多いように感じる。

しかし、そんなことはない。
自信がない人ほど丁寧に教えることがデキたり、相手の気持をわかって伝えることができる、というのも含めてスキルだからだ。
ブログならあなたの趣味や性格、または、あなたのコンプレックスさえも武器となり収益化させることができる。
これについてはあとで一緒に自分の得意を見つけるための時間を取りたいと思う。

少ない労力で多くの人に影響を与えることができる。
あなたも駅で無料のティッシュをもらったことがあるかもしれないが、1日で1万人に配るとしたら、大変だろうか?
ブログを使えば、あなたが駅に立たなくても、1日に1万人の人に、あなたの経験や体験を配ることができる。
僕の場合、1日の労働時間は基本的に3時間程度だ。
しかも、あなたの価値を勝手に受け取ってもらえるだけじゃなく、あなたに興味を持ってくれる人、あなたとの相性がいい人を絞り込んで集めることができるため効率的でもある。
もし、あなたがこれから商売をはじめたい、オンラインで活動したいと思っているのであればブログは最強の集客口となるだろう。
ITリタラシー・情報リタラシーを身につけることができる。
ブログを書くことは、いわば情報を発信することとも言える。
これはテレビやラジオと同じことをするわけだが、一度情報を発信してみると
- 情報発信する側の意図
- 情報ができるまでの過程
- 情報を鵜呑みにしてしまっている人々
に気がつくことができる。
なぜならば、ブログを書くにあたって、いろいろな情報をインターネットや書物、そして人に会って聞いたりして調べる必要があるのだが、「間違っている情報が、あたかも「普通」として、知られている場合が多いから」だ。
それは調べれば調べるほど、
「あれ?これテレビが言っていたことと違う。」
「あれ?これネットで言っていたことと違う。」
ということに必ず出会うことになるだろう。
ブログを書くと、きっと世界が変わって見えるはずだ。
失敗しても何度も修正・編集できるので初心者でも始めやすい。
ブログがYOUTUBEとは違っておすすめな理由は、いつでも、何度でも修正・編集できることだ。
例えばYOUTUBEの場合は1度動画をUPしたら、その動画を修正することはできない。
もし、誤字や脱字、いい間違え、事実と異なることを伝えていて修正したい場合、たとえ100万回再生されている動画だとしても、その動画を削除して、新しい動画を公開する必要が出てくる。
しかしブログの場合は、1度公開した記事を何度も修正できるので、失敗を恐れずに公開することができる。
ドンドン改善することが可能だからこそ、読者のニーズを調べながら、それに合わせて内容を書き直すこともできる。
いつでも修正・編集できるというのは、僕のように誤字脱字が多い人にとってもとても始めやすいツールであると実感している。
だからといって、誰にでもブログをおすすめ、というわけではない。

ブログをあなたにおすすめしない4つの理由
残念ながら、ブログが誰にでもおすすめというわけではない。
もし、次の「おすすめしない理由」を読んで、納得してしまう部分があれば、そっとこのページを閉じたほうがいいかもしれない。
不労所得を得たいならブログじゃないほうがいいかも
「ブログで不労所得を得たい。」と思うだけの人にはおすすめできない。
ブログはたしかに会社を設立しなくても個人の力で月に50万を自動化して稼ぐことができる魅力的な手段だ。
実際にあの手、この手を使ってお金を稼ごうとしているしている人はいるし、それが成立してしまう世界ではある。
しかし、お金を稼ぐことが目的であれば、ブログじゃなくてFXとか転売とか、もっと直接お金を手に入れるのに近い手段の方が合理的と言えるだろう。
(FXや転売を勧めているというわけでは決してない。お金が増えることによって、悩みも増えるからだ。)
さらにブログは不労所得としてのイメージをもった人が多いようだが、実際にブログで生きている人をみれば、常にブログを書き続けている。
ブログを書くことによって収益を増やすことはできる。しかし、ブログは不労所得では決してない。
コツコツやるのが苦手ならブログじゃないほうがいいかも
素人の人ならブログを使って成果を出すには少なくとも1年はかかると考えたほうがいい。
安定したせいかを出し続けるのなら3年くらいは見たほうがいいかもしれない。
もちろん3ヶ月くらいで莫大な成果が出る人もいるが、それは一時的かもしれない。(僕が7年間WEB業界で生きていて、そんな人をザラに見てきた。)
だからこそそんな短期的な視野で大きな成果を求めたり、一時的にもうかればいいという手段にブログを選ぶことはおすすめしない。
どうせやるなら3年間くらいかけて、毎月10万円くらい稼げるようになり、さらにそれが毎年右肩上がりで増えて毎月50万円が安定して入ってくるほうがよっぽど健全だし、結果的に自分の価値やスキル、そして資産を積み上げることにつながっていくと確信している。
稼いだお金は好きなことに投資し続けなければならない
ブログで生き続けるコツは「自分の好きなこと」に投資を続けることだと思う。
もちろん、全てがすべて、芽を出すわけではない。
僕の場合も新しいジャンルとしてドローンを飛ばして撮影をしてみたり、ボディーメイク(パーソナルトレーナー)の資格をとってみたりもしてみた。
すべてがコンテンツとして成功したわけではないが、それでも「好き」なものの中から、「本当に好き」、「好きだけどなくてもいいもの」を分けることができ「好き」が洗練されてきてた。
「ブログで稼ぐ」ということを考えるのであれば、あなたの好きを追求していく必要があるかもしれない。
ブログはやってみないとわからない。
ブログで成果が100%だせるとは限らない。
そもそもブログを書くということ自体が苦手な人がいる。
そんな人にとってはブログはおすすめできないかもしれない。
ブログをやる目的から逆算して考えれば、ブログ以外でも達成できる手段は必ずあるはずだ。
ただし、向いているか、向いていないかは「好き嫌い」とはことなる軸なので、やってみないとわからないというのが正直なところだ。
なんでもそうだが、音楽は好きだけど得意じゃない、運動は好きだけど得意じゃない、という人がいる一方で、「好きじゃないけど得意」、「好きじゃないけど普通の人より評価が高い」ということがあるからだ。
ブログもやってみないとわからない。
以下の記事を読むと、もっと深く理解できるだろう。

【まとめ】デメリットは「自分にあっていない可能性がある」であり、やるなら早くやったほうがいい
残念だが誰にでもブログが良いということは絶対にないだろう。
もしかしたらブログを書くよりもオンライン秘書やオンライン事務など、自分で考えずにできる仕事を選んだほうがいいかもしれない。
それはやってみないとわからない。(ちなみに「オンライン事務をやってみたブログ」とかも需要が高いと思う。)
そして、もしあなたがブログをやりたいと思うのであれば、他の人が始めるまえに始めた方が有利であるというのはあなたもわかっているはずだ。
ブログで成功するには始める前に、以下の3つの重要項目も知っておいてもらいたい。失敗している人はこれができていない。


コメント