頑張っても成果が出ないと、
「もっと勉強をしないと…」
「もっと経験をつまなけれ…」
「もっと性能の良いシステムを導入しないと…」
と、自分の持っていない新しいスキルや経験、高性能のシステムさえ手に入れれば、問題が解決されると思われがちである。
しかし、このスキルや経験を磨くことへの落とし穴は「多くのの時間とお金を投資する必要がある。」ということである。
しかし、もちろん一発でうまくいくわけがないので、いろいろな本を買って読んだりセミナーに参加したり、いろいろな失敗と試行錯誤をして、と精神も削られていく。
そこで少し考えてほしい。
本当にあなたは、スキルや経験を身に着けないとパフォーマンスを上げることはできないのだろうか?
ちょっと一緒に考えてみよう。
あなたは車を運転すると仮定する。
メンテナンスされていないタイヤが磨り減ってオイルも交換されていないされていないサビレた車
と、
メンテナンスされた性能を100%だしきる車はどちらの方が早く目的地にたどりつくと思うだろうか。
子供が考えてもメンテナンスされている車に決まっている。
メンテナンスされていない車は途中で故障するかもしれないし、運転するのに大きな技術が必要になってくることがよういにわかる。
しかし、これが人間の体になるとなぜかメンテナンスされていない体(不健康な体、不健康な精神面)で成果を出そうとする人が多くなってしまうのだ。
睡眠不足や栄養不足、もしくは人間関係からストレスを貯めて胃がキリキリした状態で働いているかもしれない。
そんなポンコツの状態では成果を出すことは難しいことがさっきの車の例からもわかる。
このことに気がつけてたのであれば、新しいスキルや経験に時間とお金を無駄に投資しなくてもパフォーマンスを上げることができる。
僕の場合は、健康にフォーカスしたことで仕事時間を3割以上も削減できた。
単純に体調がよくなり、ストレスが軽減されるようになったから、ただそれだけのことである。
「どうやったのか?」について、僕の体験をシェアしたい。
「健康ではない」がゆえに成果が出ない4つのパターン
健康じゃない状態になると、メンタルが消耗しとてもじゃないが仕事できる状況ではなくなってしまう。
もし、あなたが
「なんだかやる気が出ない。」
「なぜか常にイライラしている。」
「すぐにスマホをいじってしまい集中できない。」
としたら、それは不健康であることが根本的な問題であるかもしれない。
僕が不健康だったがゆえに陥っていた負のスパイラルについてシェアしたい。
健康を害して、動けない状況になってしまう
僕も経験があるが、精神が不健康になると睡眠障害や胃潰瘍になり、自分の体を動かすことすら難しくなってくる。
精神的なダメージが大きくなってくると、働くどころではないのだから、これではパフォーマンスが上がりっこない。
多くの人がここまで落ちてようやく健康の重要性にきがつくことができるのだが、うつ病や自立神経失調症など、回復するのに数年もかかるような状況になるまで追い込んでしまっている人が多くいる。
そうなるまえに、せっかくこの記事を読んだのであるから、健康を最高の状態で保つことが成果を上げることに直接つながることを知ってほしい。
集中力が散漫になり、無駄なことをやりたくなる
精神が疲れてくると、
- 知らないうちにスマホをいじってしまったり、
- 無駄に脂っこいものや甘いものを食べたくなったり、
- やらなければならないことに取り組めない、
という現象がおきてくる。
理由は後で説明するが簡単にいうと、脳が報酬(快感)を求めるようになるからだ。
そして、こうしたスマホをいじりたいとか、甘いものを食べたいという欲求と戦おうとすると、もっと多くのストレスをもたらし、「だらしない自分」を認識する機会が多くなる。
すると、精神的にやつれてきたり、ストレス太りなどの症状が出てくる。
搾取する側になり、人間関係を悪化させる。
体調や精神面が不安定になると人の話を聞くのがしんどくなったり、普段なら耐えられる他人のミスが許せなくなってしまう。
それだけではなく、「八つ当たり」や「嫌がらせ」をして自分のネガティブな感情を他人に当てて分散することを知らずのうちにやってしまう。
自分自身をふりかえってみると、家庭の問題を仕事に持ち込んだり、逆に会社の問題を家庭に持ち込んで理不尽な対応をしてしまっていることがあるはずだ。
他人をを観察してみても、健康でエネルギーにあふれている時は、プレゼントやサービスを提供して喜んでもらうことができるのだが、不健康の時は逆の行動をとっていることに気がつける。
人間関係が悪いと思ったら、それはあなたが不健康な状態であり、不快感をさらけ出してしまっているからかもしれない。
自分の感覚を無視して、自分が目指している方向と違う人生を歩むようになる
健康じゃない場合、他人に依存することで安心を得ようとしてしまう。
そして、それは自分の望む人生や考え方と外れた行動へとつながっていく。
あとで説明するが、健康は「衣食住」と大きな関わりをもっており、衣食住を守るために自分に対して理不尽な行動をとってしまうのだ。
例えば、「この会社は給料が安く、違法なほど長時間労働をさせられる」とわかっていながらも、「辞めたらご飯が食べられなくなる。家賃が払えなくなる。」という恐怖から転職することを考えられなくなったり、
セクハラやパワハラを受けて精神が健康じゃなくなると、自分の意志や感情に反して、相手の言いなりになって人生を台無しにしてしまったりする。
人間は自分の健康を守ったり、維持したり、またはこれ以上の被害を避けるために自分の意志とはそぐわない行動をとるようになってしまう。
よく観察すると不健全な考え方をしていたり、ふつうなら絶対にしないような愚かな判断をする人はたいてい不健康である。
そもそも健康な状態とは?
健康の定義はいろいろあるが、体だけのことではない。
WHOの定義を引用すれば、
「健康とは、肉体的、精神的および、社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない。」
ようは、栄養と休息をしっかりとり心身・人間関係ともに完全な状態が健康であるということなのだ。
あなたは、肉体的、精神的、社会的に完全に健康であるといえるだろうか?
もし、そうじゃないとしたら、新しい知識を身に着けなくても健康に目を向ければ、自然とパフォーマンスは上がり成果も上がってくる。
よく考えれば、当然なのだが、同じ作業を繰り返しているだけで、新しいことを考える時間がない(社会的に健康ではない)から成果がでないのだ。
もうここまで読んでいるあなたは、健康がいかに重要であるか、と同時に健康がMAXの状態であれば、ものすごいパフォーマンスを出せるかもしれないと思っているかもしれない。
まさにそうだ。
なぜ、健康がパフォーマンスを最大化するのに重要なのか?
「パフォーマンスが良くないね。」
「もっといいパフォーマンス出せないの?」
というようにパフォーマンスという言葉が使われがちなので
パフォーマンス=成果
パフォーマンス=成績
と考える人は多くいるだろう。
ここで1度考え直してほしいのが、「成果はパフォーマンスのみによって、もたらせられるのか?」ということだ。
成果や成績には運の要素がどうしてもつきまとってくる。
こう考えれば「パフォーマンス=成果、成績」ではないことにも気がつけるだろう。
そもそもパフォーマンス(Performance)という言葉を辞書で調べてみると
- 性能
- 効率
というパフォーマンスが成果を出すための要因でもあることがわかる。
性能(パフォーマンス)の良いコンピューター、効率(パフォーマンス)の良いコンピューターだから良い成果がでるのだ。
このコンピューターの部分を自分の体や脳みそに当てはめてみると、性能の良い体、性能のいい脳となるので、いかに健康が成果に直結しているかがわかる。
また、このように考えるともっとわかりやすい。
- 4時間しか寝ていない状態でマラソン大会に出る。
- お酒を飲んだあとにマラソン大会に出る。
- 毎日カップラーメンを食べてマラソン大会に出る。
- 体重コントロールをせずに重い体でマラソン大会に出る。
これでは明らかに良い結果は出せないと、誰でもわかるだろう。
しかし実際は多くの人がやっている。
肉体や体力を使うスポーツに置き換えれば、健康が成果に影響することはすぐわかるのだが、目に見えない思考する仕事については脳を使うのにも関わらず栄養や体調については、なぜか根性論で頑張ろうとする人が多すぎる。
健康を無視して成果を出そうとすることは、体調やトレーニング内容を無視して根性だけで42.195kmのマラソンを走るのと同じくらい愚かなことだ。
もし、あなたがパフォーマンスの悪い状態の脳や体で新しいスキルを身に着けようとしているのであれば、なかなか成果がでないのは当然である。
新しいスキルや経験も最後までみにつけることができず、途中であきらめてしまうことになるだろう。
過去の偉人も「健康」の重要性を訴える格言を残している。
あなたも「健康は失って初めて大切さに気がつく」という言葉を耳にしたことがあるかもしれないが、それだけ健康の重要性には普段きがつくことは難しい。
そこで、昔から世界で言われている健康こそが重要であることを伝える格言やことわざを紹介しておきたい。
健康は生活の資源であって一つの身体能力である。健康は同時に社会的にも個人的にも大切な資源である。
健康のためのオワタ憲章。
心身快調にしていれば必ず仕事はうまくいく
西洋のことわざ。
結核の哲学者よりも健康なロバのほうが使える。
ルーマニアのことわざ。
体を健康に保つことは義務である。さもなければ、私達は心を強く、清らかにしておくことはできないでしょう。
ブッダの格言。
もし、あなたが深い呼吸を心得ているのであれば、10匹のトラに匹敵する強さと賢さと勇気を得ることになるだろう。
中国のことわざ。
健康は最上の善であり、他のあらゆる善の基礎である。
デカルトの格言。
財産とは、一に健康、二に美貌、三に富である。
プラトンの格言。
本当の富とは、健康であり、金や銀のことではない。
ガンジーの格言。
幸福とは、健康の最高の形である。
ダライ・ラマの格言。
食べるために生きるのではなく、生きるために食べなさい。
ソクラテスの名言。
健康こそがもっとも重要であることを訴える格言が多いが、逆をいえば健康は生活するために欠かせないものであることがわかる。
もしあなたが少しでも不健康を感じているのであれば、それはあなたのパフォーマンスを下げている要因であることは間違いないだろう。
それでは、次に健康こそが重要である3つの理論を紹介していく。
健康>人間関係>頭脳の順番で満たしていくことが重要であることがわかる3つ学問
さっきの格言もみても「健康こそが富である」というものが多いことがわかるが、心理学、仏教学、脳科学でも健康が人間の基本、土台であることが説明されている。
特に、一番最後に紹介する仏教だが、心理学と脳科学の構造を知ってから仏教の三界を読むとものすごく面白い。
科学で解明される2500年も前から健康が大事であることが示されていることに気がつくからだ。
心理学
心理学では「欲求充足の構造」というのがいろいろな学者に報告されている。
最も有名なのはマズローの5段階欲求説だが、他にもアルダファーのERG理論、マレーの社会的動機、ハーズバーグの二要因理論なども有名である。
これらの共通している要素としては、根本的な部分に健康を重要と捉える「生理的欲求・安全欲求、存在欲求、衛生要因」というものと定義されている。
ちなみに「健康欲求」はマズローの五段階欲求説において安全欲求に分類されている。
健康が守られている状態というのは、その下にある生理的欲求が満たされている状態のことで、酸素をしっかり体中に送り込めて、栄養分のある食事と十分な水分と睡眠をとり適度にSEXをしている状態でもある。
この生理的な欲求が満たされない状態は、最後に紹介する仏教で説明するが地獄道、餓鬼道と苦しみが続く状況を経験することになる。
また、脳科でいえば健康が阻害されると神経系統に不具合が起きて、ホルモンバランスが崩れて体がうまく機能しなくなることが説明されている。
脳科学
アメリカの精神科学者ポール・マクリーン博士に唱えられている脳の三層構造説(脳の三位一体論【Triune Brain】)である。
人間の脳は、
- 理性を司る人間脳(大脳新皮質)
- 情動・を司る(哺乳類脳)
- 生存維持を司る(爬虫類脳)
という3つの構造でできていると言う説明だ。
中身はやや複雑なので、もっとカジュアルに楽しみたい人は、渡辺健一氏の著書「ジュラシック・コード」がおすすめだ。
では、内容をかいつまんでわかりやすく説明していく。
人間脳:(理性脳)大脳新皮質
大脳新皮質が人間脳と呼ばれるゆえんは、人間は他の動物に比べて脳みその容量が大きく、その中でも特に著しく発達しているからだ。
大脳新皮質は計算や推測をして未来を予想したり、または愛や平和という目に見ない概念まで考えたり理解することができる。
あなたが今手にしているスマートフォンやパソコン、または飛行機など過去には存在しなかったものを作り出す能力を秘めている部分だ。
マズローの五段階欲求説で人間が「自己実現欲求」を持っていて夢や理想を描いてしまうのは、この大脳新皮質の性質とわれている。
哺乳類脳(情動脳):大脳辺縁系
進化過程において哺乳類が身につけたのは「感情」であって、この感情をコントロールするのが哺乳類脳である。
猫や犬が爬虫類と大きく異なるのは、心が豊かであり愛情表現をよくすることからもわかる。
そして「感情」は人によって感じ方が異なる。
同じものを見ても違う感情をいだく。
例えば、スタイルがよくセクシーかつブリッコの石原さと子さんがビキニを着ていた場合。
男の木村拓くんは「可愛い」と思うかもしれないが、同じ女性の和田アキ代さんは女の武器を全面的に披露してくるA子さんに嫉妬心をいだき「苛立ち」を覚えたりもする。
また日本人はスキンシップが少ない民族なので忘れがちだが、猫や犬をみてもわかるように哺乳類は日常的にスキンシップをとるのが一般的である。
この理由の1つに哺乳類脳からオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されることがあげられる。
人間が孤独を嫌ったり、孤独である人ほど医学的または心理的な問題を抱えている人が多いことも報告されている。
人間は自分の体が健康であるだけでは、健康にはなれず、他人との友好な人間関係を築けて初めて健康になれるのだ。
爬虫類脳(反射能):脳幹
爬虫類の脳の中で一番大きな分野を締めているのが脳幹であり、生命維持に必要な領域をコントロールしている。
生き物が意識せずとも呼吸したり、心臓を動かしたりできるのは、この脳幹の働きによるものと言われている。
呼吸の重要性について理解するなら↓
また人間が眩しい時に反射的に目をつぶったり、不安を感じると心臓が勝手にドキドキしてしまうのも、こうした体のメカニズムによるものである。
爬虫類脳の特徴は、このように反射的であるため、無意識のうちに行動してしまうことにもある。
↑このように見つけた獲物を反射的に捕まえることができるのも爬虫類脳の特徴といわれている。
ただし、爬虫類脳の問題点としては、善悪にかかわらず体が勝手に反応してしまうことである。
例えば、誰もいない道端に4万円落ちていたら、どうだろうか?
大抵の人は警察に届けるか、自分のものにするかは別としてとりあえず手に取るだろう。
それから、どうしようか良し悪しを哺乳類脳や人間脳で処理するのだ。
そして、この4万円は、ついついいじってしまうスマホやYOUTUBE、それからついつい買ってしまうコンビニのスイーツにも置き換えることができる。
ついつい反応してしまうのは、あなたの意思の問題ではなく勝手に爬虫類脳が反射的に反応してしまうからだ。
この世の中は、あなたの爬虫類脳を刺激して、あなたの貴重なお金や時間、そして健康を浪費させるようにできているのが実態である。
最後に仏教を通して、さらに健康の重要性を伝えたい。
特に一番最後の欲界について知ると健康がいかに大事であるかがわかるだろう。
仏教
仏教においては「三界(さんがい)」という概念がある。
三界だけを勉強すると随分スピリチュアルな世界の話だと思うが、この三界を心理学や脳科学と照らし合わせてみると共通点がありメチャクチャ面白い。
無色界(むしきかい)
無色界は欲望や物質的世界から超越した精神的な世界である。
無色界には4つの階層に分かれており、
- 非想非非想処(ひそうひひそうしょ)
- 無所有処(むしょゆうしょ)
- 識無辺処(しきむへんしょ)
- 空無辺処(くうむへんしょ)
というような、難しい名前がついているが、ようは「無の境地に達した世界」というのがこの無色界である。
マズローの五段階欲求説でいえば「自己実現欲求」、「自己超越」とも考えられる。
また、脳科学で言えば人間脳にあたり、人間が夢や理想、未来を勝手にイメージしてしまう本能としても認識できるため、誰もが持っている欲求であることもわかる。
色界
次の段落で紹介する五欲から離れた世界が「色界(しきかい)」。
簡単に言えば、食欲や睡眠欲、性欲をしっかり満たすことができつつ、さらに安定している状態でいられる世界。
色界には性欲や物欲は存在するものの、コントロールできている状態とも捉えることができる。
また「色界」は心の安定を獲得した世界でもあり、マズローの五段階欲求説でいえば、「愛・所属の欲求」であり、脳科学で言えば哺乳類脳が当てはまるように思える。
ようは、「感情・心」を安定させたい欲求を人間はもっているということがいえる。
心が安定して初めて、自己実現や理想、未来について想像できるし、心が安定していない場合は食欲や睡眠欲、性欲などが以上に強くなり、わかっていながらも自暴自棄的な反応をしてしまう。
そのことがわかるのが色界の下にある「欲界」だ。
欲界
欲界は文字通り、欲に囚われた世界である。
仏教では「五欲」と定義されており、
- 財欲(金銭欲)
- 色欲(性欲)
- 睡眠欲(夜ふかし含む)
- 飲食欲(暴飲暴食含む)
- 名欲(名声)
とまめられている。
この五浴に悩まされる人が住む世界が欲界だ。
この欲求の対処方法を知らないと五蓋(ごがい)
- 貪欲(とんよく:どれだけ満たしても満たされない)
- 瞋恚(しんに:怒り・憎しみが湧いてくる)
- 昏沈・睡眠(こんじん・すいめん:倦怠、眠気に襲われる)
- 掉挙・悪作(じょうこ・おさ:心が不安定になる、後悔する)
- 疑(ぎ:事実が見えなくなる)
↑欲求を満たすことがデキないと餓鬼になって苦しむ。
ちなみに、日本人は「欲を我慢デキないのが悪い。」と考えがちだが、ブッダの教えにおいては「欲を我慢するのではなく、欲について理解し合理的に対処する」ことが重要とされている。
このように考えると、過食が止まらない原因は「意思が弱いから」ではなくて、人間関係や仕事のストレスであったり、イライラしてしまう理由も寝不足が原因だったりすることに気がつける。
じゃあ、健康ってどうやったら手に入れるの?
マズローの欲求や仏教、そして脳科学で共通していることは、健康は、呼吸・食事・睡眠・SEX・排泄(うんちや溜まった老廃物のデトックス)を安定して満たし続けることが重要であることがわかる。
ちなみに食事や睡眠は習慣なのでいきなり変えることは難しい。お金がかかる場合もある。
そこで、無料かつ1分で健康に近づくことができた呼吸を意識した瞑想1分をおすすめしたい。
呼吸は身体的な健康と精神的な健康を手に入れるには費用対効果バツグン、というのが僕の実感としてあるからだ。
僕の場合は、このたった1分の瞑想が仕事時間を40%近くも短縮させせ、呼吸法を変えただけで慢性的な肩こりと腰痛がなくなり、さらにウエストが5センチも細くなった。
詳しくは以下の記事で紹介している。
また人間は孤独を感じた状態だと、精神的に不健康であると言えるので、よい人間関係を築けるようになることが重要である。
そこで重要なのが人間関係に悩まなくなる考え方を持つことが重要である。
コミュ障の僕でも人間関係のストレスを驚くほど軽減できた方法が3つあるので紹介したい。
1つはアドラー心理学の「嫌われる勇気」
他人の評価を意識しなくなることで自分の思い込み「邪推」からはなれることができる一冊だ。
2つ目はがロジャー・ハミルトンの「才能は開ける」
「性格=才能」という考えを身につけて依頼、
- 重箱の隅をつつくような指摘をしてくる人
- 実務が苦手で人とばっかり話している人
- 机上の空論ばかりを述べてナニもしない人
について理解が深まり「嫌いな人」から「○○な才能がある人」と良い面を捉えて付き合えるようになれた一冊。
3つ目は「ユングの心理的機能」
これは人によってコミュニケーションツールが異なることを理解するのにとても有益だった。
簡単に言えば、「論理で話をする人vs感情で話をする人」のようなもので会話が全く噛み合わないということを、あなたも経験したことあるのではないだろうか?
自分のコミュニケーションツールと相手のコミュニケーションツールを知ることによって、コミュニケーションの摩擦を小さくすることができる。
相手に合わせたコミュニケーションができるようになるからだ。
あなたの心理的な健康も、この3つの本を読み深めることで得られることに期待したい。
【まとめ】健康であることが成果を上げるための前提条件である。
最初にも説明したがパフォーマンスとは、性能や効率のことであり、体で言えば体調が絶好調であり気分が爽快で頭がキレキレに働く状態といえるだろう。
もしあなたが慢性的に疲れていたり、肩こりや腰痛に悩まされていたり、または寝不足で頭が働かない状態で成果を出そうとしているのであれば、それはポンコツの壊れかけの車で高速道路を走っているようなものだ。
アクセルを踏んでも全速力にならなければ、ブレーキだって寂サビレてて効かない、いつ壊れてもおかしくない状態と同じだ。
もし、すでに不眠症やアルコール依存、または過食や、精神的にイライラすることが日常となっていればそれは不健康のサイレンがなっているのと同じなので今すぐメンテナンスしたほうがいいだろう。
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