瞑想を続けること約2年——。
1年前の結果報告は、こちらから↓
さいきん気がついたことといえば、
「過度なネガティヴとポジティブな状況に陥っている場合、それに気がついて、それ以上ダメなようにならないコントロールできるようになってきた。」
一言で言えば「心をコントロールできるようになってきた。」であり、精神的な安定さと実行力を手に入れやすくなってきた。
過度にネガティヴな状態は批判的になり、破産的な思考プロセスになる
ネガティブな状態のデメリットは、なんと言ってもツイツイ批判的になってしまうところだ。
人間関係においては、他人のダメなところばかりに目がいってしまい、それがその人の人格だと思い込んでしまい、あたかもその人は最悪な人間であるかのように見てしまう。
よく考えればもちろん、いい面があるにもかかわらず。
また、自分にネガティブになると自信を無くして、行動力が激減する。
働くことや笑うことすらできなくなり、寝床から抜け出すことさえしんどくなってくる。
すると、普通に生活しているだけの人をみたり、テレビを見て笑ってる人見ては、「なにもできない自分は生きてる価値もない人間だ。」と思い込んでしまい、精神的におかしくなってしまいもする。
ネガティブな思考にはまっってしまうと、破滅的になるのだけど、最近は自分のネガティブな状態に気がついて、脱出できるようになってきた。
ポジティブな場合も『見積もりが甘くなる』ので失敗に突進することとなる。
わかりやすい例は、「当たって砕けろ!」とまるで日の丸特攻隊のように、自爆しに行ってしまうことだ。
砕けてダメなのだ。
死んでしまっては次がない。
重要なのは、次も、その次もチャレンジできる余裕を持たせておくことが大事。
過度なポジティブからは過信が芽生えて、どうしても見積もりが甘くなり(現状を把握出来なくなる。)、失敗の原因をうむ。
ポジティブな状態は行動しやすくするというメリットがあるものの、見積もりが甘くなるデメリットがある。
いっぽうで「ポジティブバカ」という言葉があるように、なんであっても前向きの人は自滅していることにも気がつかないほど危うい。
でも、ポジティブとネガティヴはあるのが普通
そもそもネガティブが悪いとか、ポジティブがいいとか、そういう話でもない。
さきほど述べたように、ポジティブにもデメリットはあり、ポジティブだからいいわけではない。
逆にネガティブにも『分析力が上がる』(批判的になれるので、細かいところにも思考が行き届く)とメリットがあるので、ネガティブだから悪いということことでもない。
ポジティブとネガティブはアクセルとブレーキのように2つで1セットなので両方を上手に使うことが重要だ。
性格がメローになる
最近ビックリしたことがある。
時間がゆっくり流れるこの南の島に住むメローな人たちから、
「しんたろうは、めっちゃメローだよね。」
という風にみんなに思われてることを知ったからだ。
でも自分でもメローだと言われる理由がわかる。
いちいち色んなことに反応しないからだ。
ちょっと前の自分なら気を使って話題を作るとか、言いたいことがあれば直ぐ口に出してしまっていたが、
「コレを言ってなんの意味があるんだろう?言ったら責任取らないとだし、わざわざシンドくなるのもなぁ。」
とか、
「自分がイライラしてる状態で伝えてもよくになぁ。」
と思うようになり、いちいち口うるさくなくなったからだ。
ようは現状を把握したり、情報や感情を処理するのに時間がかかるため、自然とメローになってしまうのだ。
無理に反応しなくていいことを知ってから自分の状態も雰囲気もよくなったのが自分でもわかる。
ギスギスしている人ほど瞑想の効果は大きいだろう。
【まとめ】瞑想をすると自分が変わっていくのが実感できる。
瞑想を『心の筋トレ』と比喩する人もいるが、その言葉がピッタリくると思う。
心の可動域が広がり、自由に心を動かしやすくなり、少ないエネルギーで心をコントロールできるようになってきたからだ。
心は筋肉と違って目に見えないので、わかりずらいが、毎日10分するだけで確実に自分の内面や表情が変わってくる。
勝手にまわりの評判も良くなるので瞑想は、歯磨きや風呂に入るのと同じくらい大切な習慣にした方がいい。
体の不潔を気にするだけではなく、やっぱり心の不潔さも気にしたほうがいいと思う。
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