本当に残念な話なのだが、日本の社会で普通に生きているだけでは、普通の生活は手に入らない。(平均年収を稼げない人が70%以上)
なぜならば、今の日本は超高齢化社会かつ、先に産まれてきた人たちが優遇されるという日本の構造があるからだ。
↑この状況に、あなたはどうおもうだろうか?
ただ、勘違いしてはいけないのは、あなたが理想とはかけ離れた生活を送っている現実は、あなたが自分で作り上げてしまっているという事実だ。
というのも、あなた以外の人で、理想の人生を生きている人たちがいるのが現実だからだ。
その人達は理想を手に入れるための判断、意思決定を間違わずに行えていることにある。
つまり、あなたは知らない間に間違えてしまっているのだ。
その原因2つと、僕が実践した解決方法3つについてシェアしたい。
重要なとろで意思決定(進路)を間違えてしまい、さらに…
なぜ、あなたの人生が理想的になっていないか、と言うと、単純に、大切な場面で間違った方向に意思決定をしてしまっているからだ。
逆を言えば、あなたの理想に進むように意思決定を常に取り続けていれば、あなたの理想の人生になっているはずだ。
なので、あなたが選択肢を、意思決定をどこかで間違えたのがきっかけで、理想とはかけ離れた人生になってしまっているのだ。
その原因は大きくわけると2つの理由がある。
1つはあなたが、前回の記事でも説明したように、今まで得てきた経験が先入観(バイアス)を作り、気が付かないうちに判断を間違えてしまっていることになる。
そして、もう1つはあなたが、知らない間に、日本の経済システムに飲み込まれてしまっているからだ。
「そんな、ことはない!自分は間違っていない!」と反論したくなるかもしれないが、今、現にあなたは理想の生活から逸脱しているのだから、そうなのだ。
その理由を説明していきたい。
あなたの経験(バイアス)が邪魔をする。
なんども説明しているのでしつこく感じるかも知れないが、僕たちの意思決定は過去の経験や本能に従って行われる。
経験から脳が合理的に、あなたが生き残るのに最適な方法を導き出してくれるのだ。あなたの理想や意見は無視して。
特に人間の脳は
- 危険を避ける
- 報酬を得る
という2つのこと本能的かつ反射的に行ってしまう。
そして、この2つの本能が、幼い頃から親や先生に植え付けられて、あなたの判断を理想から遠ざけ続ける。
わかりやすい例が、親から
「あぶないから○○はやっちゃいけないよ。」
「なんで、そんなこともできないの?」
「他の子はできてるのにねぇ…」
と言われると、「危険だと言われることはやらないほうがいい」「失敗したくない」という恐怖から、あなたの未来は勝手に安全領域にとどまりつづけ、失敗しないことを最重要項目して四季ていくことになってしまう。
すると、恐怖を回避し、安定的に報酬が得られる「経済システム」に飲み込まれていく。
もう1つ、ものすごく悪い影響を受ける。
「勉強しなかったら大人になって後悔するよ?」
by 後悔しているのに、それでも勉強しない親「ここで通用しなかったら、他の会社で通用しないよ?」
by 転職したこと無い上司「そんなんじゃ社会に行っても通用しないよ?」
by 社会にでたことの無い学校の先生
このような、本人が経験したこともないことを、さも正しいかのように、強い立場を利用して強要されたことはないだろうか?
僕たちは、自分の立場が弱いと感じると、どうしても立場が上の人の意見を鵜呑みにしやすい。嘘かどうかなど考えもせずに、受け入れてしまう。(権力バイアス)
ここにハマってしまうとまるで奴隷と奴隷主のような関係が成立してしまう。
既存の「経済システム」に吸い込まれていく。
よく考えれば当たり前の話なのだが、日本の教育は、日本の国力を上げるため(経済を支えるため)に作られている。
なので、日本の公教育では優秀な「労働力」が養われるように行われている。
学校教育では「思考停止」を身に付けさせられる
日本の学校では、とにかく非合理的なルールを守ることが重要視される。
よくわからない校則にしたがい、勉強も一方的に教えられた内容を暗記する手法が取られている。
そして、
「大学にいけば将来(視野)が広がる」
「高卒だと低賃金の仕事になる。」
という暗示をかけられ、奨学金という名の借金を抱えさせられて、大学に進学することになる。
そうなると、借金を返済するためにも「働かない」という選択肢はなくなる。
そして、これはこの国にとってはとても都合がいい政策だ。いずれせよ、労働に縛り付けることができるからだ。
高待遇があなたをサラリーマン人生に縛り付ける
いい就職につけた人は、十分な給料や福利厚生が与えられるので、仕事を辞められなくなる。
また、まわりにサラリーマンで年収1000万円の人がいればわかるかもしれないが、お金を使う時間がないくらい働いている。
つまり、稼いだところで、昇進したとことで、自由にはなれないのだ。
こんな現実が嫌で30代になると、起業を考えたり、このままでは終わりたくない人が出てくるが、結局は、会社が提示してくれている高待遇を手放すのが怖くてサラリーマン生活を辞めることは出きない。
大手企業で働く優秀な人ほど、そんな人が多いような気がする。
ブラック企業があなたを貧困環境に縛り付ける
このパターンが1番最悪で、長時間労働かつ低賃金のブラック企業に務めてしまう場合だ。
ちなみに、なぜブラック企業が潰れないかと言うと、日本の官僚の労働環境がブラック(若手の85%は6時間未満の睡眠しかとれない。)で、国自体がが取り締まれないのも当たり前である。
そして、長時間労働をすると人間の思考は停止し、転職活動をすることを考える余裕すらなくなり、最終的には精神的に病んでいく。
日本の通勤の様子をみれば、ギリギリの精神状態で会社に通っていることがよくわかる。
自分の生活を支えるのがやっとだったり、家族を支えるのがやっとだったり、年金制度や医療制度が崩壊していることを考えれば、死ぬまでその状況から逃げ出せないように思えてしまう。
じゃあどうしたら?判断を間違えないようになる?
理想に向かって進むには理想を持ち続けること、そして間違った方向に進んでいかないことが重要だ。
そのために、僕が行った3つを紹介する。シンプルだがとても強力な方法だ。
目標・やりたいことを持ち続ける
「目標・やりたいことを持つ」というのは、簡単に言うと、自分が進む方向や基準を常に決めておくことだ。
多くの場合は、自分が進む方向がわかっていないので、お金や恐怖に引っ張られて、自分の理想とは逆方向に進んでしまう。
しかし、進む方向がわかっていればお金の誘惑や恐怖についても冷静に対処することができるようになる。
それから、目標ややりたいことを持っていたとしても、大抵の場合は、就職する時に「それは社会では通用しない」と叩かれる。
叩かれても無視しよう。
ここで挫けたらおしまいだ。
瞑想する
↑体験談。
なぜ、瞑想なのか?と戸惑うかも知れないが、瞑想をおすすめする理由は2つある。
1つがずっと話をしているバイアスを外すのに瞑想が効果的であるということ。
瞑想を行うと、実在している世界と自分の感覚、認識が不一致していないことに気がつくことができる。
↑体験談
そして、もう1つはメンタルコントロールや自制心を整えることができるので、骨髄反射的に怒ったり、間違った選択をしたりすることを減らすことができる。
だれでも調子がいいときは、正しい選択をすることができる。
しかし調子が悪い時、苦しいことから早く逃げたいため、自制心を失い間違った選択をしてしまう。
瞑想はそうした間違いをするリスクを大幅に下げてくれる。
ブログ書く(明文化する)
そして、最後に重要なのが、理想や思っていること、そして普段の行動や感情を明文化しておくことだ。
僕たちの記憶というのはとても曖昧なもので、記憶として残しておくと、現実と非現実が混ざりあった間違った情報となってしまう。
これをやっておくと、どんな意思決定がどんな結果をもたらしたかを正確に把握することができる。
それから、なぜブログがいいのかというと、収入につなぐことができるからだ↓
日記でもいいのだが、ブログにして月に10万円でも収益があがるようになると精神的、時間的な余裕ができるので、自分の理想的な人生を考えたり、設計したり、行動したりできるようになってくる。
なので、自分の間違っている行動や判断を改善するために明文化(ブログだとなお効果的)することをおすすめしたい。
【まとめ】自分の「思い違い」を変えることがまずは重要。
まず、基本的に日本の社会構造は、労働者に回ってしまうと極端に自由に生きることは難しくなる。
昇進すれば給料も増えるが、一方で自由に使える時間を失っていく。
多くの場合、中学生や高校生くらいで、「非合理的でおかしい校則」に気がつくのだが、結局は大人に言い負かされて「非合理な経済システム」へと飲み込まれてしまっていく。
そして、気がついた頃には、それが常識として身についてしまっているので、なぜ自分の理想な人生にならないのか、現実に苦しむことになる。
しかし、基盤が非合理なシステムなので、どうあがいても理想の生活というのは合理的に手に入れることは非常に難しくなる。
だからこそ、理想を手に入れるには非常識だと一般的には思われている行動や思考が必要になってくる。
ココで紹介した3つの方法は、地味だが確実に人生を変えてくれるので、ぜひあなたにもおすすめしたい。
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