なぜ今、日本でレジ袋の無料配布が禁止されれいるのか、背景が気になりますか?
結論から言うとレジ袋が海洋汚染の大きな原因になっているからです。
日本に住んでいると「なんでレジ袋なんかが海を汚すんだよ…」と思ってしまうかもしれません。
水質汚染の現状にビックリ?悪影響をもたらす7つの原因 身近にできる対策4つとは>
しかし、これから紹介する内容を知ると世界で起きている悲劇に気がつくことができます。
ビニール袋が原因で海の動物が大量に死んでいる…
↑まずはじめに知っておいて欲しいのは、海には膨大の量のビニール袋やプラスチックゴミが浮いているという事実です。
上の映像は美しいリゾートのイメージのバリですが、無数のゴミが漂っていて、ビニール袋もたくさん浮いているのが分かります。
2050年には魚よりもプラスチックゴミの方が多くなるとも言われているのです。
このビニール袋が原因で、海の動物たちが死んでしまっています。
↑ビニール袋を食べた後に死んでしまったクジラの映像。
タイの海で衰弱した状態で発見された1頭のクジラは、5枚のビニール袋を吐き出したそうですが、5日後に死亡してしまいました。
胃袋の中には80枚のレジ袋をはじめ、8kg近いプラスチックゴミが詰まっていたのです。
そしてクジラは餌を食べることができなくなり、餓死してしまいました。
動物たちへの被害は紹介した映像だけではありません。
タイの海では、ゴンドウクジラをはじめ、ウミガメやイルカなど毎年300頭以上の海洋生物がプラスチックを食べて死んでいるという。4月には、スペインの浜でやせ細ったマッコウクジラの死体が見つかった。その消化器官には27キロものごみが詰まっていた。
タイの海だけでも毎年300頭以上の海洋生物が死んでしまっているんです!
ビニール袋を食べ物と勘違いして食べてしまった動物たちは、胃にプラスチックごみが溜まり、満腹になったと思い込んで食欲を失っていくといわれています。
その結果、消化管が完全にふさがり栄養不足で衰弱し、餌を探せなくなって死に至っているのです。
このように世界中の海でビニール袋による動物の被害が問題視されています。
しかも、この問題は海だけではなく日本でも起きています。
奈良公園の死んだ鹿の胃袋から3.2キロものビニール袋の塊が発見されました↓
突然ですが、これは何だと思いますか?これは死亡したシカの胃(第一胃)からでてきたビニール袋の塊です。重さは3.2キロもありました。
続きはスタッフブログ「奈良公園にゴミを捨てないで!」をご覧ください>> https://t.co/MlRLWbuiN5 #奈良の鹿愛護会 #donotlitter #naradeer pic.twitter.com/ExWekNyCE4— 一般財団法人奈良の鹿愛護会 (@nara_aigokai) 2019年3月28日
この鹿は、最終的に10キロも体重が落ち、ガリガリの状態で死体になって発見されています。
実際にゴミを食べている鹿の様子を動画でも見ることができます↓
「ビニール袋などのゴミが胃袋の中をずっと塞いでいて、食べることができず、餓死した」という事実を知る、本当に胸が苦しくなります。
人間なら悶絶するほどの痛みや不調を感じることは容易に想像できますね。
ビニール袋が原因で海底が呼吸できずヘドロ化…
↑2018年に大阪湾のプラスチックごみを関西広域連合が調査した結果、なんとレジ袋300万枚、ビニール片610万枚もが大阪湾の海底に沈んでいることがわかりました。
ビニール袋は空気を通さないので、海底にたまると必要な酸素や栄養が土壌に届かなくなるので、微生物が死んでヘドロ化します。
↑世界で一番深いマリアナ海溝(海底1万メートル)や遠い北極海の海底でもビニール袋の蓄積が確認されています。
すでに、マリアナ海溝のカニからは中国で一番汚いと言われている、遼河(りょうが)の水を使った水田に生息するカニの50倍も汚染物質が含まれていたという発表もあります。
↑汚染された遼河の様子。
輸出していたプラスチックゴミが日本に強制送還される
知らない人も多いのですが、日本ではゴミの最終埋立場(埋立地)があと20年もするともすると全てが満杯になり、ゴミを埋め立てられなくなるというゴミ問題を抱えています。
そのゴミ問題を解決するために、日本は海外にプラスチックゴミを「リサイクル資源」として輸出していました。
しかし、最近になって輸入していた中国がやマレーシアが輸入を禁止、さらに違法で輸出されていた汚れたプラスチックゴミを各国に強制送還する事態にまでなってしまっています。
日本はこのままだと、プラスチックゴミやビニール袋を処理しきれなくなり、ゴミであふれかえることになります。
こんな背景もあり、日本政府も比較的削減しやすいレジ袋の無料配布を法律で禁止する流れになっています。
だから日本は2020年からレジ袋の有料化を法律で義務付け!
日本では、環境省が東京オリンピックまで(2020年4月をめど)にレジ袋の有料化を義務付けすると発表しました。
レジ袋を含んだ使い捨てプラスチックの削減が目的とされています。
これが成功すると国内で消費されている年間450億枚のレジ袋を削減できると言われています。
450億枚のレジ袋を積み上げると、高さにして4500km、富士山1100コ分の高さ、宇宙に届くレジ袋のタワーが45こも並ぶ高さに匹敵する量です。
膨大な量なのです。
そして、レジ袋や食品の包装容器など削減し、使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%減らすとしています。
3R(リサイクル、リユース、リフューズ)はもう古い!あなたは、いくつのRを知っている? >
日本は遅れてる!すでにレジ袋が有料化/廃止された国と地域69ヶ所
情報元:wikipedia
緑色:禁止国
紫色:地域別禁止
オレンジ:有料化
黄色:有料化
国連環境計画(UNEP)は来春に開く第4回国連環境総会(UNEA4)で、プラスチック製のレジ袋やストロー、食器の使用を2025年までに止め、最終的には使い捨てプラスチック全廃戦略を各国に策定を求める閣僚宣言案が、明らかになった。
国連では日本の環境省が発表したレジ袋の有料化の義務より、さらに厳しい内容を求めてくるようです。
日本ではこれからですが、既にレジ袋が有料化、または廃止されている国はどのような規制がされているのでしょうか。
ハワイ
ハワイではビニール袋の使用が禁止がされています。
2015年から徐々にレジ袋の有料化が進み、2018年7月からレジ袋は一律最低15セントの課金が法律で定められました。
そしてレジ袋として使える袋は
- 再利用可能なプラスチックバッグ
- 生分解性プラスチックバッグ
- 再生紙バッグ
に限定されています。
これはスーパーに限らず、デパート、洋服屋や雑貨屋、展示会などで出店するお店もすべてショッピングバッグに15セント+税が課金されます。
↑さらにオアフ島では一度きりしか使わないプラスチック製の使い捨ての製品が2022年に禁止される流れです。
バリ
↑インドネシアのバリ島でも年々ゴミ問題が悪化していることから、ゴミ削減に対して積極的です。
バリでは、2013年に当時10歳と12歳だった姉妹が始めた『レジ袋ゼロ運動』があります。
SNSで仲間を募り、自主的にプラスチックゴミを回収したり、講演会、署名活動、ストライキ、オリジナルエコバッグの配布などさまざまな形で訴えてきました。
いつしかバリ島を挙げての一大プロジェクトになり、彼女らの活動によって州知事まで動かしたのです。
この活動の影響で、2016年にはバリ島のコンビニや大型スーパーなどのお店でもレジ袋が有料になっていました。
そしてさらには、2019年1月1日からデンパサール市でレジ袋の提供が禁止される条例が施行されました。
現在はスーパー、デパート、コンビニで実施されていますが、小さなお店でも順次廃止されていく予定です。
エリア外でも、レジ袋廃止を自主的に開始しているお店が多数あるようです。
オーストラリア
オーストラリアでは、使い捨てレジ袋の禁止措置がオーストラリア全土で導入されました。
もともと2013年までにオーストラリアの6つの州、2つの特別地域のうち、4つの州と地域ではレジ袋は廃止されていました。
2018年7月に新たにクイーンズランド州と西オーストラリア州でレジ袋禁止の条例が施行。
ニューサウスウェールズ州とビクトリア州ではレジ袋は禁止されていません。
ですが、2018年の6月に最大手のスーパーマーケットの2社が全国的にレジ袋廃止をしているので、実質的にオーストラリア全土のスーパーでレジ袋が廃止されたことに。
インド
2018年現在、29州のうち25州の政府が使い捨てレジ袋、コップ、ストローなどの使用を禁止する法律を導入しています。
さらにこの法律を違反した場合は罰金や懲役などが科せられます。
例えば、インド第二の都市ムンバイがあるマハーラーシュトラ州では、違反した業者や消費者に約8,000円から4万円の罰金、また懲役3ヶ月の罰が科せられるそうです。
また、モディ首相は2022年までに全インドで使い捨てプラスチック製品を一掃すると宣言もしています。
インドはプラスチックごみの規制が世界で最も厳しい国の1つと言えますね。
イギリス
イギリスでは2015年にビニール袋の有料化が義務化されていて、ビニール袋を使用する場合、5セント(約7円)徴収されています。
2017年から2018年にかけて7大スーパーでのレジ袋販売枚数は10億枚。
イギリスの環境省は、2015年の有料化以来86%減少と発表しています。
そして、イギリスの人たちも、なんとなく使っていたレジ袋が海に流れ着き、環境を破壊していることを知って、使い捨てプラスチックの罪を強く意識するようになったそうです。
ほとんど1回きりで捨てられていたレジ袋が1年目だけでも60億枚も削減され、さらに人々の意識も変わったというのは大成功ですよね。
フランス
フランスでは、以前からスーパーのレジ袋は有料が一般的だったようですが、2017年より使い捨てのビニール袋の配布が全面的に禁止になっています。
国としてビニール袋を禁止したのはフランスが初めてでした。
法律によって無料配布の全面禁止がされてから約2年経ち、代替品としてトウモロコシやジャガイモなどを原料にした“レジ袋”が出回るようになりました。
最も環境に配慮したものとして注目されています。
オランダ
オランダ環境省(I&M)によると、2016年からレジ袋の無料配布を禁止して以降、レジ袋の使用が71%減少し、廃棄されるレジ袋の数も40%減少していることがわかっています。
さらに注目は、2018年に世界初のプラスチック包装を全く使わない「プラスチック・フリー」の商品のみを集めたスーパー「Ekoplaza Lab」が誕生しています。
照明は他店舗で使用されていたものを再利用し、陳列棚には木または金属を、商品ラベルには厚紙を使用している。
そしてもちろん、販売されている商品すべてがプラスチック・フリーだ。肉や豆類、乳製品や野菜など、700種類あまりのさまざまな商品の包装には、ガラス瓶や生分解可能な材料などが使用されている。
情報元:ideasforgood
完全プラスチックフリーの店舗、かなりの徹底ぶりが伺えますね。
ポルトガル
ポルトガルでもレジ袋が有料化されていて、使用する場合は日本円にすると14円程度が徴収されているようです。
ポルトガルを含むヨーロッパでも多くの国がレジ袋の規制を導入しています。
EUでは、使い捨てプラスチック製品の流通を2021年から禁止する法案が認められたので、さらに今後は厳しく規制されていくのではないでしょうか。
チリ
2018年8月3日にスーパーマーケットなどでのプラスチック製レジ袋の使用を全面禁止する法律が施行されました。
この法律は南米初の施行。
衛生面や食糧廃棄物を防ぐため必要な包装以外のすべてのビニール袋の商用利用が禁止。
違反すると370米ドル、日本円で約4万円の罰金が課されます。
ケニア
ケニアでは、2017年8月28日からビニール袋の使用が法的に禁止になりました。
ビニール袋の製造、輸入、販売はもちろん、使用した場合も最長で4年の禁固刑、または最高4万ドル(約430万円)の罰金刑となる可能性があるようです。
ケニアは世界で最も厳しいビニール袋の禁止令が施行されています。
バングラディシュ
↑ビニール袋ではなく、バングラディシュの伝統的な自然繊維「ジュート」を加工する映像。(プラスチックゴミの映像にも注目)
バングラディシュは2002年に世界で初めてポリエン袋を禁止した国と知ると驚きませんか?
上のYOUTUBE動画を見ると、それだけバングラディシュでのプラスチックゴミ、特にビニール袋ゴミの現状は悲惨なものなのかが伝わってきます。
インド
↑プラスチックゴミに汚染された首都デリーの川。
インドも2002年に部分的に開始しました。
紹介した動画を見てもわかるように、プラスチックゴミに覆われており、川底は見えなくなっています。
中国
↑中国のビニール袋生産工場の様子。
意外に思うかもしれませんが、中国は2008年に「限塑令」(シエンスーリン)というレジ袋の無料配布禁止が定められました。
さらに、厚さが0.025ミリ以下のプラスチック・ビニールの梱包容器については生産から使用にかけても規制されています。
しかし、実際はと言うと2008年には1日30億枚の消費量だったレジ袋はなんと、2016年には運送業界だけで147億枚にまでふくれあがっています。
「規制がされても、管理がされていなければ、意味がない」という悪い前例になってしまいました。
ニュージーランド
ニュージーランドは2019年7月1日から、使い捨てのレジ袋(厚さ0.07mm未満)が禁止されました。
違反した業者には最大で10万NZドル(約725万円)が罰金として科せられます。
ただし、手持ちのないビニール袋やペットのフン用のビニール袋は禁止の対象になっていません。
レジ袋廃止・有料化に反対の意見は「気軽に買い物に行けないのがデメリット」との声も
レジ袋が廃止、有料化されることに反対の意見もあがっています。
「レジ袋が有効利用できず生活が不便になる」
買い物でレジ袋を貰うと、家庭内のゴミ箱などで使用したり、何かしら物を袋に入れるときにもレジ袋を有効に使っていることが多いですよね。
そのため、レジ袋が規制されると家庭のゴミ箱などで使えなくなるなど、快適性が損なわれ、不便になるのではないかという声もあります。
3円や5円でレジ袋を貰うことができるが、余分にお金を取られるのはストレスという意見も。
「気軽に買物ができなくなる」
レジ袋が有料化、廃止されると買い物に行く前にマイバッグを準備しておかなければならないことが面倒になることはたしかです。
お弁当やお惣菜を買うとしても、裸でもちあるかなくなるとすると面倒ですよね。
捨てるときもレジ袋に入れて捨てていたので、気軽に食べ物を買えなくなったという意見も多いのです。
「万引き被害は増加している傾向がある」
スーパーのレジ袋は2008年頃までに有料化されていますが、その頃から万引きの件数が増加しているという問題があります。
お客さんはそれぞれ好みのマイバッグを持参しています。
そのため、マイバッグから出し入れする様子を見て、万引きをしている状況か判断するのが難しいという声もあります。
「地球温暖化対策への効果は見込めない」という意見も
日本の年間で使用されるレジ袋の枚数を石油に換算すると年間50万キロリットルになり、1人あたりは3リットルと言われています。
日本の石油消費量は年間約2.4億キロリットルであり、このうちの50万キロリットルなのだから、レジ袋の石油使用量は、日本の石油消費量のわずか0.2%に過ぎないのである。しかも、レジ袋のほとんどは、アジア諸国からの輸入品なので、実際には0.1%にも満たない。
情報元:中央大学
レジ袋を廃止、有料化したところで、石油消費量の大幅な削減や環境問題の解決につながるのか疑問の声があるのも確かです。
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レジ袋有料化に賛成の声「動物が誤飲して死んでいるのを見過ごせない」
しかし、それ以上に深刻なのが、レジ袋の被害者となってしまう野生の動物たちです。
「動物の被害を防ぐ」
Can you understand the problem here?
This turtle couldn’t!#plasticbag #plasticwaste#singleuse #banthebag#bansingleuse #turtle #ocean #sea #waste #death #deathbyplastic #act #stop #pollution #pledge #besmart #choosewisely #antiplastic #beantiplastic pic.twitter.com/0ECihW3d7S— Antiplastic (@Antiplastic_in) 2018年11月25日
タイの海だけでも毎年300頭以上の海洋生物がビニール袋などのプラスチックのゴミを食べてしまい死んでしまっています。
ですが、ビニール袋を規制することで動物たちへの被害を減らすことができるのです。
実際に、レジ袋を有料化・廃止したことによって、2018年になってから以下のような報告がされています。
レジ袋や食品包装を規制したら、汚染が激減したという報告も出てきました。例えばアイルランド、それからイスラエルやカリブ海諸国等で、レジ袋禁止の法律ができたり、いろんな規制を行うことで、海岸に漂着するレジ袋の量が8割から9割減ったそうです。
レジ袋を規制するだけでも、環境汚染を激減させることができるという結果が出ています。
ということは、動物たちがレジ袋を誤飲することも減りますよね。
レジ袋の廃止・有料化が、動物たちへの被害を防ぐことにつながるのです。
「環境に対する意識が高まる」
2005年に行われたレジ袋の無料配布が禁止に関するアンケートでは、「賛成」55.1%、「反対」21.9%、「どちらでもない」23.0%という結果が出ており、過半数がレジ袋の廃止に対して賛成していました。
賛成理由の第1位は、「資源の消費を抑制できるため」67.0%、反対の第1位は「レジ袋は家庭で使用しており、無駄にはしていない」73.6%と、賛成と反対いずれの理由も地球環境への意識が高い。さらに、賛成者の3人に1人の36%は、すでにマイバッグを持って買い物をしている。
情報元:imidas
金額に関わらずレジ袋を使用しないと答えた人もいて、環境問題への意識が高いことが分かります。
また、反対派であっても”環境問題”について考えるきっかけにもなっているのではないでしょうか。
このようにレジ袋が規制されるということで、一人ひとりが環境問題への意識を高められることもメリットと言えます。
「78.1%が賛成しています。」
廃棄物学会論文誌の「使い捨てレジ袋の有料化政策の評価」に記載されている平成30年の御殿場市の一般市民へのアンケート調査では、レジ袋の有料化について反対が20.6%で、賛成が78.1%と圧倒的に多かったのです。
実際に有料化している店舗では、5円の店舗で73.2%、10円の店舗で91.8%と多くの方が買い物袋を持参しているようです。
成分解性のバイオプラスチックのレジ袋なら安全じゃん!
国際基準の分解されるバイオプラスチックを3年間、地中に、海中に、そして空気中にさらし続ける実験が行われた結果。。。まったく分解されておらず物をいっぱい入れられるほどの耐久性も備えたまんまだった。 https://t.co/QvagunJ2hu
— 22世紀を生きる君へ@貧困問題取組中 (@22ndcenturyjp) January 2, 2020
ここで紹介しました、生分解性プラスチックのレジ袋ですが、3年間自然環境にさらした実験を行った結果、まったく成分が分解されていないことがイギリスのプリマス大学の調査結果からわかりました。
中には海の中では生分解がお壊れても土の中では生分解が行われないものもあったようです。
今後は生分解性プラスチックのレジ袋も禁止される流れになるのではないでしょうか。
まとめ:レジ袋廃止は賛成が多く、取り組みやすい
レジ袋が廃止・有料化されると確かに買い物に行ったときに不便さを感じるかもしれません。
しかし、レジ袋によって動物が死んでしまっている現実を目の当たりにすると、環境汚染の深刻さが分かりました。
レジ袋は資源をムダにしていないから、廃止しても環境問題の改善にならないという意見もありますが、一人ひとりがレジ袋を使う量を減らしたり、廃止されることで海洋汚染や土壌汚染は改善することにつながります。
あなた以外にも知っていただきたいことなので、ぜひコメントやシェアをよろしくお願いします。
令和の新常識!?リサイクルよりも重要な18Rを知っている?>
レジ袋有料化の効果はイギリスに聞け | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2018/11/post-153.php
フランス、レジ袋禁止から2年 ~ トウモロコシやジャガイモなどを原料にした“レジ袋” が登場|日刊ベリタhttp://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201809132215034
オランダ社会基盤・環境省、レジ袋有料化によってレジ袋の使用量が大幅に削減されたと報告|エコナビhttp://econavi.eic.or.jp/news/detail/id/38951
【チリ】ビニール袋の商用利用禁止法施行。南米で初。企業は6ヶ月から2年間の対応猶予 | Sustainable Japanhttps://sustainablejapan.jp/2018/08/07/chile-plastic-bag-ban/33710
ケニア、世界で最も厳しいポリ袋禁止令が施行 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8389.php
使い捨てレジ袋の有料化政策の評価|廃棄物学会論文誌https://www.jstage.jst.go.jp/article/jswme1990/7/6/7_6_320/_pdf
[エコロジー]レジ袋をやめて地球を守ろう! | 情報・知識&オピニオン imidas – イミダス
https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-002-07-06-g074
中国、ビニール袋などの規制10年 効果は? 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3159908
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