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バリ島でデング熱にかかった感想 初期症状から発疹が出るまでと、その後の経過。

デング熱がある地域に4年以上も滞在して、初めてのデング熱にかかったので、記念に記録を残しておきたい。

デング熱は蚊を媒介して移るウィルス性の病気で、かかると40℃くらいの発熱を起こす。

 

しかし、予防接種や専用の薬はなく、病院にいっても解熱剤してもらったり、点滴をしてもらったりすることしか対処法がない。

 

なので、寝て過ごすのが一般的となる。

 

今回はその記録を簡単に残しておく。

 

発症日:急な悪寒から倦怠感へ

友達と夕食を食べて外に出ると、風邪を引く時に感じるような嫌な悪寒を感じた。

 

「嫌な感じだな〜。はやく家に帰って休みたいな〜。」

 

と思いながらバイクを走らせて、そのまま友人の家で宅飲みすることになった。

 

最初は家の中に入れば、暖かくなるし大丈夫だろうと考えていたが、じょじょに体は倦怠感に襲われ、そのまま立ち上がるのも億劫になり、ソファーで眠ることにした。

 

吐き気はない。

 

2日目 突然の吐き気と高熱

朝起きて、立ちながらおしっこをしていたら、猛烈な吐き気に襲われる。

 

「あ〜これは完全によくないやつだ。風邪引いたのかな。。。」

、と思って、しばらくよこになっていると、今度は体のいたるところの関節に痛みが走り出し、眼球の奥の方も痛くなってきた。

 

体が熱くなったり、悪寒を感じたりとを繰り返し、1日寝たまんまでほぼ歩くこともできず。

 

食欲はあり、夜にお粥を食べることはできた。

 

それと脱水しないようにひたすらココナッツを飲む。

 

3日目:歩けるほどに回復するも、波がある

普通のご飯を食べてみたら、半分くらいしか食べられない。

 

体が真っ赤であることに気がつく。

 

初めて自分を鏡をみたからかもしれないが、2日目から赤かったのかもしれない。

 

いずれにしても熱っぽい。

 

が、このままソファーで寝てるのもシンドいので、日中に歩けるくらいになったところで2時間かけて家路をバイクで走って帰宅。

 

調子が悪いものの、ベッドで寝られることが快適であり、幸せであることを身に沁みて理解した。

 

4日目:リンパが腫れてきた

体が少し楽になってきたので、仕事をしようと思ったが、仕事をするにはしんどすぎた。

 

時々、悪寒と発汗がやってくる。

 

股関節や脇の下のリンパ腺が晴れてきているのにも気が付き、あまり体を動かさないほうがいいなと思った。

 

5日目:風邪のようなだるさ

悪寒はしなくなってきた。

 

ただ、風邪のような倦怠感が体全体に遅いかかってる感じ。

 

デング熱に体力を奪われているから体がダルイのかな、とも思う。

 

リンパ腺を確認してみると、昨日と同じくらい腫れているので、ピークは過ぎたもののまだまだ体は本調子ではないようだ。

 

6日目:発疹が出はじめる

デング熱にかかって熱が下がりだすと、代わりに発疹が出るらしい。

 

僕の場合は6日目になって、真っ赤だった体の色がひけてきた。

 

代わりに発疹が薄っすらと体全体に発生し、同地に体にカユミを感じだすようになった。

 

体の怠さは、比較的抜けてきたので、体が毒素を出しているところなのかな〜、と思ったり。

 

7日目 体にふらつきを感じる

頭痛や、倦怠感もとれてきて、体調的には問題がないと感じつつも、歩くとやっぱりフラフラするし、少し歩いただけで疲れてしまう状況。

 

昨日あたらりから出ていた発疹とじんわり汗をかいた時が特に痒く、数時間に1度はシャワーを浴びるような生活を送っている。

 

8日目 フワフワしている

20分も立っていると、目眩のような吐き気のようなものを感じて気分が悪くなってくる。

 

外出してみても、へんな汗が出てきて気分が悪くなるのを感じる。

 

食べると調子悪くなるような気がする。

 

食後は常にズーンと体が重くなり、目眩のようなものが毎回襲ってきた。

 

内臓まわりが、まだ回復していないのかもしれない。

 

9日目 体調が再び悪くなる。

体から痒みは消えたものの、今日は朝から気分が悪い。

 

朝起きて気分が悪いと感じるのは数日ぶりで、体調がもとに戻っていないのに、無理して外出したからかな、と振り返り、今日は静かに安静している。

 

仕事をしようと思ってパソコンに向かっても、気分が悪くなってきて、脂汗のようなものがジワジワとでてくる。

 

食欲がないわけではないが、食べると倦怠感を感じて眠くなってしまう。

 

結果、今日も一日中寝ていた。

 

本当は、今日、宿を移るつもりだったが、体調が思った以上に悪いので、今日も延泊決定。

 

10日目 たぶん完治

正直を言うと、朝は頭痛があり嫌な予感がした。

 

最近のパターンは夜になると調子が良くなって、朝になると不調がぶり返すということがルーティンになっていたからだ。

なので、朝に頭痛を感じた瞬間。

 

「今日も体調悪いのヤダな〜。いつになったらいいかげん健康体に戻れるのか…」

と嫌気がさしてきた。

 

が、しかし、今日は違った。

 

いつもはご飯を食べると、すぐに横になりたくなるくらい体が重くなる(目眩に近い)のだが、今日はご飯を食べても体が軽い!

 

そして、2食目、3食目を食べても体の調子はいいまんま。

 

20分以上ふらふら歩いてみても、調子はいいまんま。

 

結果、夜まで調子はいいまんま。

 

ということで、10日目にしてほぼ完全にデング熱が完治したことを自ら報告しておきたい。

 

【まとめ】デング熱はしんどい

デング熱は発熱するまでに3〜5日かかるらしいので、スグに症状が出るわけではない。

なので、最初は食中毒にでもなったのかな?くらいの勢いで悪寒がやってくる。

でも、そうなると2〜3日は動けないくらいシンドい状況が続く。

ここインドネシア、バリ島でも多くの人が病院にいって解熱剤などをもらったり、お金をかければ点滴だってしてもらえるだろう。

 

ただ病院嫌いの僕は行かなかっただけだが、おかげで10日間ダルい日々を過ごすことになった。

病院にいけば5日位でらくになるのかもしれない。

 

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