シャバーサナ瞑想を語るヨガ教室のブログでは、
ということが専門家の間では言われている。
でも、シャバーサナ瞑想が難しいなんて、そんなことはない。
むしろリラックスすることが目的なシャバーサナ瞑想で、初心者が身構えてしまうような「難しいですよ。」なんて言葉をかけるのは、インストラクターとしてどうだろうか?
逆効果に決まっている。
威張って、
「そんな簡単にできるわけではないんですよ。」
なんて言う必要は、一切ない。
そして、なによりシャバーサナはとてもシンプルなので本当に簡単に効果を実感できる。
3ステップで方法を説明すれば
- 大の字になって寝っ転がる。
- 呼吸に意識を向ける。
- 呼吸をするたびに、リラックスしていくのを感じる。
だけでいい。
ただ、やってみてうまくいかなかった、という人もすでにいるだろう。
そんな人はコツの部分を熟読して欲しい。必ずシャバーサナ瞑想のリラックス効果を実感できるだろう。
①大の字に寝っ転がって、呼吸に意識を向ける。
シャバーサナ瞑想を簡単にざっくり言えば、大の字に寝っ転がって、ゆっくりを呼吸をするだけ。
これ、だけだ。
シャバーサナのやり方を探すと、多くは、
「手足がリラックスすることに意識を向ける。」
「指先の関節が緩むことを意識する。」
「、、、、」
などの説明があるが、意識を向けると神経がそこに集中してしまうので、力んでしまうから逆効果だ。
つまり、初心者にとっては意識しないほうがリラックスするためには近道である。
じゃあどうしたらいいのかというと呼吸に意識を向ければいい。
②鼻呼吸・腹式呼吸をする。
リラックスする呼吸法とは
- 鼻呼吸
- 腹式呼吸
である。
鼻呼吸と腹式呼吸にすると、ビックリするくらい多くの空気を体に循環させることができる。
鼻詰まりで、鼻呼吸できないと思いこんでいる人は以下の記事を読んで欲しい。
また呼吸に意識を向ける意味や方法がわからない場合は、以下の記事を一読するとシャバーサナ瞑想の効果を感じられるだろう。
③リラックスできていることをイメージする
シャバーサナをやっている時は、難しいと思っては逆効果だ。それでは、思考も筋肉も固くなってしまう。
深く呼吸をしていると自然とリラックスしてくるし、リラックスできていることに意識を向けることで、実際に体も心も快適になり、より深いリラックスを感じられるようになる。
終わったら『自由』でいいよ。
シャバーサナ瞑想が終わったら、「ゆっくりとした時間を楽しもう」とか、「さらに瞑想しよう」とかいろいろあるけれど、好きにすればいい。
頭と体がスッキリしたら、仕事でも勉強でも遊びでも運動でもなんでも気持ちよく取りかかれるので、やりたいことをやればいい。
シャバーサナ瞑想がうまくいかない?2つのコツ
次の2つを意識したら、体と心は勝手にリラックスするように身体はできている。
口から息をしっかり吐く
呼吸においては吐くことがとても大切だ。
そして、吐く時は口から吐いたほうが多く吐ける。
さらに、人間は息を吐いている時に、副交感神経(リラックスする神経)が優位になり、息を吸っている時に交感神経(興奮する神経)が優位になる。
息をしっかり吐けるようになると、自然と体中の筋肉がゆるみ、リラックスするのを実感できる。
リラックスしていることをイメージする
重要なので、もう1度伝えておくがリラックスすることをイメージすることが、ものすごく大切だ。
理由はフラシーボ効果(フラセボ効果)と言って、思い込みだけで体が反応してしまうからだ。
リラックスしていることを意識して、「ジワジワ〜」と筋肉と心がほぐれていくことをイメージしよう。
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【まとめ】シャバーサナ瞑想は簡単にリラックスできる。
シャバーサナ瞑想ができないという人に限って、「やり方が間違っている」と思い込み、もっと詳しく、ことこまかに正しいやり方をチェックしがちだ。
でも、そんな作法を確認してばかりの方法では身体も意識もカチコチになってしまう。
まずは、ここで紹介したように、シンプルで呼吸とリラックスのみを意識した方法を試して欲しい。
この方法を紹介してみたら、一発で効果を得られる人も多くいる。
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