毎年ヒマラヤの6000mの山に20キロの荷物をせおって登っている人から、
「ずいぶん姿勢が崩れてるね。体の重心の位置がずれてるよ。このエクササイズしたら、体の重心が中心に来るようになるからサーフィンとかも全て上手くなると思うよ。」
と言うことで、その通りにエクササイズをやってみた。
その結果、今までダンベルが乗っているかのごとく重かった慢性的な首こり、肩こりを解消することができた。(翌日には効果を実感できてた。)
さらにウエストが今では5センチほど細くなり、今まで履いていたズボンがずり落ち大変なことになっている。(新しいズボンを買わないといけなくなったって言うデメリットはある)。
と言うことで、1日中パソコン仕事をして慢性的な首こり肩こりに悩んでいた僕が、たまたま教えてもらった「胸式ラテラル呼吸法(別名:肋間呼吸【読み方】ろっかんこきゅう)というエクササイズで解消した方法をシェアしたいと思う。
さらに腰痛を改善する方法もあるので気になる人は以下の記事を↓
僕がやっている呼吸エクササイズも無料で体験できるので、こちらの記事を↓
そもそも「胸式ラテラル呼吸法」(肋間呼吸)って?
そもそも冒頭で述べたエクササイズの名前が「胸式ラテラル呼吸法」であるということを僕は知らなかった。
(胸式ラテラル呼吸法の「ラテラル」とは英語で『横』という意味であり、胸を横に広げる呼吸法とイメージしたらいいと思う。)
ちなみに、わかりやすいやり方を紹介する動画を見つけている時にこれが、ピラティスやバレエで使われている呼吸法の1種であることも知った。
↑ピラティスは、よくヨガと混同されているがドイツで考案された健康促進方法で、心と体の調整を行うものである。
またバレエでは、よく肋間呼吸(ろっかんこきゅう)とも言われており、バレエでキレイな姿勢を保つために身体をひきあげたり、体の軸を作る方法としてこの肋間呼吸が取り入れられているようだ。
↑バレエをやっている人が、例外なく姿勢がいいのも、肋間呼吸が身に付いているからと考えられるだろう。
肋間の「肋」は肋骨の「肋」であり、肋骨の周辺を横に広げて呼吸するといった方がもっとイメージしやすいかもしれない。
一般的な胸式呼吸は肩が上に上がる縦の呼吸なのに対して、胸式ラテラル呼吸は肋骨を横へ広げる呼吸となる。
(もっと厳密に言えば、肺は風船状に360°膨らむので横だけではなく背中や胸も大きく膨らんでいく。)
感覚としてはこれを行うことにより背中が風船のように膨らみ、詰まっていた背骨や関節がボキボキと伸びていくことを感じる。
無理に良い姿勢を保とうとしなくても、背筋が勝手に伸びるのでとても楽である。
胸式ラテラル呼吸法をやって体感できた効果3つ
体の重心がずれて姿勢が崩れてしまっていたので、それを治すために胸式ラテラル呼吸法をやったのだが、それ以上に実感できた効果を紹介しておきたい。
慢性的な首こり肩こりが解消された。
この胸式ラテラル呼吸法と言うエクササイズをやって1番最初に感じたのは、翌日に今まで慢性的に凝っていた首こりと肩こりが解消されていたと言うことだ。
デスクワークをやっている人やパソコンで仕事をしている人には、ありがちだと思うが、頭が鉛のように重く感じ、首と肩こりがひどくて椅子にも座ってられないと言う状態がたまにある。
僕の場合はこれを解消するために、ストレッチポールやフォームローラー、チューブを使ってストレッチをしていた。
しかしそれでもこりが解消されるのは一時的で根本的に解消されると言う事はなかった。
それにもかかわらずこの胸式ラテラル呼吸法を10〜20分やっただけで、翌日に凝りを感じていないことに気がついた。
ただし僕の場合はしっかりとできるように指導してもらったので間違いをすぐに修正しながらできたのが大きいと思う。
なので、これから紹介するやり方についての動画をしっかり確認してやることをおすすめする。
ウェストが5センチくらい細くなった。
まず初めにいっとくがお腹周りの脂肪が落ちたと言うわけではないと思う。
胸式ラテラル呼吸をやると、息を吐いてお腹を絞り込むことになる。
この絞り込んだ状態を自然と維持することになるのでウェストが細くなってしまう。
(もちろんお腹周りの脂肪が落ちているということもあるかもしれない。知らんけど。)
姿勢が良くなり疲れにくくなった。
僕がもともとこのエクササイズをやったきっかけは、「姿勢が良くないね。体の重心がずれてるよ。」と言うことだった。
今までは姿勢を良くすると言う事は、頑張って背筋を伸ばして辛い状態を無理して維持することだと思っていた。
が、勘違いだっだと。
実際には逆で、いい姿勢というのはバランスが良いからこそ、キレイに見えるし疲れないのだ。
このエクササイズやると、肺が空気の入った浮き輪のようにパンパンになり、今まで詰まりを感じていた背骨や関節が「ボキボキボキ」と、きしんで緩まることを感じる。
イメージして欲しいのだが、浮き輪は空気が入る前はへなへなな状態であるが空気が入るとしゃきっとしてきれいな形になる。
↑ここ数年流行っているこうしたフラミンゴの浮き輪も空気が入ってるからまっすぐ立っているのであって、空気が抜けてしまえば首が垂れてしまう。
これと同じことが自分の中にも起きてると言える。
肺にしっかりと空気が入りきることで食べていた背骨や脊髄がしゃきっと伸びて自然にまっすぐとなるのだ。
また良い意味で緊張を持たせつつも、リラックスした姿勢を覚えることができた。
ちなみに、あるエクササイズははとっても効果的と評判だった↓
胸式ラテラル呼吸法のデメリット3つ
肩こりや首痛または、なかなか痩せないお腹に悩んでいる人、 猫背に悩んでいる人にとって常識ラテラル呼吸法はどう大きなメリットを持つ。
しかし僕の中ではデメリットもあったのでちょっと知っておいたほうがいいかもしれない。
今まで履いていたズボンのサイズが合わなくなる。
僕としてはウェストのサイズを別に減らそうとしてなかったので、これはちょっと迷惑だった。
いつも履いていたサーフパンツ(海パン)がずり落ちるようになって新しいサーフパンツを買わないといけなくなってしまった。出費として10,000円位。
もしかしたら、あなたも新しい洋服を新調しないといけなくなるかもしれない。
体が熱くなる。
胸式ラテラル呼吸法をやると、やってる最中に体の中から熱くなってきてポカポカしてくる。
代謝が悪い人や冷え性の人にはいいかもしれないが、暑い時に体温が上がると汗をかいてしまうデメリットがある。
お腹が空きやすくなる。
この呼吸法は内臓を多く動かすからかエネルギー消費が激しいのかもしれない。お腹がよく減る。
僕はもともと基礎代謝が高く、運動すればすぐ汗をかくし基礎体温も36℃後半と高いほうである。
さっきも述べたが体が熱くなり、基礎代謝が上がったような感覚があり、お腹が空きやすかったから余計に食べないといけなくなった。
なお、太ってきたと言う事はない。
腹式呼吸をしづらくなる?
胸式ラテラル呼吸法をやるまでの僕は腹式呼吸を習慣化していた。
瞑想するには腹式呼吸が良いとされていたのと、腹式呼吸をすることでものすごくリラックスできることを感じていたからだ。
しかし、胸式ラテラル呼吸法に変えると、リラックスした状態と言うよりも少し緊張した状態を保つことになる。
腹式呼吸の方が重要とされる運動や芸事をしている人は、もしかしたらデメリットになるかもしれない。
胸式ラテラル呼吸法のわかりやすいやり方【動画】
この呼吸法の基本的動作は次の4つである。
- 鼻から息を吸って肋骨がパンパンに広がり背中まで空気が充満することを感じる。
- この時に自然とみぞおち部分が凹む。そして空気が上に逃げないように(肩が上がらないように)肩の位置は下げたままにする。
- 息が背中まで充満したことを感じたら、口から勢い良く息を吐き、肺にたまった空気が全部なくなるまで一気に吐き出す。
- 腹筋周りが真空状態になるまで息を吐き、腹筋がぺちゃんこになることを感じる。
- 1にもどって、10回ほど繰り返す。
ただ文字だけだと分かりにくいし注意点が朝あるので、このエクササイズのわかりやすいやり方を説明している動画を2つ紹介する。
1つはピラティスをやっている人の方法そしてもう一つが、バレエをやってる人の呼吸法だ。
どちらの動画も大切なことを簡単に話してくれているので、1度チェックしておいた方がうまくエクササイズの効果を感じることができるだろう。
ピラティス方式
↑モデルのローラ似の大熊さんがわかりやすく解説してくれている。
このやり方は、肋骨が広がったり狭まったりすることをわかりやすくするために、手を肋骨に当ててやる方法だ。
- 肋骨に両手を挙ててゆっくりと鼻から息を吸う。
- 肋骨が広がるのを感じながらゆっくりと鼻から息を吸っていく。
- 水切ったら口からゆっくりと息を吐き出し肋骨がスパもっていくのを感じる。
- 最後は腹筋に力を入れて背に入っている空気を全て口から押し出すように頑張る。
- これを繰り返す。
ざっくりとこんな感じだが動画を見ながらやるとわかりやすいだろう。
慣れると歩いている時や座っている時も呼吸法が自然にできるようになるので、いい姿勢をキープしたまま日常生活を送れるようになる。
バレエ方式
この動画では胸式ラテラル呼吸のポイントである、
- 肩を上げないで呼吸する。
- 背中に空気を持ってきようなイメージをして呼吸をする。
と言う点がよく理解できる。
よく考えれば当たり前なんなのだが杯は360度に膨らむため背中側も膨らむ。しかし普段の胸式呼吸や腹式呼吸ではここが膨らまない。
個人的にはここが膨らみようになったから肩こりや首こりが解消されたのではないかと思っている。
というのもここが膨らむと自然と背筋がすっと伸びるからだ。
胸式ラテラル呼吸はいつやるのがいい?
個人的には朝がいいと思っている。
理由は朝にやっておくと、1日中いい姿勢をセットできるからだ。
もちろん途中で姿勢は崩れるのだが、姿勢が崩れる事に気づい姿勢を元に戻すことができる点が大きなメリットだ。
慣れてくると1、2回呼吸をするだけで姿勢を戻すことができるようになる。
また朝にやると目と体がしゃきっとするので眠気を覚ます効果にも期待できる。
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【まとめ】体の痛みは姿勢が崩れているからであり、姿勢は呼吸を変えるだけで簡単に修正できる。
慢性的に凝っていた首や肩そして肩甲骨まわりのコリがたった1日、20〜30分やっただけで翌日には解消されていたことにとてもびっくりした。
そして現在は胸式ラテラル呼吸法を週刊化することができているので、そもそも首こりや肩こり背中痛になることがなくなった。
おまけにウェストを細くなったので、これが本来の人間の体型なのかなと感じることもできた。
もしあなたが僕のように慢性的な首こりや肩こりに悩んでいたり、あなたはダイエットしたいと思っているのならば、他の方法を試す前に無料かつ10分でできるこの方法をまずはやることを強くお勧めしたい。
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