なぜ、僕が鼻呼吸にしたかというと、呼吸や瞑想の本を20冊以上読んだら、
「鼻呼吸が基本。鼻こそが唯一の呼吸器官である。」
ということが共通項目だったし、数々のメリットが書かれていたからだ。(もちろんデメリットも。)
それで、実際に鼻呼吸に意識して切り替えたら、次のようなメリットを実感できたので、鼻で呼吸することができず苦しんでいる人に役にたつと思ったので、シェアしたい。
※最後に、どのように鼻呼吸に切り替えたかも紹介する。
「なぜ鼻詰まりだったのか?」原因を検証!3つのパターン
僕は昔から、若干の鼻炎を抱えていて、時たま鼻呼吸が苦しくなるっていうのは、当たり前のように起こる現象だと思っていた。
でも、鼻詰まりは
「口を閉じて呼吸をするようになったら、圧倒的に改善した。」
鼻詰まりになる人の中には、夜にパニックになって窒息死を連想してしまう人もいるだろう。(僕もそうだった。)
鼻呼吸になった今だから、「ナニが口呼吸になってしまう原因だったのか?」もわかってきた。
その3つが
- 口を常に開いている(鼻腔が乾燥する)
- 上半身の過度な筋肉痛(筋肉が固くなって肺が膨らまない)
- 息苦しくなるほど食べ過ぎる(肺が膨らむスペースがない)
とくに2つ目、3つ目は鼻呼吸を獲得しても、意識したところで勝手に口呼吸になってしまう。
苦しいからだ。
でも、口呼吸をしていると、呼吸がさらに浅くなり、息苦しくなってしまう。
ちなみに鼻呼吸でいるときは、次のように快適なので、口呼吸になった時は、ぜんぜん酸素を吸えていないような強い不快感を感じるようになる。
つまり、口呼吸の場合は、ほとんど酸素を吸えていないんだと思う。
QOLがバク上がり!鼻呼吸に切り替えたメリット4つ
一度鼻呼吸が身につくと、口呼吸で酸素をどれだけ吸っても、ぜんぜん酸素を吸えていない感覚になり、パニックを起こすような嫌な気分になる。
なぜならば、次のようなことが当たり前になってしまうからだ。
鼻詰まりが解消されて、じっくり熟睡できるように。
鼻詰まりが原因で鼻呼吸できないと思っていたのに、鼻呼吸していないから、鼻詰まりになる、というのは目からウロコだった。
僕の場合は特に夜、寝る時に鼻詰まりになり、時たまパニックをおこすくらい鼻詰まりに悩んでいた。
そして、その時は、「鼻詰まりだから、鼻呼吸できない」と思っていたが違った。
鼻呼吸を意識するようにしてから、鼻詰まりが解消された。
同時に夜に時たま襲われていた、夜の鼻詰まりからくる窒息しそうでパニックも無くなった。
体に起きた変化を感覚的にいうと、鼻腔の乾燥が無くなり、つねに潤っている感覚がある。
口呼吸だと常に口が開いているので、呼吸器官が乾燥しやすくなり、その結果、鼻腔も乾燥して鼻詰まりを起こしていたんだと思う。
鼻呼吸にすることで、口内や鼻腔が湿った状態を維持できるので、鼻詰まりが解消してドロのような熟睡を体験できるだろう。
より呼吸が深く、そして楽になった
鼻呼吸ができるようになると、大袈裟ではなく、「口で呼吸をするのはバカバカしいな。」と口呼吸に強い嫌悪感を感じるようになる。
なぜなら、口呼吸をしていると、まったく呼吸できている気がしないからだ。
酸素が体内で吸収されているという感覚がなく、口呼吸をしているだけで、息苦しさ、窒息感を感じるようになってくる。
鼻呼吸にすることにより、口呼吸のときからは想像もできないくらい、肉体的にも精神的にも自然とリラックスできるようになってきた。
頭がスッキリする感覚がある。
鼻呼吸がしっかりできるようになってきてから、脳(あたま)がスッキリしている感覚がある。
その理由の1つが、鼻から空気を吸うと、鼻腔を通って脳を直接冷やしたり(脳は熱に弱い)、脳まわりの血管を空圧でマッサージできるので、脳周辺の血流がよくなるとも言われている。
↑ちなみに、鼻腔は、多くの人が思っているよりも広範囲に分布しており、眉間や目の下まで広がっている。(鼻呼吸にすると顔が変わるというのもなっとくできる。)
さらに、口呼吸から鼻呼吸に切り替えると、空気を吸える量が2倍になり、酸素の吸収率も20%UPすることがわかっている。
ストレスマネージメント、セルフコントロールできるようになってきた。
これはとても不思議な現象だと思ったが、鼻呼吸を身につけてからは、脳がいつもスッキリしている状態をたもてるようになってきた。
頭がスッキリしていると、感情的にならず、しっかりものごとを見渡して考え行動することができることに気がつく。
もちろん、過度なストレスを抱えたり、不快な感情を抱えれば、一時的に感情的になったり、極度の疲労から眠くなることもある。
しかし、そんな時でも、おちついて深く鼻呼吸をすることで、感情や気分を切り替えて、ものごとを合理的、論理的に考えて生産的な行動がとれるようになってきた。
ホント?鼻呼吸にするといい科学的な理由
何度もいうが、一度鼻呼吸を手に入れてしまうと、快適すぎて口呼吸には、もどれない。
いちおう今わかっている科学的な根拠も紹介しておく。
NO(一酸化窒素)が分泌され、血管が柔らかくなる、らしい
鼻腔には、
- 血圧の調整
- ホメオスタシスの維持
- 神経伝達
- 免疫機能
- 呼吸機能
で最も重要な役割を果たしていると言われるNO(一酸化窒素)を生産する働きもある。
一般的には、血管が若くなるとか、柔らかくなって動脈硬化や血圧の調整にも効果があると言われている。
つまり、鼻呼吸できると肺や心臓、内臓や脳などを活動を最適化してくれるのだ。
鼻呼吸をすると調子がいい理由は、これだけでも十分だと思う。
酸素の吸収率が最大20%UPする、らしい
鼻呼吸にすると、体内の酸素の吸収量は10~20%も増加することもわかっている。
これも逆をいえば、口呼吸の人は常に酸素の量が20%少ないので、体に負担をかけていることにもつながる。
脳を冷やし活動を支えてくれる。
そして、脳の温度が42度以上になると熱射病になり、意識障害を起こす。
鼻呼吸にすると、冷たい空気が鼻腔に入った時に、脳の冷却機能をはたすので、脳を熱から守る働きもある。
実際に、口呼吸から鼻呼吸に切り替えたら、記憶力がUPしたという研究結果も出ている。
いろいろな不調が解消される、らしい
僕の場合は、鼻呼吸にすることで、鼻詰まりが解消されたり、精神的な不調が改善されたりということがあったが、逆を言えば口呼吸だと、
- 鼻詰まりになる。
- 呼吸が浅くてパニックになる。
ということがあった。
ちなみに日本病巣疾患研究会の調べでは、口呼吸を鼻呼吸に直したら、
がみられたとの報告がされている。
まさか、アレが?口呼吸をするデメリット
つまり、鼻呼吸にすると快適になるというよりも、口呼吸だから、体に不調が出ているということが言える。
例えば、口呼吸が原因とされるこんな不調が報告されている。
- 皮膚症
- アトピー皮膚炎
- 顎が正常に発達せず、歯並びが悪くなる。
- 睡眠が十分にとれないので慢性的な披露を抱えやすい。
- 喘息になりやすくなる。
- 歯の病気になりやすい。
- 口臭がひどくなる。
参照:
実は危険な口呼吸 | オムロン ヘルスケア
花粉症に強い体に ポイントは鼻呼吸|NIKKEI STYLE
歯周病と口呼吸 | 立川・歯周病|小林歯科クリニック
僕が鼻詰まりを解消した方法
「鼻詰まり 解消方法」を調べると、
- ペットボトルを脇に挟むとか、
- 蒸しタオルで鼻を温める
- 口をテープで止める
とかあったのだけど、やってみたものの、どれも一時的な効果だけで持続しない。
しかし、僕は、次に紹介するエクササイズをしたら、万年鼻呼吸となり、鼻詰まりから開放されることとなった↓
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