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インドネシアでラマダン最終日の夜、クタビールに向かうと…

インドネシアのレバランと言っても、前回のブログでも書いたように「レバラン」はジャワ語なので、レバランはインドネシアにしかないのだけど…

 

ちなみに、マレーシアに住んでいたときにも、「たしかに『レバラン』って言葉は聞いたことなかったなぁ…」と思って調べてみたら、マレーシアではレバランのことを「ハリラヤ」と呼ばれているそうだ。

 

「ハリラヤ」と言われれば確かに聞き覚えがあって、ショッピングモールがハリラヤ一色になっていたことを2回ほど目撃したことがある。

 

あの時は気が付かなかったけど、「あれが断食明け休暇だったんだぁ〜」と改めて思ってしまった。

 

そして、今日5月2日はハリラヤではなく、インドネシアではレバランだった。

 

レバランと言っても、本当になにをするのかわからなかった。唯一知っていたことと言えば、彼女の実家に行くことくらいだった。

 

なので、

たぶん夕方ごろだろうなぁ〜。

 

なんて思っていたら、急遽、「明日(5月1日)に来れる??」って連絡が来た。

 

こっちも、昨日から家を建てるための大工さんがレバラン休暇に入ったので、時間を作ることもできていたので「行けるよ。」と二言返事で返した。

 

その後に、「これが今日あるの↓」

と、youtubeのリンクが送られてきた。

 

よくわからなかったけど、どうやらラマダンが明ける日にTAKBIR(クタビール(クタビラン)というイベントをしてお祭り騒ぎとなるようだ。

 

実質ラマダン最終日の日没を迎えてしまえば、断食をする必要もないので、ほぼラマダンも終わったようなものなのだ。

 

ちなみにTakbir(クタビール)について、いつもどおりwikipediaで簡単に調べてみたら、どうやら重要なイベントのときに使われる”言葉”のようだ。

 

誰かが産まれた時とか、死んだ時、または耐えられないような苦痛を感じている時、強く講義するようなデモなどでも使われるらしい。

 

話を戻すと、そのイベントも動画を見る限りでは、しょうじき、「しょぼそうだな。」と思ったけれど、日本の大晦日みたいなものかなと思って一緒に夜の街へと繰り出すことにした。

 

前にもこのブログで書いたけれど、今年のレバランは、コロナのせいで3年越しのレバランとなるらしい。

 

なので、このお祭りもスンバワ島のど田舎の極小都市で行われるお祭りも、少しは賑わいを見せるのではないかと楽しみにしていた部分もある。

 

案の定、夜22時頃、最近エンジンの調子がめっぽう悪くいつ止まってもおかしくない原付きにまたがって街に繰り出すと、やたらと警察官が大きな交差点に立っていることに気がついた。

 

「あぁ、これは人が大暴れしないように警察も今日は警護をしているんだなぁ。」と思ったのもつかの間。

 

「あれ?今日はパレード無いかも。」と、バイクの後ろに乗る彼女がボソッと言った。

 

どうやら人がぜんぜん街にいないらしい。

 

ということで、その日はアヤムバカール(チキンのバーベキュー)を食べて、ブラブラしてまたホテルに戻っていった。

 

ちなみに隣の島、ロンボク島出身の友達もそれぞれ実家に帰り、インスタグラムで、ラマダン最終日の様子をアップしていたが、花火がバチバチ上がって、それはけっこうなお祭り騒ぎですごかった。

 

この動画よりももっと派手だったような気がするけど、こんな感じだったのだろう。

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