結婚するのは2年後かな、なんて思っていたのだけれども、結婚した方がこの後も順調に生活できそうだね、という話の流れになった。
なぜ、こんなに急に結婚するってなったかと言うと、理由はいろいろあるが、ここスンバワ島では、昔の日本のように結婚しないと同棲できないというのが世間の常識となっているからだ。
近くの職場で働いていたとしても、結婚してない人たちが同棲すると言うのは、あまり良くないらしい。(自分は全く気にしてないけど、イスラム文化もインドネシアの文化も未知の部分が多いので尊重しようと思っている。)
それからやっぱりデキ婚は母のためにしたくない、と言う彼女の要望もある。
「デキ婚」すると親が白い目で見られるらしい。
「まるで昔の日本のようだなぁ。」と昔の日本を知るわけではないが、思ってしまう。
そして、結婚を2年後に考えていたのも理由があって、この島ではインドネシアの伝統的な文化が残っており結婚するのには膨大なお金が掛かるからだ。
お金を借りて土地を買ったので、返済のめどがたったらしようと思っていた。
結婚したらさらに膨大なお金がかかるので、本当に死ぬんじゃないかなと思って。笑
インドネシアであっても近代的な文化になっている場所ではどこでも、役所に婚姻届さえ提出すれば結婚できるだろう。
しかし、ここでは結婚は大事な儀式として扱われており、結婚式をしっかり開けないと結婚できないのだ。
法律でって言う部分は無いのだろうけれども、昔の日本のように結納金を払い、牛を丸一頭をプレゼントし、3日間披露宴をして500人以上をもてなしをする習慣があるからだ。
自分が呼べる友達は、この辺で多くても2 0人という感じなので、実際は、どう考えてもそんな人数にはならないが、奥さんの村人全員が参加したら、数百人には簡単になるんじゃないかと思う。
今の日本で村人全員参加の結婚式、披露宴なんてしている場所があれば、興味があるので知りたい。と思ってしまうが、きっと日本の昔はそうだったなと思う。
実際に戦前の日本の婚礼は3〜7日間掛かけたなんて話もあるし、冠婚葬祭は『隣組』がお手伝いをすると言う風習が残るエリアもあるので、実際に村の人がみんな集まるって言う感じだったんだと思う。
そしてこの結婚式にかかる費用(結納金)を自分で用意する必要がある。日本みたいなご祝儀の制度はない。
そして、びっくりしたけど、この場所スンバワ島は結納金の金額が非常に高く100,000,000ルピアという金額が必要となる。
この金額はローカルのサラリーマンの月収の30倍の金額に当たるので、お金がないと本当に結婚できないことになる。
そんな話はバリ島では聞いていなかったが、インドネシアではこんなカルチャーが結構あるようだ。

貯金をするっていう文化もないので、多分みんな周りの人からお金を借りているんだと思う。貯金をするって言う文化もないので、多分みんな周りの人からお金を借りているんだと思う。
いずれにせよ、土地を買って家を建ててって言うプランに、結婚式を挙げてと言うプランも加わり借金まみれの生活が続く…
(メモ自分よう)インドネシアでの結婚から婚約者ビザ取得までの流れ↓
家はやっぱり壁なしの掘っ立て小屋になるだろうか笑
それとも、でも結婚をしたらインドネシアに籍を入れることになるので、きっと自分でいろいろできるはず。それが楽しみ。
コメント