以前の経緯↓
5万円もするスマホを買っているにも関わらず、「スマホが嫌い」っていうのも、おかしな話だと思う。
でも、これは、
「中毒者が辞めたいのに辞められない。ついつい買ってしまう。食べてしまう。飲んでしまう。吸ってしまう。賭けてしまう。」
っていうのと同じ症状のような気もする。
そう思った僕は、いろいろな病院が発信する情報を調べた結果、確実にスマホ中毒者であろう、と断言できるほどだった。
ちなみに調べていて最も驚いたのは、スマホ中毒は『NOMOPHOBIA(ノモフォビア)』と言う正式な病名であることが医学的にも認められているということだ。
暇と言うわけでもないのに、何気なくスマホを手に取ってでアプリを開き、気がついたら12時間経っていたなんてこともある。
寝る前にスマホを少しいじったら、気がつけば深夜の3時だったなんてこともよくあった。
控えめに言って、寝不足にもなるし、意味のないことに時間を費やしてしまうので、自分の生産性を劇的に下げるので最悪だ。
ただ今はそんな状況も脱却し、スマホ離れができるようになった。
スマホに依存しない生活は、やりたいことが計画的に実行できるようになるので最高だ。
ココでは僕が試した「脱スマホ依存の方法」を失敗談と成功談にわけて紹介したい。
そもそも「iphoneは人間を幸せにしない。」
「今の子供たちはデジタルネイティブだから、早いうちにスマホやiPadなどを触らせて、最先端の技術や教育を受けさせたほうがいい。」
と思っている人も、このブログを読んでいる人の中にもいると思う。
特に日本でのIT分野に詳しいホリエモンや落合陽一さんは、子供はどんどんスマートフォンを使ったほうがいいという推奨派なため、
こどもの英才教育を考えている人にはそんな傾向がよくある気がする。
実際に落合陽一さんに至っては、0歳の子供にスマートフォンをプレゼントしている。
しかし一方で、スマートフォンの父でありiPhoneの開発者スティーブ・ジョブズ、Windowsの創始者であるビルゲイツの意見は反対だ。
子供にはスクリーンタイムを設け、厳しく利用制限を行っている。
というのが彼らの意見である。
ちなみにGoogleのCEOであるピチャイ氏も、14歳の子供にスマートフォンを与えていない。
日本の調査結果でもスマートフォンを頻繁に使用している子供は偏差値が10も下がることが、報告されている。
スマホ中毒がもたらす不幸な未来
スマホは肉体的にも精神的にもよくない↓
そして、何より気がつかないうちに、人生を無駄にしてしまう。
実力以下の成果で生きることになる。
スマートフォンの最悪なところは、あなたの重要な時間を奪うと言うことだ。
そして、あなたの集中力も奪っていく。
なので、もしあなたがすばらしい実力を持っていたとしても、スマートフォンに時間と集中力を奪われるので、本来の力を発揮することができないで終わってしまう。
もっとわかりやすく言えば、実力以下の低賃金の仕事をし、低収入で働くことになる。
考える時間を失い、思考力も低下する。
スマホを一時期使わなくなって本当に実感したことが、自分は今何がしたいのか、何が好きなのか、どんな将来を描きたいのか、ということを暇だからこそできたということだ。
スマホがあると、少しでも隙間時間があると、なに気なくスマホをいじってしまっている。
だから暇だと思う時間もなくなり、ただ単に時間を消費してしまう。
大事なことは、暇だからこそしっかり考えられるんだなぁ、と改めて実感した。
自制心や忍耐力が低下し、快楽に溺れやすくなる。
これは本当に中毒的な象徴だと思うのだが、暇があれば考えなしにスマホを手に取ってしまう。
トイレに行く時でさえ、スマホ手にしたり、仕事中でも行き詰まればついついスマホに手がいっている。
やがて、いつの間にか本当にやらなくてはいけない事が、おろそかになったり、いつになっても先延ばしして終わらせることができないという結果になってしまう。
これでは、勉強や仕事で成果が出なくなるのも当たり前だ。
重要な人間関係を築く機会を減らしてしまう。
ソーシャルメディアがあることで、友達や趣味仲間が増えたと言うメリットはある。
しかし、一方で、実際に会って、本当に居心地が良いと思える人間関係を構築する時間が減ってきている。
多くの人が気がついていると思うが、ソーシャルメディアでは人間関係に不満足が生まれる。
やっぱり生身の人間に会って、笑顔を見たり、ぬくもりを感じたり、おいしいご飯を一緒に食べて共感する事は、スマートフォンでは得ることのできない幸せである。
困った時、本当に助けてくれるのは遠くの知人ではなく、物理的にあなたの近くにいる人たちだ。
本当に重要なことがわからなくなる。
スマートフォンで使われるアプリの世界は、バーチャル世界であり、実質の世界とは異なる。
大節操な知識や楽しそうな情報をたくさん拾ってくることができるが、それが本当に実社会で役に立つかどうか、というのはまた別の話だ。
しかし、スマホを使っている人にはバーチャルの世界が全てになってしまっており、現実の世界での生き方、生活の仕方がわかっていない、と言うような人をよく見受ける。
実質の世界では、ご飯を食べなければいけないし、誰かと協力して働いて、ご飯を食べる風を手に入らなければならない。嫌な人と付き合う(あしらうことも含む)こともときには必要になってくる。
しかし、バーチャルの世界では、こうした本当に必要なスキルの欠損が生じてくるように僕自身感じている。
【失敗例】スマホと距離を置くための方法
スマホのホーム画面から、無駄なアプリを消したり、パソコンを使えば解決できるアプリを消したりしてみた。
さらにもっとスマホを使わないように、いろいろな対策を実践してみた。
しかし、この中にも、うまくいかなかったこと(自分には合っていなかったこと)もあるので、まずは失敗談から紹介していきたい
1日の使用時間をスクリーンタイムで制限
スクリーンタイムを設定して、スマートフォン自体の使用時間を制限する(強制終了する)は、多くの所でも紹介されているメジャーな方法だ。
しかし、僕の場合は制限時間が過ぎても、一時的に許可する方法があるのでそれを使ってしまい、結局はダラダラとアプリを開いてしまうことが多くて失敗に終わった。
ただ次に紹介する成功例の部分で、スクリーンタイムを制限しなくても、スマホを使わなくて良い方法を見つけたので、その方法はそちらで説明する。
アプリの使用時間を1時間に制限
アプリも個別にの使用時間を制限することができる。
僕の場合は、ソーシャルメディアにつき1日1時間としたが、結局これもスクリーンタイムのように、「一時的に使用する」を何度も使用してしまい、失敗に終わった。
しかし、次に紹介する方法はスマホの使用時間を減らすのに、圧倒的に効果があった。
【成功例】スマホと距離を置くための方法5つ
アプリやスマホの使用時間を制限する方法は、僕的には向いていなかった。しかし、次の方法は実践して成功できている。
もしかしたら、あなたにもやりやすいかもしれない。
ベッドにスマホを持ち込まない。
ベッドにスマホを持ち込まないのは、効果抜群だった。
ベッドにスマホを持ち込んでしまうと、ついつい寝る前にいじってしまうし、朝起きてからもスマホをいじってしまい、ベッドから出ることもできなくなってしまう。
しかしベッドに伝え持ち込まなければ、寝ることに集中したり、朝もとりあえずベッドから出ることができる。
さらに、寝ることに集中できるようになったので睡眠の質も格段と上った。
ベッドで横になるくらいなら、床に横になってやる。
スマホをする時間と寝る時間をハッキリとわけられるのでいい。
そもそもスマホを携帯しない
トイレに行く時まで、「スマホ持ってなきゃ!」となっていたらあなたは立派なスマホ依存と言えるだろう。
「携帯電話」と言う言葉が死語になりつつあるが、そもそもスマホは持ち歩きできて、どこでも何でもできるからスマートフォンという名前がつけられている。
ただ問題なのはスマートフォンはあなた以上にスマート(頭が良い)ということだ。いつでもどこでも、あなたに使わせようとしてくる。
だからこそ、そもそもスマホ携帯しなければ、物理的にスマホを使うことができなくなる。
トイレに行く時、コンビニ行く時、スマホを持ち歩かないのはストレスフリーでとても良い。
すべての通知が来ないように『非表示』設定する
ピコーン!とスマホの画面に通知が来るたびに、どんな内容が届いたのか気になってしまう。
これはまるで、家のベルを、次から次へと、誰かが押していくくらい気が散る行為だ。
彼女や彼氏または家族かもしれないが、セールスの勧誘や単なるピンポンダッシュかもしれない。
特に通常の場合は、大切な人からのメッセージを楽しみにしてしまう場合が多い。
しかもメッセージを読んでしまって仕事中であるにもかかわらず、プライベートなことに脱線してしまうことにつながる。
通知を表示設定にすることですまほーを気にする機会を圧倒的に減らすことができる。
スマホよりもパソコンを使う
スマホもパソコンも同じだと言う人がいるかもしれないが、感覚的に大きく異なる。
体感的に言えば、同じようなネットサーフィンと言う使い方をしてるにしても、パソコンを使っている場合は「秋」を感じることがあるのだが、スマホの場合は、まるでサルが玉ねぎの皮を向くように次から次えと新しいコンテンツを探してしまう。
見終わったと思っても、違うアプリを開いてさらに新しいコンテンツを探してしまっている。
しかし、スマホを意識的に使わないようにして、代わりにパソコンを使うようにしたら無駄な時間が圧倒的に減った。
たぶんパソコンは、物理的に大きいので寝転がって見たりするのに適してないから、というのもあるかもしれない。
スマホからパソコンに切り替えるのはとても効果的だった。
ただし、スマホでしか使えないアプリや機能もあるので、全てをパソコンでやることはできないのが玉に瑕。
スマホをいじる前に30分のタイマーをセットする。
何気なく暇な時間にスマホをいじってしまうと、いつの間にか1時間、2時間たっていると言う事は、多くの人が経験することだと思う。
なので終わる時間を設定しておけば終えられる。(スクリーンタイムと違うところは、1日に何度も使えると言う所だ。スクリーンタイムでは1日の総合時間でしか制限ができない。)
1回の仕様につき、30分と時間設定しておけば終えられる。
1番最初は10分を設定したが、10分だと満足できず、無視して続けてしまうことがわかった。
しかし、30分だと「スマホに30分も使えてるなんて人生の無駄。」となれるので30分が僕にとってはちょうどよかった。
YouTubeでも見ない限り、30分スマホすれば大体確認したいことは確認して終えることができる。
そもそもYouTubeをパソコンでみたほうがいい。
【まとめ】少しやり方を変えただけでも成功するし、失敗もするので、自分に合った方法を探るのが良い。
個人的にいかに楽にスマホを使わないでいられるか、ということを考えたときには、
でいられるか、ということを考えたときには、
- スマホをベッドに持ち込まない。
- スマホよりもパソコンを使うようにする。
- スマホを使うときは30分のタイマーをセットする。やりやすかった。
の3つが精神的ストレスなく実行することができ、やりやすかった。
人によって好みや相性があると思うので向き不向きがあると思うが、この3つをやればスマホ依存を脱却できる人も間違いなくいると思う。
人によって好みや相性があると思うので向き不向きはあると思うが、この3つをやればスマホ依存を脱却できる人も間違いなくいると思う。
気になった人は、この3つだけでもいいのでやってみてほしい。今までどれだけ時間をスマホに奪われていたのか実感できるはずだ。
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