「まさかリラックスに意識をむけるだけで仕事のパフォーマンスが37.5%もUPするとは思わなかった。」
というのが僕の感想である。
具体的に仕事効率化した方法はコチラ↓
12時間の仕事を3時間に凝縮させた考え方と仕事術を5つのステップで紹介>
僕のことを知っている人ならわかると思うが、勉強が好き(不必要な勉強は嫌い)で年に何十本もの「仕事効率化」に関する本を読んだりもしたり、セミナーに参加したりしている。
そして、その中でも根本的に僕の仕事のやり方と考え方、そしてライフスタイルをさらに一歩ステップアップさせてくれたのがお金を1円もかけず、たった10分でできる呼吸だった。
具体的な呼吸方法はコチラ↓
呼吸法を変えたら人生変わった!リラックス効果抜群の自然に鼻呼吸・腹式深呼吸になるエクササイズ>
頑張るよりもリラックスしたら成果が出るのであれば、誰だってリラックスしたいに決まっているはずだ。
30年以上「行動力」という武器に頼ってきた僕が、行動力を捨てて成果を出せるようになった理由をレポートとして紹介する。
「まずはリラックスしてください」頑張ること・行動力こそが全てだと思っていた僕がハマっていた落とし穴●
そもそも、なぜ僕がリラックスることに意識を向けるようになったかというと「人間関係によるストレス」が原因だった。
僕のことを利用しようとする人からの誘いや、当時付き合っていた彼女との関係が悪化したことで僕は夜眠れないほどのストレスを感じていた。
それはもちろん仕事にも影響があらわれ、僕の生活を圧迫していたのだ。
イライラしている人の近くにいると分かると思うが、イライラは伝染する。
すると人間関係にも問題が生じてきて、最終的には相手を攻撃(口撃や他の破壊的行動)しだすか、自己嫌悪に陥って自信をなくし自暴自棄に走り出す。
そんな状況を救ってくれたのが「リラックスすることが重要です」という金言だった。
リラックスしたら起きた10の変化
それまでの僕は「リラックスしている時間があったら、とっとと作業しろ。休んでいるから成果が出るんだ」という思い込みと負のスパイラルに陥っていた。
そして最終的には、睡眠障害、過呼吸によるパニックを引き起こしていた。
しかし「リラックスが重要」という金言のおかげで
- 集中力があがり仕事の時間を8時間から3時間に短縮できた。
- ものごとを俯瞰しみられるようになり問題の発見が早くなった。
- 苦手だった計画(プランニング)や日誌も克服し、毎日楽しくできるようになった。
- 想像力が活性化し、よりよいアイデアを生み出せるようになった。
- 大切にしたい人とのコミュニケーションの能力があがり欲しい関係になれるようになった。
- 寝付きが良くなり朝もスッキリ目覚められるようになった。
- 体が軽くなり、気分も軽くなった。
- イライラした時に10分でいい気分になれるようになった。
- イライラした相手の感情に引っ張られなくなった。
- そしてなにより、自分に正直になれ自分らしさを取り戻せて生きていることが100倍楽しくなった。
ということを得られるようになった。
これだけの良い変化をもたらした「リラックス」はやみつきになり今まで苦手だと思いこんでいたことも、喜んでできるようになった。
もしあなたが、1日10分で自分を変えたい、人生を変えたいと思うのであれば、僕がやっているリラックス方法2つはとても投資効果が高い行動になるだろう。
即効性があり習慣化しやすかった3つのエクササイズ
3つ目に関しては、常に温かい海の近くに住んでいる僕だからできることかもしれないが、最初の2つはお金をかけず10分でできることなので、ぜひ読み終わったらすぐに試すことができる。
1分間の瞑想で心も頭もリラックス
僕が一番最初に取り入れたのは、1分間座禅をするだけの瞑想だ。
過去に失恋した時、「布団の中にこもってひたすら無になる」という経験をして楽になったことがあったので、瞑想は効果があるという実感があったからだ。
ただ目をつぶって1分間座るだけなのだが、これが思ったとおり頭がスッキリして気持ちよかった。
頭がスッキリした状態で仕事に取り組めることが快感になり、毎朝の習慣になっている。
今は1分では足りず、時間も10倍の10分間にまで増えた。
瞑想は心を落ち着かせるのに本当に効果があるので、とてもおすすめである。
腹式鼻呼吸でじんわりリラックス
瞑想をしていると、頭の中にふと考えが浮かんでしまい、「無になることが難しい」ということが度々ある。
その時に瞑想と一緒に取り入れると「無」になりやすかったのが複式鼻呼吸の導入である。
腹式呼吸は腹を膨らませたり凹ましたりするだけ、そのポンプの役割を使って鼻から呼吸するだけ、ととてもシンプルである。
呼吸に意識を向けるだけで、余計なことがあたまに浮かんでこないのでとても便利である。
それから複式鼻呼吸の最大のメリットは「高地トレーニングと同じ恩恵を受けられること」にある。
オリンピックや世界選手権をめざすマラソンランナーが標高の高い場所で高地トレーニングをするのは有名な話である。
高地トレーニングをすることの目的は、血液が酸素を運搬する能力を高めて、体内に取り込む酸素の量を最大化させることである。
酸素が体内や脳みそに十分にいき渡るようになるからか、複式鼻呼吸をすると体がリラックスし、頭もスッキリするのだ。
瞑想と一緒にできるので、どうせやら一緒にやったほうがいいだろう。
直後から呼吸がどっぷり深くなる5mの潜水
これは誰にでもできるエクササイズではないと思っているが、メチャクチャ効果を実感できたのでぜひおすすめしたい。
なぜなら潜水した直後から効果を感じられるほどの即効性があり、さらに数日間も持続するからだ。
ちなみに、この潜水を見つけた経緯は、僕がバリ島のある秘密の宿に泊まっていた時に得た体験である。
宿のオーナーの遊さんは、まるで仙人のような存在で山登りとサーフィンが好きなとてもナチュラルな人である。
ある波のない日に「よかったら潜水に行かない?」と誘われて行ったのがきっかけである。
もともと僕は海に潜れるし、潜るのが好きなのでついていった。
久しぶりだったので体が慣れていないこともあり最初は3メートルくらいで眉間のところがキーンと痛くなりそれ以上深く潜ることは無理だった。
それでも、終わった頃には爽快感を感じた。
そして数日後、また海に潜水しに行った。
浅いところで徐々に体を慣らしながら潜水したら、今度は5~7メートルくらい潜れるようになっていた。
5メートルほど潜ると水圧が高くなり、体と頭がキュッと締め付けられるのを感じた。
この時はまだ、5メートル潜ることに怖さがあり、その恐怖からかすぐに水面に上がりたいという衝動に駆られる。
しかし、慣れてくると潜水している時間がとても気持ちよく感じられるようになる。
水深5メートルで水かきをして泳ぐと無重力ということもあり、まるで宇宙にいるかのような不思議な感覚を味わえる。
そして数日後、再び潜水しに行った。
今回は潜ることがとても気持ちよかったので調子に乗って10メートル付近まで潜水してみた。
水深10メートルから海面を見上げると、改めて自分が凄い深いところまでいることにビックリする。
少し水圧が強いことが気になるが、海底でリラックスすると体の全ての筋肉と関節がほぐれていくのがわかる。
ゆっくり水面に上がると、まるでクジラのような大きな肺をもったように酸素が体内に入って体がじわじわとしてくるのが心地よい。
部屋に帰って硬い枕に横になると、体が究極にリラックスしていた。
呼吸が人生で感じたことのないほど深くなり、その結果、脳がジワジワ〜とほぐされてくるような快感に襲われた。
それから数日、笑顔がとまらなくなり、深く呼吸することが快感になった。
これは一種のナチュラルハイだと思う。
- 頭がスッキリする
- 心が穏やかになりイライラしなくなる
- 常に呼吸が深くなり、常にリラックスを感じられる。
潜水をしてみた結果は本当に素晴らしかったので、チャンスがあればぜひやってみてほしい。
体の凝りや頭にのこったモヤモヤが解消され、まったく別世界をかんじることができる。
もう1つこの人に教えてもらった故郷のエクササイズが大きな変革がもたらしたのでそれについても以下の記事で紹介している。
リラックスすることで高まった5つの能力
リラックスすると単純に頭がよくなったように感じます。
常に機嫌よく、そして集中力が高くなり、問題解決がはやくなる。
そして忍耐力も強くなりムダな誘惑がドンドン遠のいていく。
リラックスをすることは頑張るよりも投資効果が高いのでぜひ、その内容を知ってほしい。
【自制心】自分の機嫌をコントロールできるようになり集中力が高まった
イライラしているとまず、仕事に集中することが難しくなる。
仕事には必要のない余分な感情に脳が使われてしまっているのだから、仕事の効率が落ちるのもあたりまえだ。
アドラー心理学的に言うと、イライラしていて仕事に集中できなくなるのは「課題の分離ができていないから」と言うことになる。
ようは仕事と家族の問題は全く関係のない別の問題であるにもかかわらず、「一緒にしてしまっている」ということが問題なのである。
しかし、そんな簡単に「課題の分離」はできたら苦労しない。
仕事のストレスを家に持ち帰っている人や家庭の悩みを仕事場に持ち込んでいる人というのがむしろ一般的だろう。
それでも、瞑想と腹式呼吸をたった10分やるだけで課題の分離ができるようになる。
僕の場合は嫌な気持ちに引っ張られたくないので、ストレスを感じたら10分間時間をとって瞑想+腹式呼吸をするようにしている。
会社にいて人が気になってしまう人はトイレに座りながらでもできるのでおすすめしたい。
自分の機嫌は自分で取るようにしよう。
【計画力】苦手だった計画や日誌を毎日できるようになった
「計画の建て方セミナー」に何度も参加したのに結果的に、いつも3日坊主だった僕がなんと今では毎日、朝に1日の計画をたて、さらには1ヶ月後、3ヶ月後の計画まで建てられるようになった。
これは、たんに「瞑想」をやることでリラックスできるようになったことが1番の原因だと考えられる。
今までは「行動力」に注力していたため、計画をたてる時間すらもったいないとしていたが、計画を作る時間をしっかりとることで、なんと8時間かけていた仕事を3時間に減らすことができた。
これにはいろいろなテクニックを応用したので、後で詳しく説明したい。
【正直】自分の心に素直に慣れてストレスが激減した
これも瞑想によるメリットから得られたことである。
瞑想中はいろいろなことが頭に浮かんでくる。
そして、たまに、思いもよらなかったこと(潜在意識)が頭に浮かんでくるのだ。
無になることが目的なので流すのだが、瞑想中に浮かんできた意識を直後にメモとして書いておく。
普段は忙しかったり、考え事が多かったりすると考えすぎで自分の心にウソを付いていることが多い。
しかし、リラックスして瞑想するこで、自分が思っていること、感じていることがポン、ポンと出てくるので「自分の正直で素直な気持ち」に会うことができる。
そして、それらは自分の心のドコかに引っかかっていて、しらないうちにストレスの原因にもなっていたりする。
自分に素直になることで生きやすさがグッと増した。
【想像力】アイデアがポンポンでるようになった
「アイデアは頑張って出すもの」という価値観に囚われていたが、リラックスしたほうがアイデアはポンポンでてくることに気がついた。
むしろ集中してしまっている状態は、視野が点になり狭くなってしまっているので、アイデアを出すのには適していないことがわかった。
1つのことに集中するよりも、リラックスをして視野を広げて多くの選択肢があることに気がつけば自然とアイデアは出てくる。
【忍耐力】精神的に安定する日が多くなった。
体や心がリラックスしていると、ゆとりがもてるので少しのことでうろたえたり、イライラしたりすることが減る。
普段から緊張状態にある人は、触ったら爆発してしまいそうな人もいるし、イライラしている人はいろんなことに過敏に反応してしまっていることがわかる。
例えば、
- ストレスを満員電車で怒鳴散らすことで解消している人
- ストレスをアルコールで解消している人
- ストレスを暴飲暴食で解消している人
- 誰かをいじめることでストレス解消している人
などである。
リラックスすると忍耐力がつくので破壊的、破滅的な習慣からも脱却できる。
とくに体調がよくなってくると、暴飲暴食やアルコールの飲みすぎは体調を悪くするので自然と遠ざかっていくのだ。
【まとめ】脳と体が自動的にリラックスできるようになるとすべてが変わる
体育会系で行動力や根性などで頑張っている昭和的な考えだッタ僕は頑張れば結果が出ると思っていた。
しかし、それでは一定のところまでしか伸びていかない。頭打ちしてしまった。
さらに伸ばそうとするには仕事の効率化を図ったり、何かを変えて成果を出さないといけない。
まさか努力や行動量とは全く違う「リラックス」という適ししていたものが、特効薬のように僕のライフスタイルを変えてくれた。
仕事は効率化され、頭は冴えるようになり、体調もバッチリで、無理に努力しようとしなくてもやる気がフツフツと出てくる…
とくに燃え尽き症候群やなぜか頑張れなくなってしまった人、頑張らないと成果が出ないと思っている人は、「リラックス」を求めてみてください。
人生が変わります。
P.Sあなたに何かしらの変化が訪れたら、コメントをいただけると嬉しいです。
次の記事に反映してよりよいコンテンツを提供できるようになります。
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