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好きな場所に住む時代。5年海外アドレスホッパーしながら生活した感想(メリット・デメリット)

僕はこの5年間ブログを書きながら海外でアドレスホッパーをしているのだが、「オンラインで仕事する人が毎年増えているなぁ」と感じていた。

 

5年前は、会う人会う人に、

そんな働き方は理想的だね〜


と言われていたのに、コロナになり日本でもリモート薬剤師やリモート美容院という職種の人が日本でも出てきてビックリしている。

 

そして、2020年あたりから「風の時代」という言葉をよく耳にするようになった。

 

「風の時代」というのは、簡単に言うと「風のように流動性の高い時代、社会」ということのようだ。

もっと具体的にいえば、仕事がオンライン化しているので、今まで都会に集中していた人口が一気に地方都市や沖縄、北海道に分散しだしている。

 

また、それにともなって地方都市や魅力的な田舎に人がもどり、そこでも生活に必要な仕事も増えつつある。

 

流動性が高い、というのはメリットもあるが、もちろんデメリットもある。

 

ということで、今回は、僕の体験から、風の時代、特に住みたい場所に住む生活についてシェアしたい。

 

住みたい場所に住む時代のメリット

風の時代は、さまざまな職業がオンライン化して、「職場=住む場所」という縛りがなくなった。

 

どうしても「住みたい場所」というよりも、仕事や生活に便利な「住みやすい場所」を選ばざるをえなかった人が多いだろう。

 

僕は5年前から、好きな場所、住みたい場所を選んで暮らしをしてきたので、そのメリットを紹介したい。

 

自分にとって都合のいいライフスタイルを選べる

住みたい場所に住むと、自分の趣味を軸にしたり、自分や家族の都合に合わせたライフスタイルを選べるので、合理的に幸福度の高い人生を歩める。

 

例えば僕の場合は、

  • 海の近くに住んで、毎日、朝と夕方だけではなく、コンディションに合わせてサーフィンできる。
  • 季節によって住む場所を変えることができる。
  • 家族のイベントに合わせることができる。

ということが可能になった。

 

若い人や刺激が好きな人は東京や大阪の大都会に住むというのが、理想のライフスタイルかもしれない。

 

でも、多くの人は仕事場所に縛られているので、自分のライフスタイルに合わせた生活を送ることが難しい。

 

格安で東京に1ヶ月、沖縄に1ヶ月、北海道に1ヶ月、という暮らしも

「日本は長期休暇をとれない。」というのが一般的だが、ここが変わる。

働きながら旅行するということも可能になるからだ。

 

さらに社会も変化し、中長期型のホテルや民泊事業が、このコロナで躍進を遂げているので、これからはアパートと契約するということも減っていきそうだ。

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実際に、コロナの影響でアパートと同じ価格で滞在できるホテルが続出したり、Airbnbなどの民泊事業が上場したりしている。

 

人が地方に移ったことで、都会の地下は大暴落をし続けており、今後は、格安で中長期滞在できるホテルや民泊のサービスが拡充されるだろう。

 

価格が落ちることで、今後ますます、まるで旅行しながら生活する、というようなライフスタイルを送りやすくなる。

 

地方で独自の文化が生まれやすくなる。

アメリカのシリコンバレーやオーストラリアのバイロンベイなどのように、同じ趣味嗜好を持った人たちが集まるコミュニティーが形成されるので、各地で独自な文化が産まれてくるだろう。

 

日本でもファッションが好きな人が集まる原宿や、ミュージシャンが集まる下北沢がいい例だ。

 

僕のようにサーフィンが好きで海の近くに住みたい人が集まる地域ではサーフカルチャーが発達し、山が好きだったけど、職場が東京だったため週末しか山に住めなかった人が山の麓に住みすので山好き&キャンプ好きの人たちが集まる村になるだろう。

↑すでに日本でもニセコや白馬、妙高にはココ数年で、海外から多くのスノーボーダーが移り住んできており、新しい独自の文化を作り上げている。

 

自分と同じ感覚の知り合いが増える。

好きな場所に住むようになると、同じ感覚、似たような考えの人が集まるようになる。

 

なぜかというと、通勤や通学を考えなくてよくなるので、選択肢が広がり、より自分の感覚で住む場所を選べるようになるからだ。

 

すると不思議なことに、その場所を気に入った人たちが集まりだす。

 

これはとてもおもしろい現象なのだが、

 

地方の利便性があがり、生活もしやすくなる

地方の人口が増えることで、サービスが拡充されたり、新しい仕事が生まれるので生活しやすくなる。

 

例えば地方では人口減少にともない、スーパーや飲食店、病院などが減少傾向にあった。

しかし、人が増えることで需要が回復しサービスが改善したり雇用を創出することへと繋がり生活しやすくなる。

 

すでに多くの起業が地方都市に大型店を設置することを発表している。

 

風の時代のデメリット「土足で他人が入り込んでくる」

コミュニティーを大切にする日本人にとってはカオスな状況になることが予期できる。

というのも、日本人は基本的にルールを変えることに対して強い不快感を覚えるからだ。

 

安かった物価が上がってしまう。

人口が減少していた地域は、需要が低かったため価格競争が起こり、物価が安かった。

しかし、これからは需要が上がるので、物価が上がることが想定されている。

 

さらに、給料が東京と同じ水準の人もいるため、人気物件やサービスは価格が高騰してしまい、今まで住んでいた人は生活しにくい状況になるだろう。

 

既存のコミュニティーに新しい人が次から次へと入ってきてルールを壊す

田舎は保守的な人が多くムラ社会である。

長い間ルールが変わらなかったり、地域の偉い人の鶴の一声でコミュニティーが運営されていたりする。

 

しかし、これからは、新しい人がドンドン入ってっきて、新しく移り住んできた人達が住みやすいようにルールを変えることが求められてくる。

 

わかり易い例は神長川県の川崎市や、埼玉県の川口市だ。

 

不安が増加し、治安や環境が悪化する?

どこでも同じことが言えるが、外部者が入ってくると治安や環境は悪くなる。

 

さきほど紹介した、埼玉県の川口市は大量の中国人が住みだしたことで、「ゴミが増加して悪臭がひどくなった」というニュースなどもある。

 

これは外国人に限ったことではないが、穏やかだった場所ほど、人が増えれば騒音やゴミだども多くなりストレスが溜まりやすくなるだろう。

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【まとめ】幸福度は高くなる。しかし、人気の場所は価格が上がり住みづらくなる

今までだったら人が少ないので仕事もなく住めなかったような場所でも、今では僕のようなオンラインで仕事をする人なら、ネット環境さえあればどこでも住めるようになった。

 

そのため、好きな場所に移動しながら生活するということを僕はできている。

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しかし、最近になって、オンラインで仕事をする人が劇的に増えて、今までは人気が少なくて人気だったところに、人がこぞって入ってきてしまい、混雑してしまっている。

 

さらに価格も釣り上がり、滞在できなくなってしまったような場所もある。

 

これから人気の場所は価格が上がったり、人が増えすぎてしまうため、会員ではないかぎり入場すらできないというビーチも出てきそうな気配もある。

 

これは、あなたの住んでいる街が住みやすければ住みやすいほど、そういった自体にも成りかねないので、流動性が高くなるこれからの時代、なにか対策をしないと今までのような生活は送れなくなるかもしれない。

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