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疲れていると嗅覚が鈍る?鼻の調子が悪い場合は過度な疲労蓄積が原因かも

犬の鼻は犬の体調のバロメーターなんて言われたりもするが、人間の鼻もやっぱり人間の体調のバロメーターだと思う。

 

鼻づまりしてたり、嗅覚の調子が悪い時は、やっぱり精神的にも肉体的にも疲れている時が多い。

 

なので、もしこれを読んでいるあなたも鼻詰まり、嗅覚の調子が悪いと思ったら、この記事を読んで見てほしい。

 

はじめに、そもそも僕自身がなぜ、こんなことを書いているのか?から書いていきたい。

 

ものすごく疲れているときは嗅覚が鈍る

ある日の朝、いつものモーニングルーティンである瞑想をしていると、嗅覚がぜんぜん働いていないことに気がついた。

 

理由もなんとなくわかっていた。

 

極度の疲労から呼吸が浅くなっており、そもそも息を深く吸えていなかったからだ。

 

疲れていたので呼吸が浅くなっていることには気がついたが、まさか嗅覚も落ちているとは思わなかった。

 

ついでに、嫌いな洗剤の匂いを嗅いでみたら「いい匂い」に感じてしまったので、ああこれはかなり重症だなと思って調べてみた。

 

すると、「疲れていると五感は全体的に鈍感になる。」という情報を発見。

 

やっぱり疲れてくると、視覚や聴覚は鈍感になる。

 

そのなかでも、特に人間において鈍感である嗅覚が鈍感になっているということは、かなりの疲労が溜まっていると考えられる。

 

ちなみに、僕は先日、住んでいるスンバワ島からロンボク島へ渡り、往復600kmの移動となるバリ島までバイクとフェリーで0泊3日間の弾丸旅行(修理したパソコンの引取)に行ってきた。

↑インドネシアのフェリーは日本の中古のフェリーが運行しているので、時計やトイレなどの設備が日本のものだったりすることも多い。

 

2日間ベッドで寝ずにフェリーのベンチで寝たため、嗅覚が狂うほど疲れなのだろう。

 

バイクで走る時間は合計で12時間程度だが、夜はフェリーで島を渡り、フェリーのベンチで横になって寝てすごしていた。

 

しかも、バリ島行きのフェリーでは南京虫に襲われるという事件がおこり、ほとんど眠れない状態で過ごすことになった。

 

バリについても1日中買い物に追われ、また夜のフェリーに乗って、ベンチに座り、ロンボク島への到着をまった。

 

さらに、そこからスピアフィッシングの道具をロンボク島で調達し、彼女へのバレンタインのプレゼントを買い、住んでいるスンバワ島へ向かうフェリーに乗ったのは夕方の5時を回っていた。

 

「このままだと家につくのは22時過ぎだな。」と思いながら、疲労からフェリーでまた仮眠をとり20時にスンバワ島へ到着。

 

そこからさらにバイクで1時間半掛かけて山道を走って、いつも泊まっているスンバワ島のホームステイへ。

 

嗅覚の異常に気がついたのは、その日の翌日だった。

 

おまけ:動物の嗅覚受容体の比較

出典:東京大学

犬は人間の1000~1億倍、クマは犬の7~10倍であり、アフリカゾウに関しては約20キロ先の水源まで嗅覚で発見できるといわれている。

人間の嗅覚は鈍感なのに、さらに鈍感になっているということは、そうとうな疲労やストレスがかかっていると考えられる。

 

 

嗅覚が鈍るデメリット

僕自身が嗅覚が狂った時に感じるデメリットは

  • そもそも嗅覚が働いていないときは過労している。
  • 呼吸が浅くなり、疲労が蓄積しやすい。
  • リラックスするチャンスを失い、疲労が蓄積しやすい。
  • 化学物質がいい匂いに感じて、覚醒しやすい。(緊張状態に。)
  • ご飯が美味しくなくなり食欲が減退

だろうか。

 

嗅覚が働いていない状態っていうだけでよくないのに、さらに疲労が蓄積しやすいのでデメリットでしかないと思う。

 

他にも医療的な立場から嗅覚異常のデメリットを探すと、

などがあるようだ。

 

嗅覚は危険をさけるだけじゃなくて、生きるのに必須な食事にも影響を与えるので、やっぱり嗅覚が狂うというのは健康上良くない。

 

そもそも嗅覚ってなんであるの?

嗅覚には2つの働きがあると言われており、

  • 危険を認知するためのセンサー
  • 森や草原で食べ物を探すためのセンサー

として動物に備わっているとされる

 

つまり、嗅覚が働かなくなってしまうと、危険に足を踏み入れ勝ちになり、食べ物を探すことが難しくなってしまう。

 

今の現代人は別に、食べ物は探さなくても、お店にいけば好きな食べ物が手に入る。

 

他の動物に襲われたり、腐った食べ物を見分ける必要がないくらい安全な状態で生活しているので、嗅覚が狂っていても生活に支障はないように思える。

 

それでも1日過ぎたおにぎりや、夏場のお弁当を食べられるかどうかを確認するために、鼻で匂い確かめた経験は誰にでもあると思う。

 

鼻をつくような、すえた匂いがすれば食べられないだろうし、いつもの美味しい匂いであれば安心して食べようとする。

 

食中毒にでもなったら大変だからだ。

 

嗅覚は危険を避けて、安心を確認するためにもとても重要なセンサーであることがわかる。

 

『いい匂いは体調を良くし、悪い匂いは体調を悪くする』

いい匂いも、悪い匂いも、感覚なので個人差がある。

 

でも基本的に、ドブの匂いや生ゴミが腐った匂い、糞尿の匂いはとても不快なので、鼻を摘みたくなってしまう。

 

鼻を摘みたくなるのだから、呼吸をしにくくなるのは当たり前だ。

 

逆に、いい匂い(自分の好きな匂い)は、どんどん嗅ぎたくなってしまうし、いい匂いを嗅ぐと勝手に呼吸が深くなる。

 

お腹ペコペコの時に嗅ぐ焼肉やカレーの匂いは、唾液を分泌させて食欲をわかせてくれるし、花のいい香りは勝手に呼吸を深くしてくれる。

 

いい匂いは嗅ぐだと呼吸が深くなるので、それだけで元気にしてくれる効果がある。

 

逆に悪い匂いは呼吸を浅くさせるうえに、吐き気や頭痛をもたらすのでよくない。

 

『クサい匂い』に慣れてしまっている危険性?

クサい匂いを何度も嗅いでいると、そのうち鼻がバカになり、麻痺して匂いを感じなくなってしまう。

 

これは嗅覚の「順応」といわれている反応で、自分の口臭や体臭、家の匂いは普段から慣れてしまっているためほとんど感じるのが難しくなってしまう。

 

もし、あなたが日常的に臭い場所で生活して、クサい匂いに「順応」してしまっている場合は、鼻呼吸できなかったり、呼吸が浅くなったりしているかもしれない。

 

最後に匂いを意識したのはいつですか?

自分が嗅覚の異常に気がついたのは、0泊3日のバリ島弾丸力から帰った翌日の朝に瞑想をしているときだった。

 

聴覚や触感は敏感に反応するのに、どれだけ嗅覚を働かそうとしても匂いを感じることがなかったからだ。

 

「最後に匂いを嗅いだのはいつだっけ?」

 

そう思って鼻から息を吸っても、なんの匂いも感じられない。

 

あなたの場合はどうだろうか?

最後に匂いを嗅いだのはいつだろう?そしてそれはどんな匂いだっただろうか?臭かったろうか?それとも、いい匂いだったか?

 

もし、あなたも今嗅覚が働かないとしたら、それは疲労が蓄積しすぎているからかもしれない。

 

もっといえば、鼻呼吸ができておらず、さまざまな体調不良をもたらしているかもしれない。

例えば、

  • 眠れない
  • 花粉症
  • 便秘
  • 肩こり
  • 頭痛

こういった「症状が解消された。改善された。」という報告を僕はよくもらう。

 

なので、いくら頑張っても匂いを感じないくらいに嗅覚がバグっているとしたら、疲労が蓄積しているからかもしれないし、今のままではもっと体調が悪くなってしまうかもしれない。

 

疲労で嗅覚が狂っているときは、まずリラックス

疲れてしまっていると、鼻も狂ってきて刺激的なニオイに反応しがちになる。

 

僕の場合、疲れていると普段嫌いな化学物質たっぷりの洗剤のニオイですらいい匂いに感じてしまった。

 

嗅覚が鈍感になるので、強い香料もマイルドに感じたのかもしれない。

 

しかし、こうしたニオイは、覚醒こそするものの、心から安らぐということはない。

 

アロマや花などの自然の匂いを嗅ぐことでもリラックスできるが、どこでもリラックスできる方法として、次の方法がおすすめだ。

『長時間の不安が人生を狂わす3つの理由』と「1分からできる不安を取り除く方法」
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