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メリットだらけ!田舎でスマホを落とし3週間スマホなし生活をしてみた結果…

「スマホがない…」

10分前にバイクを運転しながら時間を確認したときにはあったスマホがない。

 

もしかしたら、さっき時間を確認したときに、バックの中にしまったかもしれない。他のポケットに入ってるかも、と思って調べたがやっぱりなかった。

 

スマホがないことが確定した瞬間、全身から血の気が引いているのがわかったほど青ざめた。

 

なぜなら僕は、その時、インドネシアのある島のド田舎に滞在しており、スマホが唯一の通信手段となっていたからだ。

 

その唯一の通信手段となる「スマホ」を落としてしまったのだ。

 

しかも、僕のスマホはiphoneだったので、データを復元するには、iphoneじゃないといけない。

 

だが、ド田舎のその島にはiphoneはモチロン売っておらず、3週間のサーフトリップが終わるまでスマホ無しの生活を強いられることになった。

見ての通り、海と山しかない。

 

落としてから数日は、スマホを落としてしまったことと、スマホに保存していたデータやアプリ(仕事に使う)をどうやって復元しようか、、、ということばかりが頭に浮かんでブルーになっていた。

 

とはいえ実は、僕はスマホの無い生活に憧れている部分もあった。

スマートフォンのない生活に憧れて...ホーム画面からアプリを消したら1歩近づけた。
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脱スマホ依存!スマートフォン嫌いな僕がスマホを使わないようになった成功例と失敗例
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暇な時とか、難しい仕事を抱えている時に、スマホのアプリを何気なく触ってしまうのが、ものすごく嫌だったからだ。

それだけではなく、誰かと会っている時、食事している時に相手がスマホをいじっていることが無性に失礼な行動だと思っているし、「この世からスマホがなくなればいいのに」とも思っていた。

 

そして、実際にスマホ無し生活を3週間続けてみたら、やっぱりすごく良かった。(仕事で使うのでその後買ったけど。)

 

もちろんデメリットもあるので、それぞれ感じたところを紹介したい。

 

なぜ幸せ?スマホ無しで生活する5つのメリット

スマホを落とした時のショックは大きかったが、そのショックを相殺してくれる、いや、それ以上に感動したことがあった。

 

「あー生きてる。」って感じがする。

スマホを使わなくなって、

仕事を自分でするようになってから忙しい、と思っていたが、それにさらに拍車をかけていたのがスマホだった。

ということに気がつけた。

 

朝起きたらスマホをいじり、休憩時間になればスマホをいじり、夜のリラックスタイムもスマホをいじっていたためか、

スマホを使わないと、暇な時間ができて、

「暇だな、何をしようか。」

「何がしたいんだろうか?」

と自分がしたいことについて、自然と考えるようになっていた。

 

無意味にスマホをいじっていた時間がどれだけムダで、自分がやりたいことを考える時間も奪っていたことに気がつけた。

 

やりたいことを考えるとワクワクしてきて、なんだか子供の時のように、「何をしようか?」と1日が流れていくのがとても心地よい。

 

自分の欲求を確認することができる。

「暇だな。」と感じた時に、「自分は何をしたいのだろうか?」としっかり自分の欲求に向き合うことで、自分が感じている不足感を、そのままそっっくり満たせるので、満足度の高い時間を過ごせるようになった。

 

暇だな〜と思った時に、スマホをいじっても自分が本当ん感じている不足感や閉塞感、マンネリしてしまった日常を埋めることはできない。

 

SNS疲れというのも、自分が抱えている欲求がみたされることがないのに、中毒症状としてついついいじってしまうことからきているのだと思う。

 

やりたいことに集中できる。

スマホには麻薬のような中毒性がある。

スマホはお菓子やアルコールのようなもので、目の前にあれば触りたくなってしまうのだ。

 

もし、あなたがiphoneを使っているとしたら、設定からスクリーンタイムを調べて、どのくらいアプリやSNSに時間を費やしてしまっているかチェックしてみたらいい。

 

気が付かないうちに大量の時間を消耗しているはずだ。

 

スマホが無いと自分が本来やりたいと思っていたこと、やらなければいけないこと、読みたかった本に時間を使えるようになってくる。

 

満たされない現実から、一歩前に進める。

3週間がたち、仕事に必要なデータを復元しないといけなかったため、僕はまたスマホを買うことになった。

 

しかし、いままで暇つぶしに見てしまっていたインスタグラムのアカウント、FaceBookのアカウトをホーム画面から消した↓

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その結果、スマホを持ちながらもスマホを見る機会が圧倒的に減った。

 

スマホを常にそばに置いておくことは、乾ききった喉の前にキンキンに冷えたビールをいつも目の前において我慢しているようなものであり、空腹のお腹に極上の焼肉定食、ラーメンを目の前において我慢するような生活であり、非常にストレスフルである。

 

睡眠の質が圧倒的に上がった、朝の目覚めが良い。

特にアプリやiwatchなどのウェアラブル端末をもっていないので具体的な数値はわからないが、睡眠の質が圧倒的にあがった。

 

スマホを使わなくなってから朝の目覚めはよく、目覚ましがなくても朝の6時に自然と目が覚められるようになった。

 

ご存知の人も多いと思うがスマートフォンは睡眠障害や睡眠の質を下げる原因ともなっている。

 

夜寝る前にスマホを使わないのも快適だし、朝目覚めてスマホを気にする必要がないのもストレスフリーで快適だ。

 

スマホがない生活はやっぱり最高だ。

 

しかし、やっぱりデメリットも大きい。

 

やっぱり仕事が…スマホを無しで生活するデメリット5つ

結論から言うと、スマホがないと仕事・生活がしにくいのでスマホを買った。

 

インフラ的なアプリが使えない

ソーシャルメディア(SNS)は正直、必要のないアプリだが、

は海外生活においてインフラになってしまっている部分も多い。

待ち合わせ場所を調べる場合は家でパソコンで調べて、紙に印刷する必要が出てくるし、連絡先を交換することも難しくなる。

 

『電話認証』を求められるサービスを利用できない

電話がないことで不便になるNO.1はSMS認証(電話番号認証)が使えないので、ネットバンク、クレジットカード、オンラインショッピングのサービスが利用できなくなることだ。

 

今回、新しいスマホを「TOKOPEDIA」や「LAZADA」というアマゾンようなオンラインオールで買おうとしたところ、電話番号がないと購入できないということがあった。

 

固定電話も持っていないので、スマホがないと金融系のサービスを受けることが難しくなる。

 

サービスを受ける時に不安になる。

オンラインショッピングや宅配サービスなど、電話番号の記入・入力が求められるのは普通のことで、本人確認のさいにも電話番号が必要になったりする。

 

が、スマホを持っていないので、友達の番号を使ったりしないといけない。

 

いざ問題が起きた時は厄介になりそうなので、サービスを利用しづらい。

 

二重認証(2ファクタ認証)のサービスを利用できない(復元もできない)

スマホで銀行口座や仮想通貨を管理している人は間違いなく二重認証でセキュリティを管理しているだろう。

 

そして、その二重認証に必要な数字はスマホのアプリででしか利用できない物が多い。

 

特に、「Google 認証システム(Google Authenticator)」を指定しているサービスも多いので、実質スマホがないとパソコンでもログインができなくなってしまう。

 

ちなみに、僕は以前2ビットコインを持っていたが、二重認証していなかったので、ハッキングされて盗まれた。

 

今も持っていれば少なくとも50倍の価値になっていたはずだ。

 

電話番号に紐付いているアプリは、同じ番号じゃないと復活できない

新しいスマホが手に入った時に驚いたことがあった、古いスマホのデータはicloudに保存しており、簡単に復元できるようにしていた。

しかし、上記で紹介した「Google 認証システム(Google Authenticator)」をはじめ、「clubhouse」などのアプリは前のアカウントを復元できない(2021年6月現在。)

 

なので、スマホを使わない生活を自ら進んでやるのであれば、使っている二重認証をあらかじめOFFにしておく必要がある。

 

そして、さらに二重認証がOFFになるということは自分の金融系のアカウントを不正利用されるリスクが極端に高まる。

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【まとめ】スマホを持っていないと、もはや生活できないという状況は確か。

スマホを使わずに3週間生活してみて、むだにスマホで遊ぶ時間が激減したので、自分の感性や考えに従って生活できてよかった。

 

なんだか、生きているという感覚がしたし、考える時間がある、感じる時間があるということが、例え「暇だ。」ということでも嬉しく感じた。

 

ただ、スマホを持たない生活は、インターネットがインフラとなった現代のデジタル社会では非常に生活しづらい。

 

  • オンラインショッピングも
  • 近場のタクシーを捕まえることも
  • 終電を確認することも
  • 目的に迷わず行くことも
  • お金の管理も

大変になってくるからだ。

 

あぁ、はやくスマホのいらない世界が早く来て欲しい。。。。

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