『決断疲れ』が原因?経営者でも破滅的な行動をとってしまう心理的な理由。適切な判断をするには◯◯が重要

仕事効率化

ここでは心理学で言う「決断疲れ」に見舞われ、僕が

  • 600万円をFXで損したり、
  • 売上300万円のプロジェクトを失敗しそうになったり、
  • 燃え尽き症候群になり全く仕事することができなくなったり

という経験を経て復活した方法をシェアしたい。

 

決断疲れを起こしていた僕は、

(手持ち資金が少ない…ハイリスクだけど高レバレッジでいくしかない…)

「今やっている事業はすでに下火だ…一か八か心機一転して違う事業を始めよう!」

「また同じ失敗を繰り返すのではないか…」

という思考に陥ってしまっており、何もかもがうまくいかなくなっていた。

 

結論から言うと、人間は決断疲れを起こすと、思考が停止し、さらに投資や投棄で負けが続くと最終的にはリスクの大きいギャンブル的な思考になり自滅することにつながる。

 

 

また、この現象は私生活の次のようなことにも当てはめることができる。

  • 「いろんなダイエットを試したけどぜんぜん痩せない、こうなったら断食ダイエットだ!」と極端なダイエットをして一時的には大成功をおさめるが、結局はリバウンドしてもとの体型よりもひどく太ってしまう。
  • 「ヤバいテスト前なのに全然勉強できていない…こうなったらヤマを張って徹夜で覚えよう。」としてテストで全く点数をとれない。
  • カジノなどのギャンブル場で「10万円もってきたのに、もう1万円しか残っていない…もう、こうなったらこの1万円を全額かけて、いっきに10万円に増やしてやる!」と、考えなしにかけてしまう。
  • ずっと好きな人がいて、「振られたら、それまでだ!当たって砕けろ!」と、なんのアプローチもせずに(自分の魅力を伝えようとせずに)、告白して振られてしまう。

などなど。

 

あなたもこんな経験をしたのであれば、それは「決断疲れ」とよばれる誰もが落ちる心理的状況にはまっただけである。

 

しかし、この決断疲れを回避する方法ももちろんある。

 

僕の体験談を通して、これから訪れるかもしれない失敗を回避してもらえたら嬉しい。

そもそも「決断疲れ」とは?

アメリカで行われた2000人を対象とした調査では一般的をなアメリカ人は1日に約70回もの選択をしていることが報告されている。

 

そして、選択が多くなれば多くなるほど、結果的に高リスクを選んでしまったり、または判断を誤って損をするという現象が確認されている。

 

これを心理学では「決断疲れ」といい、“長時間の意思決定を繰り返すと、脳みそが疲れて判断が鈍る現象”とされている。

 

ちなみに、この「決断疲れ」はアメリカスタンフォード大学のジョナサンレバブ教授が名付けて世界に広めたという風にしれれているが、それはウソであり、実はニューヨーク・タイムズの中にて「Do You Suffer From Decision Fatigue?(あなたは決断疲れに苦しんでいますか?)」という見出しで使われだしたことで定着していった言葉である。

 

そして、この「決断疲れ」という言葉は他にも決断疲労、決定疲れと言われることもあるようだ。

 

そして、決断疲れを引き起こすと人間は以下の4つの影響を及ぼすとされている。編集する

  • 重要な決定を失敗するようになる。
  • 決定すること自体をやめてしまう。
  • 欲求を抑えられなくなる。
  • 破滅的な行動をとるようになる。

 

一言でまとめると、『選択肢や多くの決定により自分をコントロールできなくなる』と言える。

これをよくある生活に当てはめると、

  • なかなか問題を解決できなくなる。
  • 重要な仕事を後回しにしてしまう。
  • ついついネットサーフィンをしてしまう。
  • 気がついたらスマホをいじっている。
  • ダイエット中なのにお菓子をちょくちょく食べてしまう

となる。

そして、さらにこの決断疲れが深刻化してくると、最終的には「問題を解決する時間も手段もなくし、大きな損害を追うリスクをとってしまう。」のだ。

 

そして、よく聞く以下のような壊滅的な行動も、ただたんに意思が弱いからというだけではなく、大きな決断疲れをしていた結果だということを強く感じる。

  • 夫婦間のセックスレスが解消されないので不倫する。
  • 借金を返済しようと残り金をギャンブルに突っ込む。
  • 好きな異性の気を引くためにリストカットをしてしまう。
  • ナニをやっても痩せられないので極端なダイエット方法(断食ダイエットなど)を選んでしまう。

なぜ、決断疲れをすると人格を否定したくなるような、思いもよらない結果をもたらしてしまうのだろうか?

 

そして、この現象は僕たち一般敵な人だけではなく、優秀な人にも当てはまる。

優秀な人でも「決断疲れ」で不満足を増やしている?

決断疲れをするのは、一般的な能力のもちぬしだけではない。

世界中の優秀な人が、この決断疲れにより、不幸な結果(または他人の不幸)を招いている。

 

裁判官でも正確な判断ができなくなり、多くが刑務所から出られず?

裁判官であっても、多くの選択を繰り返すと決断疲れを起こして、正当な判断を下すことをやめてしまう。

 

スタンフォード大学のレバーブ博士の研究ではイスラエルで行われた仮釈放委員会が下した1100件以上もの凡例を分析した結果、早朝に仮釈放が認めらた事例が70%も集中しており、その日遅くに行われた釈放率はなんとたった10%だけだった。

 

つまり、後半になればなるほど犯罪者の仮釈放というリスクをとらない結果となった。

 

ちなみに同じ罪状でも午前は仮釈放が認められているのに、午後では認められないということが報告されている。

 

このように裁判官という頭脳明晰で強い正義感を持った人たちでも決断疲れをするとリスク回避の傾向を見せる良い事例である。

 

医療ミスの原因も決断疲れ?

アメリカでの死因で3番目に多いのは、なんと「医療ミス」であることがジョンズ・ホプキンス大学の研究チームによって報告されている。

 

そして、ミズーリ州にあるセントジョンズ救急病院では年間に25000件もの外科手術をおこなっており、常にカツカツの状態でフル稼働していた。

 

しかし、ある改革が行われた結果、

夕方3時以降の手術を45%減らしたにも関わらず、収益は4.6%増え、さらに5%の外科手術を増やし、従業員や患者の満足度を向上した。

Improving Surgical Flow at St. John’s Regional Health Center: A Leap of Faith | IHI – Institute for Healthcare Improvement

という結果がもたさてている。

 

優秀な外科医でも、ムヤミヤタラに膨大な数の手術を行うと医療ミスや効率を著しく起こしていることがわかる例だ。

 

僕たち庶民も決定疲れが原因でお金を払っている

「選択の科学」で一躍有名になったシーナ・アイエンガー博士(ちなみに彼女は全盲でもある)がドイツでお金持ち向けのカスタム仕様の車を注文結果を調べた結果、同じ車を購入するにしても選択の仕方次第で20万円も余分に支払うことが報告されている。

 

実験では以下のようなと「選択肢が多い順と選択肢が少ない順の2つのプロセスが比較された。

 

A:

  1. 56色のインテリア
  2. 25種類のエンジンとギアボックス
  3. 13種類のホイール
  4. 4種類のギアシフト

B:

  1. 4種類のギアシフト
  2. 13種類のホイール
  3. 25種類のエンジンとギアボックス
  4. 56色のインテリア

 

人間の意思決定する力は数と時間をこなしていくとドンドン落ちていくことがわかる。

 

 

選択肢があればあるほど損をする。

同じくシーナ・アイエンガー博士が100万人近くの退職貯蓄について調べた結果、洗濯回数が増えることで多くの損害をもたらしているケースがあることも報告されている。

 

簡単にまとめると、「401kという貯蓄を守るためのプランへの加入率が60種類もあると、2種類の時に比べて15%も下回り、さらに少しでもリスクのあると考えられる株式への入金はさけ、全額を普通預金にあずける。」という極端な選択をすることが報告されている。

 

金融リタラシーの観点からも、資産は分散して管理するべきである。

 

そして、もっと大きな問題なのは、401Kへの加入を放棄していしる時点で、年間5000ドルもらえる権利まで放棄してしまっているという点だ。

 

しかし、選択を多くせまられた人は、結果的に選択できなくなり、もっとも安易な考えにはしりリスクを高めてしまうことがわかるいい例だ。

 

内定を多くもらった優秀な学生ほど就職後の「低い幸福度」に悩んでいる。

就職活動において内定を多くもらえる人は「優秀であり市場価値がとても高い」と考えられるし、より給料の高い会社を選ぶことができる。

 

しかし、高額な給料と引き換えに満足度は低い結果になっているという研究結果がでている。

 

それに引き換え、就職氷河期に少ない数の内定を獲得した就活者の方が給料が低いとしても幸福度が高いという結果も出ている。

 

選択肢を増やし、決定回数を増やすほど人間の幸福度は下がるというのは面白い結果である。

 

貧しい人ほど「ありえない選択」をしてしまっている現状

貧困者ほど判断をあやまったりありえないような選択をしてしまっているケースはあまりにも多い。

特に最貧困層と呼ばれる人たちの行動は非合理的すぎる側面をもつ。

 

例えば、

  • 生活保護の申請をすることすらできない。
  • 病気なのに病院にいくことすらできない。
  • 借金を借金で返済しよようとする

などはとてもわかり易い例だ。

 

この理由は情報処理をする能力が限界を超えていて、考えることを放棄してしまっている。

 

他にも低賃金で長時間労働している「辞めたら生活できない。」と思い込んでしまっている人もそうだ。

 

転職したり、国から提供されているサポートの情報を知ろうとすることすら諦めてしまっている人は多い。

 

では、なんで『決断疲れ』するの?

決断疲れは従来の常識では「意思力が枯渇するから」ということが言われていたが、最新の研究では、この常識が覆された。

 

そのため、なぜ決断疲れを起こすのかについては、わかっていないというのが現実だ。

 

そこで、決断疲れに近い症状が書かれている本の紹介をして決断疲れの仮説を紹介したい。

意思力の枯渇するから?

従来の考えでは決断疲れを起こす理由は「意思力は体力と同じで有限であり、枯渇するから」というのが常識として扱われていた。

 

それは、意思決定(選択と判断)をくりかえすことによって意思力が減り、自分をコントロールすることが難しくなると考えられてきた。からである。

 

しかし、この考え方はプラセボ効果(思い込み効果)であることが最近の研究でわかっている。

 

が、プラセボ効果であったとしても「意思力が減る」と思っている人にとって「意思力は有限」というは事実であるとも言える。

 

そもそも脳はナニもしなくても疲れれていく

最新の科学では人間の基礎代謝(なにもしなくても消費するカロリー)の20%がわずか1300gの脳のはたらきによるものとされている。

 

そして、さらにそのうちの60~80%がデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という部分で使われている。

 

つまり、脳は、ナニもしなくても起きてぼんやりしているだけでもエネルギーを消費し披露していっているのだ。

 

こうしたことが原因で時間が立てば立つほど、脳が疲れて判断力をなくしていくことも指摘されている。

 

プロスペクト理論「損を嫌うから」

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン博士が提案した『プロスペクト理論』では人間は意思決定をする時に、「無意識的に得することよりも損失を回避することをえ選ぶ傾向がある」ということが言われている。

 

特にネガティブな状況にある時、ギャンブル性が高い意思決定をすることも指摘されている。

 

  • ギャンブルにおいて負けが続くと、一発で負けを回収するようなハイリスクな賭け方をしたり、
  • ダイエットに当てはめるなら、いくら頑張っても痩せないと悩んでいた人が最終的には断食ダイエットという極端な方法に走ったり、
  • 日本が第二次世界大戦で、疲弊しきったさいに最後の最後に「神風特別特攻隊」という自滅して相手を攻撃する戦略をとったこと

 

などからも、プロスペクト理論がどういうおのなのか理解しやすい。

 

ちなみに、このギャンブル性の高い意思決定をする段階になると、企業が衰退することも「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」にて数多くの事例と一緒に説明されている。

 

闘争・逃走反応の『逃走』を選ぶから

人間はある問題に対面した時に、問題解決をする(闘争する)か、それともあきらめる(逃走する)かを瞬時に判断している。

 

基準はできると思うかできないと思うかのシンプルな感覚である。

 

そして無理だと感じている時、つまり逃走を選んだ時は「オステオカルシン」という物質が骨から分泌されていることが最近の研究でわかっている。知られている。

 

このように人間の体は、解決できない問題に退治すると自分を守るように本能がデキていると考えられる。

 

オーバーロード現象(処理能力の限界)

「1+1=」という問題は誰でも簡単に答えられるだろうが、以下のような難題(ABC予想)

「a + b = c
を満たす、互いに素な自然数の組 (a, b, c) に対し、積 abc の互いに異なる素因数の積を d と表す。このとき、任意の ε > 0 に対して、

c > d1+ε
を満たす組 (a, b, c) は高々有限個しか存在しないであろうか?」

を解決するには多くの処理能力が必要になる。

 

ちなみにこのABC予想は未だに説かれていない。(2020年に兄弟の望月教授に説かれたというニュースがあったが世界的にはまだ認められていない。)

 

ちなみに望月教授は7年半もかけたということだが、このABC予想には膨大な処理能力を求められるため多くの人が挫折している。

 

このように人間は脳が処理能力を超えてくると、諦めたり、問題を回避する行動をとることがわかる。

 

脳に老廃物が蓄積するから?

脳が働かなくなると感じる理由の1つに、脳を使うとβアミロイド(アミロイドβ)という疲労物質が蓄積されるからという説もある。

 

筋肉を使うと乳酸という疲労物質がたまり、パフォーマンスが落ちることに似ている。

 

ちなみにβアミロイドはアルツハイマーの原因とも言われており、決断疲れを起こすのは、このβアミロイドのせいだという研究も多くされている。

 

またよく知られる脳科学の研究によれば、人間の脳は1日に3万5000回もの決断をしているという。

 

1日の睡眠時間を6時間、起きている時間を18時間だとすると1時間に1944回もの決断をしていることになる。

 

1分間にすると32回。なんと2秒に1回は何かしらを決めているのだ。

 

こうした無限に行われる意思決定が疲労物質を蓄積させて、思考力やセルフコントロールが弱くなると考えられている。

 

快楽原則にしたがってしまうから

心理学者フロイトは「人間は快感を求めて苦痛をさけようとする。」という概念をとなえた。

 

これが「快楽原則」と呼ばれるもので、この快楽原則があるから、僕たち人間は難しい仕事や勉強、そして選択に迫られると苦痛を感じて快楽であるマンガやyoutube、そして時にはアルコールやタバコに逃げてしまうのである。

 

ようはストレスが溜まると発散させられずにはいられなくなるのだ。

 

こうした快楽原則が、決断疲れを起こした時により快楽(報酬)が欲しくなるため、非合理で支離滅裂でリスクの高いギャンブル的な行動を取ることも説明ができる。

 

そして、そんな僕たちが疲れている瞬間を狙って、多くの企業は商品を売り込もうとしてくるのである。

決断疲れを利用した巧妙なマーケティングの罠

「なぜこんなものを買ってしまったんだ?」

そう思ってしまうのは、人間が決断疲れを起こしている時を狙って広告をうってくるマーケティングの罠が潜んでいるからだ。

あなたは、ただたんにその罠にひっかかっただけである。

 

夜の通販番組

Showtime Knives SIX STAR + TVショッピング(1/2)

夜に行われている怪しい通販組をみて、「こんなの買う人いるの?」と思う人がいるかもしれないが、買う人がいて収益がたつからわざわざ高額な放送枠にお金を払って放送されているのである。

 

雑誌の最後にあるコンプレックス商品の広告

雑誌やWEBメディアでもダイエットやAGA,豊胸や肌の黒ずみなどを煽ったコンプレックス商品の広告をよく目にする。

 

これも、こんなの「効果あるわけないでしょ?」、「こんなの買う人いるの?」と思う人がいる一方で、広告されつづける理由は「購入者が多くいて費用対効果が合うから」である。

 

これは雑誌の読者が読み疲れた後や、暇でなにか刺激を欲している場合にとても効果があると考えられる。

 

駅や通勤電車にある広告

駅の構内や通勤電車の中もよくみると怪しい広告がたくさんある。

 

週刊誌をはじめ、脱毛、そしてサラ金など広告までさまざまだが、これも仕事を終えて決断疲れをしている人にとっては、なにか特別なものに見えてしまう仕掛けがされている。

 

レジの前に並ぶ割引商品

買い物に行っても最後の最後に決断疲れを利用したマーケティングが行われている。

 

リフレッシュするためのガムやタバコなどの嗜好品、そして大幅に割引された商品など、本当は必要ないのについつい買い物かごに入れてしまうのも決断疲れを利用したマーケティングと呼べる。

 

低賃金と長時間労働

そして、多くの人がきがついていないが、あなたの会社はあなたを「会社を辞める」という選択をさせないために低賃金で長時間労働をさせているかもしれない。

 

長時間労働は生産性を下げることはすでに多くの社会実験で証明されている。

 

さらに低賃金だと「辞めたら生活できない」という恐怖も植え付けることができる。

 

こうした心理を経営者が、もしあなたの努めている会社だとすれば、もうそれは転職したほうがいいかもしれない。

 

大きな失敗をする前に気が付きたい!「決断疲れをしているかも…」と思ったら

街のなかをよく観察していると、または自分の行動を観察してみると「あぁ、この人(または自分)疲れていて思考回路がもう働いていないな」ということがわかる。

 

その事例を紹介したい。

 

要もないのにスマートフォンをいじりたくなってしまう

スマートフォンにはSNSやゲームなどの刺激(報酬)が詰まっていて、疲れてくるとセルフコントロールできなくなりついつい触りたくなってしまう。

 

無性にスマートフォンをいじりたくなってしまっている自分に気がついたら、しっかりと回復させたほうがよい。

 

脂っこい食べ物・甘いものを欲してしまっている

疲れているのであれば、消化もよく栄養たっぷりの食事のほうがいいに決まっている。(病院の食事をみれば嫌でもわかる。)

 

がしかし、僕たちは疲れていると、なぜか焼き肉や天ぷら、ハンバーガーにコテコテのラーメンなど『スタミナ』がつきそうな食事に走ってしまう。

 

サラリーマンのランチをみても中年太りしているいかにも栄養過多の人が「ラーメン大盛りで!」、「ご飯お変わりください!」と言っているのを見れば、なにかおかしいことに気がつくはずだ。

 

人間は疲れているとなぜか大食い、しかも脂や糖質の高い食事に走っている。

 

過激な言葉や刺激に反応してしまっている

「今だけ半額…」

「飲むだけで1ヶ月で10キロ痩せた!」

「40歳でもたった3ヶ月で結婚できた!」

「3ヶ月で月収100万円稼げるようになった方法…」

など、よくコンプレックス商品やサービスが過激なキャッチコピーで広告されているが、コレに反応してしまっている人も疲れている。

 

こんな言葉を聞き流せなくなっているとしたら疲れていると判断しよう。

 

決められなくなり、判断を先延ばしする

多くの事例で紹介したとおり、決断疲れを起こしてくると、判断することじたいを止めたり、先延ばしする傾向がある。

 

ここ数日間を振り返ってみて、ズルズルと先延ばしをしてしまっていることがらがあるとしたら、あなたはきっと疲れているだろう。

 

浪費をしだす

大企業の経営者の話を聞くと、ストレスがひどいがゆえに

  • 300万円のロレックスを衝動買してしまった。
  • ついに愛人を作ってしまった。
  • 赤ちゃんとして扱ってもらえる「バブバブバー」に行ってしまった。

などの逸話をよく聞く。

 

疲れてくると、無駄なものやことに時間とお金を浪費してしまうのは優秀な人でも同じなのである。

 

こんな状態で重要な会社の意思決定や舵切りができるのかどうか、不安でしかなくなる。

 

決断疲れを促す7つ要因

無意識に判断をしていることも忘れてはいけない。

 

まずあまり知られていない部分から紹介したい。

 

自分でコントロールできないものをコントロールしようとする

自分の脳に紐付いていないものは全て、コントロールすることができない。

なぜならば、逆を言えば他の人がコントローラー(脳)を持っているからだ。

よくある例は

  • 他人の思考や行動を変える
  • 他人が運転している車の進路
  • 交差点の赤信号
  • 通勤電車の速度
  • 株価

 

餌や褒美、懲罰、脅しを与えることで一時的にはコントロールできるような気分になってしまうかもしれないが、永続的ではないし反動が大きい。

 

 

それから、もちろん自然現象も、あなたの脳に紐付いていないのでコントロールすることはできない。

  • 天気
  • 1日が24時間であること
  • 地球の自転

などだ。

 

考えればよくわかるのだがコントロールできないことに大切な意思を使う余裕があるのであれば、コントロールできるものをより精度高くコントロールしたほうがうまくいく。

 

不可能を可能にするくらい無謀なので、個々の領域をコントロールしないことで決断疲れを回避できる。

そして、逆の場合もある。

 

自分でコントロールできるものを「コントロールできない」と思いこんでいる

また逆に自分でコントロールできることをコントロールできないと思いこんでしまっている例もある。

 

自分の脳みそに紐付いているものは全てコントロールすることができる。

  • 自分の感情のコントロール
  • 自分が働く会社の選択
  • 自分がつきあう人々の選択
  • 誰かにお願い・教えてもらうという選択

などだ。

 

特に「仕事を辞めたいけど、自分がいないと仕事がまわらなくなるから辞められないという思い込み」をしている人は多い。

 

日本には生活保護や失業保険という素晴らしい制度がある。

 

そして、あなたが辞めても、会社は他の人を雇うことができる。

 

つまり、働かなくても生きていけるという選択肢を無視して「勝手に、この会社で働かないといけない。」と思い込んでいるのである。

 

自分に手足や脳みそがくっついている限り、全ての行動や考え方は自分でコントロールできるものであり、他の人がコントロールできるわけではない。

 

マルチタスク

「マルチタスクができる人は優秀」という認識がひろまりすぎているせいで、マルチタスクのデメリットについてはあまり知る人はいない。

 

マルチタスクのデメリットはずばり、「むだに意思ケッテ地の回数を増やす」ことである。

 

本来人間の脳は複数のことを一緒にこなせないようにできている。

 

3人の話を同時に聞いて理解できなかったり、考え事をしてたら、電車を乗り過ごしてしまう経験がまさにそれだ。

 

実際にハーバード大学の研究でも「能率の高い社員はタスクを変える回数が少ないのに比べ、能率の低い社員は1日に500もタスク変更をしている」ということがわかっている。

 

欲求を我慢する

ダイエット、禁煙、禁酒、または受験勉強や就職活動、アスリート生活により遊びの制限をしたことがある人にとっては、我慢することがどれほど苦痛で大変化をしっているだろう。

 

人間は「やってダメ!」と言われれば言われるほど、やりたくなってしまう生き物である。

 

そして、「今は我慢」ということを考えるたびにエネルギーを消耗していく。

 

そしていつの日か、我慢できなくなり欲求が爆発し、

  • ダイエットの時にどか食いしてしまったり、
  • セックスレスの時に浮気相手を作ったり、
  • 週末に意識がなくなるまで泥酔したり

してしまう。

 

これは先に紹介した人間が持っている「快楽原則」に当てはめることができる。

 

スマートフォンのアプリやニュースよる脳過労

スマートフォンには、無限に気になる画像や動画を見せてくるしかけや気になる人のプライベートを除くしかけがされている。

 

そのたびに、脳は意思決定を繰り返し疲労していく。

 

特に休憩時間にスマートフォンをいじる人が多く、実際には脳は休憩できず思考力や自制心が低下することがいろいろな研究で報告されている。

 

もっと驚きなのは、スマートフォンを使っていないときにも思考力や認知能力が低下しているという実験結果だ。

 

スマートフォンが近くにあるだけで、新しい連絡や通知が気になってしまい、通知があったと錯覚してしまうくらい意識がスマートフォンに流されてしまってるからだ。

 

睡眠不足

「アルコールを飲んで車を運転することは、正常の意識で運転できないので危険である」ということを多くの人がしっているが、18時間起きている人は、飲酒運転している人と同じくらいまで意識レベルが低下することは、あまり知られていない。

 

寝てない自慢をして仕事をしている人は、酒を飲みながら仕事しているくらい愚かなことをしている、と気がつくといいかもしれない。

 

栄養不足と過剰な加工食品

「あなたの体は、あなたの食べたものでできている」ということが当たり前であるように、あなたの脳もまた、あなたの食べたものでできており、それを栄養にして活動をしている。

 

ハーバード大学のエバ・シェルハブ博士によれば、脳はビタミン・ミネラル、抗酸化物質を多くふくんだ食事をとると、活動が活発になると報告している。

 

逆に栄養不足だったり、人工添加物たっぷりの加工食品や糖分が過剰な食事は脳には有害あるとも報告している。

 

「お腹が空いているとイライラする」という感覚からもしっかりした栄養で脳と体を満たしてあげることは、思考力や忍耐力を高めてくれることに間違いはないだろう。

 

決断疲れ回避する方法

いろいろあるが、その中でも効果的だったものを4つに絞って紹介する。

 

瞑想して脳みそをスッキリさせる

疲れると意識が色々なところに飛んで仕事に集中できなくなる。

 

プライベートの問題を仕事に持ち込んだり、またその逆の状況がおきたりする。

 

すると、多くの人が栄養ドリンクやカフェインを手にするようになるのだが、それよりも圧倒的に効果があったのが瞑想だ。

(カフェインや栄養ドリンクは耐性ができるので、そのうち効かなくなる)

 

僕の場合、たった1分の瞑想を始めたことがきっかけで、気持ちをフラットにしてスムーズに意思決定をできる状態になることができた。

【感想】瞑想やったら人生こんなに変わる。精神的に安定し幸せに感じる時間が増えて作業効率もUP>

体調をよくする

体が疲れているとそれだで頭が働かなくなる。

 

そのため睡眠の質を高めたり、食事に気を使っってみた。

 

特に不健康だったというわけではないが、ベストコンディションになると快感が増大するので、イライラすることが減り、よりよい意思決定を行えるように感じた。

 

逆にアルコールによる二日酔いや寝不足というのを極端に嫌うようになった。

 

ちなみに質の高い睡眠は、脳の老廃物を掃除したり、栄養バランスのよい食事は脳の発達に有効であるということもわかっている。

 

当たり前といえば当たり前だが、いい睡眠といい食事は体だけではなく、脳みそにとっても最高の投資となる。

 

環境を整えて意識が飛ばないようにする

誘惑を目の前にして誘惑を断り続けるというのは、焼肉食べてる人の隣でダイエットをするようなものである。

 

むだに欲求を刺激され意識がそっちに流れやすい。のにもかかわらず我慢しないといけないまさに地獄のような環境だ。

 

そういう環境をまずは変えた。

  • スマホやパソコンの通知を全てOFFにして鞄にしまう
  • 余計なブラウザは開かない
  • 机の上にナニも置かない
  • 図書室などを使ってひと目が気になるようにする

などなど。

 

心理学では「パブロフの犬」という有名な実験があるが、人間は意識しただけで、体が反応してしまうようにデキている。

例:

  • 梅干しやレモンを想像するとヨダレが出る
  • ヌードを見ると脈拍が早くなる
  • 好きな人を意識すると普通ではいられなくなる

このような状況をさけるためにも「不必要以外なものは全て視界にすら入らないようにする環境」を作ることはとても大切である。

 

最初に計画をたて、考えずに行動できるようにする。

無計画で気分と感覚、頭の中のイメージだけで仕事をしていたが、しっかり計画をすることによって時間を1/3にまで減らすことができた。

 

つまり無駄な作業と意思決定を節約できたといえる。

 

単純に買い物にいく時に、買い物リストを作ってからいくのと、作らずに行くのでは疲労感が全く違うのと同じだ。

 

買い物リストがないと、気分に頼って行動できるメリットがあるが、必要なものが明確になっていないので、お買い得商品に誘惑されたり、商品棚を網羅してしまうということがある。

 

その分家家的に多くの判断を必要として決断疲れを引き起こす原因になる。

 

仕事でも勉強でもトレーングでも行動に移す前に、一度やることをリスト化して途中で誘惑に惑わされたり、考えたりして余計な意思力を使わないようにすることができる。

 

とくに計画づくりでは「いつ」、「どこで」、「どのように」という3つの要素を入れるとより行動に移しやすいこともわかっている。

 

 

ポモドーロテクニックを取り入れる

そして、最後に集中力と仕事効率化という点で一番効果的だったのがポモドーロテクニックという時間管理術だ。

 

簡単に言うとサーキットトレーニングのようなもので

仕事:30分
休憩:10分
仕事:30分
休憩:10分
仕事:30分
休憩:10分
仕事:30分
休憩:10分

 

のような時間割で仕事をこなしていく。

 

僕の場合は1日にこれを6セット繰り返している。つまり働いている時間は実質1日3時間程度だ。

 

それまでは、ダラダラと働いて1日9時間程度、はたらいたつもりになっていた。

詳細はこちらの記事から↓

【不都合な真実】頑張るよりもリラックスしたら仕事効率が37.5%UP
...

 

おそらく仕事の間に休憩を挟めるので脳も回復デキているのだと思う。

 

このポモドーロテクニックについては超絶おすすめなので、多くの人にもおすすめしたい。

あとで詳しい記事も書こうと思う。

 

【まとめ】意思力はプラシーボ効果だが、後半になるほど意思決定の質が低くなるのは確か

自暴自棄に陥りそうになているなら、まずは休憩して疲労を回復させること、そして同じ状態に陥らないように、今までの行動を改善する必要がある。

 

僕の場合はこれをすることにより

  • ストレスなく仕事に取り組めるようになった
  • モチベーションにたよらず仕事に取り組めるようになった
  • 燃え尽き症候群にもならなくなった
  • 少ない時間で仕事をこなせるようになった

という報酬をえることができた。

 

きっと役に立つと思うので、あなたのできそうなところから始めてみてはどうだろうか?

 

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