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なぜ、自己分析じゃ得意なことは見つからない?確実に自分の得意なことを探す方法

得意なことや天職を見つけるために、

「得意なことを探すための○つの質問」

「適正を見つけるための自己診断」

ストレングスファインダー

のような自分の強みや得意なことを見つける診断をやってみたけれども、

「なかなか得意なことに出会えない、強みがわからない。」という経験をしたことはないだろうか?

 

こういう一見、便利そうな診断では、残念ながら、得意なことを見つけるまでには至れない。

 

 

なぜならば、「得意なことは環境によって変わる」という原則が抜け落ちているからだ。

 

得意なことは、「環境」によって左右される

もし仮に、得意なこと診断で、あなたには「プログラミングの才能がある」と出たとしよう。

 

細かいことが得意で理系のあなたなら、「たしかにそうかも知れない」とプログラミングに挑戦してみるかもしれない。

 

そして最初は、「なかなか面白い!」、「たしかにこれは自分に合っている!」と喜ぶだろう。

 

しかし、残念ながらそれはつかの間に終わる。

なぜならば、仕事を続ければ続けるほどに、あなた以上にプログラミングを得意とする人に出会ってしまうからだ。

 

地域のプログラミング教室やオンライン講座では、たしかに他の人よりもできたかもしれない。

 

しかし、仕事の世界、プロの世界に入ると

「自分がいかに未熟か、」

「自分がいかに自分が無力か、」

を思い知らされることになる。

それ以上に、ずば抜けた才能を持つ人達に出会ってしまい、「自分の才能のなさ」を実感することにもなるからだ。

 

きっとあなたも今までにそんな経験をしてきたはずだ、

  • 中学までは学校で1番だったが、進学校の高校に行ったら、信じられないような天才がいた。
  • 小学校では学校で一番足が速かったが、県大会に行ったら後ろから数えた方が早かった。
  • 高校まではカワイイ、カッコいいともてはやされたけど、大学に行ってモデル級に可愛い子がいて

 

このように自分の才能とか得意というのは、あなたがいる環境によって変わってくる。

 

得意というのは、あなたと環境の関係性によるので、

『初心者のパソコン教室では得意』でも、「高収入がもらえる仕事現場では使い物にならない」

という現象が起きてきてしまうのだ。

 

このように「自分の得意なことは環境によって変わる」という大前提を知っておくと、自分の得意をどうやって探すか、そして活かすことが重要か、が見えてくる。

 

そして、得意なことを見つける方法は「リーンスタートアップ戦略」という方法を使えば、あなたが今すぐ使える得意なことをあぶり出すことができる。

 

ここでは、僕がなにか新しいことを始めるときにどうやって、時分の得意や強みを見つけ出し、成果を出しているのか、体験と一緒にシェアしていく。

 

そもそも、「なぜ、得意なことを探すことが重要」なのか?

得意なことを見つけることが、なぜ重要なのかというと、存在しているだけで価値を生み続ける事ができるからだ。

 

例えば、子犬や子猫を考えてみるとわかりやすい。

↑なにか特別な生産活動をしているわけでもななく、無条件に可愛いと思ってもらえて、さらには「ご飯をあげたい。」 、「雨風をしのげるようにしてあげないと」とまで思ってくれる人もいる。

存在しているだけなのに。

 

そして、これは人間にもあてはまる。

 

人間、それも大人になると少しハードルは上がるがあなたもこんな人を知らないだろうか?

  • 人と楽しそうに話をしているだけで収入を得ている人
  • とにかく数値につよく、数字を扱うことで収入を得ている人
  • 次から次へと面白い話をするだけで収入を得ている人
  • どんな環境でも自分のできることを探して収入を得られる人
  • 継続することが得意で淡々と仕事をして収入を得ている人

などだ。

 

得意のレベルがどのくらい高いかによって収入の量は変わってくるが、あなたの周りにもいないだろうか?

例えば、職業は、こんな感じだ。

  • 人と楽しそうに話をする、話を聞くだけで収入を得ている人
    • 営業、カウンセリング、交渉が得意。
  • とにかく数値につよく、数字を扱うことで収入を得ている人
    • データ改善、プログラミング、計算など細かいことが得意。
  • 次から次へと面白い話、アイデアをするだけで収入を得ている人
    • 企画、発案、行動、することが得意。
  • タイミングや流行を掴むことで収入を得ている人
    • トレードや掘り出し物を見つけることが得意。

 

キャバクラで働く若い女の子が、おじさんの話を聞くだけで年収1000万稼いでて「あいつは対してスキルもないのに…」と嫉妬する人もいるだろう。

しかし、「知らない人の相手の話を楽しそうに聴ける。」というのは間違いなくスキルである。

 

このように、得意なことを仕事にする利点は、自分が意識しなくても自然とできてしまっていることで、まわりから嫉妬されることさえある。

 

「得意なことが見つからない!」という人がよくする『勘違い』

営業という職業をみた場合、「コミュニケーションが得意」な人ほど有利。

と考えてしまう人は多いだろう。

 

でも少し良く考えてみると、これが嘘であることがわかる。

「コミュニケーション能力が高いのに売れない営業マン」というのはわんさかいる。

↑コミュニケーションが得意なのに、全く売れない営業マン

 

逆にコミュニケーション能力が低くても爆発的な成績を収める営業マンがいることも確かだ。

コミュニケーションが苦手な代わりに、圧倒的なデータを用意することで顧客の安心を勝ち取り魅了することもできるのだ。

 

このように、得意なことを安直に職業に結びつけてしまうと、「得意なはずなのに、成果がなかなか出ない。」という沼にハマってしまう。

 

なので、ここで説明する「得意なこと」というのは、必ずしも職業を変えなければいけないとか、違う仕事の中にある、とか、そういうものではない。(もちろん変えた方がいい場合にもある。)

 

「自分が負担なく1番成果を出せる方法」として、得意なことを考えてみてもらいたい。

 

そして、得意なことを見つけるに当たって重要になるのが、次のことだ。

 

なぜ、得意なことをしているはずなのに、成果が出ない…?

得意なことを仕事にする_デメリット

こんな答えを期待していなかったかもしれないが、結論からいうと、得意なことはやってみないとわからない。

 

そして、適性検査に依存すると失敗する。

 

僕の経験だけではなく、適性診断をしたところで、自分の得意が見つかる確率は29%以下しかないということが研究によってもわかっている。

 

逆をいえば、適性検査だけに従った場合、70%の確率で失敗するとも言える。

 

なぜかということを説明していきたい。

あなたが「得意」は環境次第で変わってしまうから。

あなたの「得意なこと」は環境に依存している。

 

単純なはなし、常に上司に脅かされていたり、長時間労働や睡眠不足により披露が蓄積してしまっている場合は得意な能力も十分に発揮することはできない。

もっとこうしたら、よくなるのに。。。と分かっていても、それを用意に実行できる環境でなければ意味がない。

 

いくら、あなたが得意なものをもっていたとしても、それを活かせる環境じゃないと、「得意」は発揮されない。

 

得意なことは全て「他者との比較」で決まる。

あなたの得意なことというのは、他人との比較で決まる。

 

どういうことかというと、あなたは「得意」だと満を持していても、あなたよりも得意な人がいたとき、あなたの得意は消えてしまう。

 

例えば、あなたは調理師学校に通い、さらに栄養士の免許までもっており、和食の料理が得意だとする。

しかし、ミシュラン3星の料亭の板前を前にしたら、「得意」とは言えなくなってしまうだろう。

 

あなたは得意だと思っていても、得意と認められない場合がある。

 

逆に、これから和食を勉強したいと思っている高校生や、1度も料理をしたことのない人にとってはまさに「先生」という立場になって得意になってしまう。

 

つまり、あなたの「得意」というのは、周りにいる人間との関係性によって変わってきてしまうのだ。

 

「得意」を勘違いしてしまっている。

↑得意を勘違いしてしまうというのは、まるでジャイアンのカラオケのようなものだ。

 

自分では得意だと思っているのに、周りからは下手、もしくは迷惑だと思われてしまっている人をよくいる。

 

先程も説明したが、「得意」というのは他者比較であり、他者からの評価である。

 

このように、得意なことというのは、どれだけ分析しても、人間関係や環境にもよるので、実際のところ行動に移してみないと能力が発揮できるかどうかはわかりにくい。

 

という前提をしったうえで、自分の得意、特性、能力、才能というものを見つけていく必要がある。

 

自分では気が付きにくい?得意なことを見つけるための判断軸・特徴

得意なことというのは、自分で自然にやってしまっている(ストレスを感じない)ので、気がつくのが難しい。

あなたにとっては「当たり前でしょ?」と感じてしまい、それが普通だと思いこんでしまっているので気が付きづらい。

なのでここでは、「得意」というものを一緒に探っていきたい。

ついついやってしまうこと(自分の癖)

例えば、あなたがこのページを読んでいるということは、あなたはすでに、他の自己分析や自分の才能を発見する方法を読んでいることでしょう。

(中には誰かにシェアをしてもらって、きている人がいるかもっしれません。)

 

だから、「自分の得意を見つける方法」、「自分の才能を見つける方法」などを、無意識かもしれないが自分でやっている。

 

このように得意なことっというのは無意識の中ですでにあなたは行っている。

 

なので、自分が無意識的にやっていることをリストにしみると自分の得意が可視化できる。

  • ついつい分からないことを、検索してしまう。
    (自己解決するのが得意)
  • ついつい誰かに、お願いしてしまう。
    (誰かに解決してもらうのが得意)
  • ついつい、もっとこうなればいいのに考えてしまう。
    (改善箇所を探すのが得意)
  • ついつい、思ったことを口走ってしまう。
    (アイデアを出すのが得意、自分を表現するのが得意。)
  • ついつい困っている人がいると助けてしまう。
    (人の悩みを自分のように理解するのが得意)

といった感じだ。

 

自分で調べるというのも能力だが、誰かに教えてもらうというのも能力だ。

 

 

骨髄反射的に誰かを指摘してしまいたくなること。

他人に対して、

「なんでそんな事ができないのか?」
「なんでそんなことにも気が付かないのか?」

と思えたことがあるのならば、それはあなたが無意識でもできるくらい得意なことだからだ。

 

例えば、

  • 論理的じゃないと感じると「それは論理が破綻しているよ」と言いたくなってしまう。
    (論理的な思考が得意)
  • 論理的にはあっているけど、「それじゃあ、人は動かないよ。」と人の心を考えることができる。
    (感情でのコミュニケーションが得意)
  • 常に転職している人に対して「忍耐力が足らないよ。」と言いたくなってしまう。
    (継続することが得意)
  • 誤字や脱字、誤植を見つけてしまい、「間違ってますよ」と言いたくなってしまう。
    (詳細を把握するのが得意)

注意しなければならないのは、「嫌味」や「相手の足を引っ張る」ためではなく、100%相手のことを思って指摘してしまうようなことだ。

 

自分の所属しているコミュニティーの中にある。

そのコミュニティーの中にいると、自分よりもすごい人を見てしまうため「得意」とは感じられないかも知れない。

僕もサーフィンが好きでサーファーの仲間が沢山いるので、得意とは言えない状況はしばしばある。

しかし、場所を変えて

「サーフィンをやってみたいけど、どうしてもわからない。」
「サーフィンをするのが怖い。」

という人からしたら僕は

「サーフィンが得意な人」

となることができる。

 

自分が時間を費やしてやっていることに関しては、初心者からしてみれば、いつでもすごい人になれる。

 

目線を変えると得意を見つけることができる。

 

得意なことを見つけるために便利な「リーンスタートアップ戦略」

上記でも説明したが、「得意を活かせるか、活かせないか」は、環境や人間関係にもよってくる。

 

なので、実際にはやってみないとわからない。

 

ちなみに、ビジネスで成功している人の話を聞いてもやはり100%成功し続ける、ということはない。

 

10回新しいことを始めれば9回は失敗する。

〜ユニクロ・柳井社長〜

 

世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。

〜京セラ創業者・稲盛和夫氏〜

 

99%は失敗の連続であった。そしてその実を結んだ1%の成功が現在の私である

〜ホンダ創業者・本田宗一郎〜

 

いろいろな企業を調べてみればわかるが、失敗をしていない企業などいないし、失敗していない実業家もいない。

 

 

このように、やっても成果が出ない、失敗するんじゃないかと思ってしまうと、どうしても尻込みしてしまう。

 

そこでおすすめしたいのが、「リーンスタートアップ戦略」という、『複数の得意を試しに実践して、そのなかで成果の出たものを選ぶ』という方法だ。

 

「リーンスタートアップ」という言葉にすると難しく聞こえるが、植物を育てることに例えると、とてもわかりやすい。

 

植物を種から育てた経験がある人にはわかるだろうが、すべてが発芽するわけではない。

↑種の中には不良で発芽すらしないものもある。

なのでまずは、種を蒔いて発芽するかどうかを、まずは見極める。

 

そして次に、発芽した中でも1番良く成長しているものを選んで育てると間違いなく1番よい株を見つけることができる。

このようにうまく行っているものだけを残して、うまくいっていないものは捨てると、最小限の労力で成果をもたらす植物を育てることができる。

 

得意なことも同じで、いくつかの得意なことをやってみる。

 

その中で成果が出たもの、出なかったおのに分類できるので、成果が出たものを残す。←これをやると得意なことが勝手に抽出することができる。

 

なので、失敗しながらも確実に成果を出せる「リーンスタートアップ戦略」を使えば、小さな失敗と小さな成功を積み上げながら、自分と得意を開花させることができる。

 

小さく始めて試す。

自分の興味あること、得意だと思うことを3つくらい選んでおこう。

そして、始める際に重要なリーンスタートアップの鉄則は「小さく始める」ことだ。

多くの人が形から入るために、新品の道具をフルセットで購入したり、大きな土地を用意してしまうが、これはやってはいけない。

発芽しない種(得意ではないこと)にいくら栄養(お金)と時間(労力)を欠けても育たないものは、育たないので無駄になる。

 

小さく始めれば最小限の労力で得意かどうかを見極めることができる。

 

なので、職業だとしたらアルバイトから始めるくらいでいい。

 

道具が必要であれば中古のものを揃えよう。

 

あなたの得意を高く評価してくる環境をみつける。

それから、環境もとても大切だ。

 

例え、あなたが得意の分野だとしてもブラック企業だったり、あなたの健康を脅かすようなところであってはならない。

 

砂漠に植物を育ててもすぐに枯れてしまうのと同じだ。

できるだけ栄養分や水が潤沢にあるオアシスで育てた方が良いに決まっている。

 

しっかりあなたの得意を評価してくれたり、もっと伸ばしてくれる場所をみつけよう。

 

では、どうやって、そのオアシスを見つけるかというと、自分が好んで使っているサービスやお店、仲の良い知り合いから紹介してもらって始めるのがベストだ。

 

それから、きちんと自分が欲している報酬が得られる環境であるかも重要だ。

 

お金、スキル、やりがい、安心、アドレナリン、長期的な関係、その中で1番重要なのは、なんなのか…

 

よく勘違いする人がいるが、いくらあなたが欲しても、「持っていない人は、持っていないゆえに、与えられない」という当たり前のことだ。

 

自分が欲しているものを持っている環境で選ばないと、得意なことをやる意味がなくなってしまう。

 

自分の得意を正当に評価して選ぶ

そして、得意なことが見つかったときに、がっかりすることがあるかもしれない。

 

やりたいことが得意ではないことは全く違うということが怒る体。

 

例えば、あなたは得意探しのために、飲食店で仕事をするとしたとする。

あなたの希望は、キッチンだったり、ウェイターだったりするかもしれない。

 

しかしなんと、あなたの得意なことは「掃除だった」としたら、がっかりするだろう。

そのレストランは、誰よりもあなたより掃除をキレイにできる人がいないからだ。

 

ただ、ここで「掃除が得意でも全く使えない」と評価してしまえば終わりだ。

 

なぜなら、あなたには「掃除の需要の高さ」を理解していないからだ。

 

例えば、お金持ちの人ほど、高価なものをたくさん持っており、それを持っている家に住んでいる。

「絶対に壊したくないけどキレイに保ちたい。」

 

と思っている人はいて、この人達は、掃除にも相当なお金を払うだろう。

 

なぜなら、掃除中に落として壊したら100万円するアンティークなどを持っていて、安価な労働者には任せられない仕事だ。

他にも高級車の戦車、高級時計や高級ホテルのVIP専用の掃除なども考えられる。

 

得意なことをお金に変える方法はたくさんある。

 

いずれにせよ、自分はナニが得意で、何が不得意なのか、感情だけに囚われるのではなく、しっかり周りの人を観察し、比較して選ぼう。

 

得意なことで習得しておくと便利なスキル

自分の得意なこと、得意分野が分かっていると、それを武器にしていろいろなスキルを身につけることができる。

 

自分の成功パターン(自分なりの哲学)

うまく行ったときに、どのような要素が成功に必要な要素であるかを知ることができる。

僕にとっての成功パターンは、

  • 尊敬できて、好きなことをトコトンやっている人についていく。(教えてくれるとは限らない。)
  • 1年時間をかければ頑張れば、そこその結果がでる。

この2つだ。

そして3年目には欲しい成果を手にれられているという体験を3回以上は経験している。

自分の成功パターンを知ることで自身が持てる。

 

自分を必要としてくれる人のことを深く知れる。

得意なことをしていると、相手がどんな困っているのか、どんな悩みを抱えているのか、が見えるようになってくる。

 

得意なことは、自分で意識せずにできてしまうことなので、問題に気が付きにくい。

 

あなたを必要としてくれる人が、どんどん問題をもってきてくれるので、「どんな人がどんな悩みを持っているのか」を知ることができる。

 

説明するスキル(プレゼン力)

自分には解決方法が見えていても、相手には見えていないので、理解してもらうことがそもそも難しかったりする。

 

理解してもらえるように説明しないといけないので、説明するスキルが身につく。

 

僕の場合は、論理的に話すのが苦手だったが、こういう部分も克服することができた。

 

 

得意なことを仕事にするデメリット

得意なことは、成果を出しやすい、成長しやすいというメリットがある反面、デメリットもある。

特にサラリーマンの人達は、このデメリットに陥ってしまうので、独立や企業によく夢をみてしまう。

 

情熱を注ぎにくく、飽きやすい。

 

得意なことで成果を出していても、あるところで行き詰まる。

 

というのは、自分以上に成果を出している人に出会ってしまうからだ。

 

そうした人たちは、 得意ではなく、「好き」でやっているので、どこまでも追求し続ける。

 

そして、自分以上に爆発的な成果を上げる。

 

そんな人達にあってしまうと、

「自分はこの職種好きだけど、そこまで好きではないかな。この人達みたいに情熱をもって取り組めて、成果を爆発的に上げたい。」

と思ってしまうようになる。

 

熱中している人に追いつかれたり、羨ましく思えてしまう。

 

努力しにくくなる。

得意なことというのは、努力せずにも成果を出しやすいので、「努力する」ということに負担を感じやすくなってしまう。

 

努力せずに成果がだせるため、努力せずに成果を出す方法を探す癖がついてしまうからだ。

 

しかし、圧倒的な成果が欲しくなったとき、どうしても努力や血が滲むような経験をしないといけない時がある。

 

努力しないことになれていると、そうした壁はとてもハードルが高く思えて逃げ出したくなってしまう。

 

幸福度とは別の問題

得意というのは他人との比較から生まれるから、こそ他人と自分を比較してしまう。

 

自分よりも楽しそうにやっている人、そして、さらにうまく行っている人をみると自分の才能が小さく感じてしまうことがある。

 

得意なことである程度の成果を出したら、次は好きなことで成果を出すことが求められるだろう。

 

自己評価で生きると比較しなくていいので、やっているだけで楽しいと思えるし、幸福度も高くなる。

 

得意なことを見つけるために自分の「特性」を知れる2つのツール

得意なことを見つけるに僕がものすごく助けられたのが、これから紹介する2つのツールだ。

「特性」というのは、あなたの体のシステムや思考のシステムにどういう傾向があるかということだ。

 

例えば、右利き、左利きというものがあって、左利きなのに、右利き用のハサミを使ったり、習字をするととても苦労することになる。

 

そして、それは手だけではなく、思考や感覚というものにもココに偏りがある。

 

自分の体や脳みその特性を知ることで、世界はもっとイージーモードになる。

 

ウェルスダイナミクス

ロジャー・ハミルトン氏の「才能は開ける」という本で紹介されているウェルスダイナミクス(富の拡張)という理論はとても役に立った。

人間は主に4つの性質:

  • 想像することが得意な人
  • 人と人をつなげるのが得意な人
  • 人の役に立つことが得意な人
  • 詳細を知るのが得意な人

に分類できることがあり、富を蓄積するには、自分の特性をどのように活かすかが説明されている。

 

個人的には、自分の特性を理解するのと同時に、仕事で関わる人の特性を理解できたので、ものすごくよかった。

  • なぜ、あの人は指摘ばかりするのか?
  • なぜ、あの人は実務ができないのか?
  • なぜ、あの人は仕事を振ってばかりいるのか?

などなど、よくあるイライラすることも、その人の「特性」と認知することで、こちらが活用できるようになる。

ウェルスダイナミクスについて詳しく知る>

 

自分の利き腕がわかる「心理的機能分析」

「あの人とは話が噛み合わない。」

「あの人は論理的に考えないから話してもムダ。」

「あの人には感情というものがないから一緒に仕事をしたくない、。」

「あの人はいつも違うことを言っている。」

これは、各々のコミュニケーションの手段が違うから起きる現象だ。

 

ユングの分析心理学は、人間のコミュニケーション手段を4つ(思考・感情・感覚・直感)にわけて説明しており、普段、自分が、どの手段を使ってコミュニケーションを取っているかを分析する。

 

コミュニケーションがうまう行かない人は、自分と相手が違う手段(思考と感情)が違う場合がよくある。

 

「心理的機能分析」をやって自分のコミュニケーションの利き腕を知っておくこととコミュニケーションの摩擦を大きく減らすことができた。

心理機能分析について詳しく知る>

 

【まとめ】得意なことは、やってみないとわからない。環境にもよるから。

「得意なこと」というのは、あなたとあなたの周りの関係性によって変わってくる。

 

得意なことをやっていたとしても、ブラック企業でストレスを抱え、思考力の低い中では発揮できないということもある。

 

なので、今回紹介した「リーンスタートアップ戦略」のような方法で、いくつか試してみた中で得意なことを絞り込んでいくという方法もある。

 

そして、個人的には、得意なことでうまくいくようになったら、そこで培ったスキルを「好きなこと」に投資して、好きなこと選ぶ人生を送ることをおすすめしたい。

お金は?仕事は?好きなことをして生きるために立てた計画と戦略5ステップ
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