単刀直入に、サマタ瞑想(呼吸瞑想)をやった感想を述べると、
サマタ瞑想!メッチャいい!こんな簡単に瞑想して心を落ち着かせることができるのであれば、試験や大会、大切なイベントももっといい精神状態で臨めたはずだ…もっと昔から知っていれば…
というのが結論だ。
特に、あなたがもっと心を安定させたい、仕事や恋愛などでもっと良い成果を出したいと思っているのなら、高額のセミナーや婚活コンサルにムダなお金を払う前に、無料かつ1分でできる、このサマタ瞑想をおすすめしたい。
そもそも僕がサマタ瞑想を始めたきっかけ…
「成果を出すならリラックスが大切ですよ。
そのためには呼吸をしっかりすることが大切です。
力んでしまっていると、呼吸が浅くなり酸素が脳や体に回らなくなるので、思考が浅くなるし、体もうまく動かせません。
だから、まずはしっかり呼吸をして、しっかり考えることができるようになることが、まずやったほうがいいでしょう。」
という、アドバイスをもらったことをきっかけに「リラックスと呼吸」に意識をむけるようになった。
そしたら自然と「呼吸に意識を向けて目を瞑る」という行動になり、その方法が「サマタ瞑想」と言われている瞑想であることに後になって知った。
この体験談についてはこちらの記事でシェアしている↓
ということで、この記事では、初心者でも始めやすい「サマタ瞑想」について、僕の体験談と一緒にシェアしたい。
サマタ瞑想(呼吸瞑想)とは?なぜ初心者におすすめ?
「瞑想」と耳にすると無心になること、悟りを開くため、チャクラを開くためとかいろいろなことを想像する人が多いと思う。
しかし、無心になることも難しいし、「悟りを開くなんて、どれだけ修行を積めばいいんだよっ」て思ってしまうし、「チャクラってなんだよ、怪しいだろ。。。」って僕は思っていたし、実際にそうだ。
無になることは難しい。
そもそも、悟りを開こうだなんてことすら思ってもいない。
詳しくは↓
だから呼吸に意識を向けるだけで、簡単に集中状態を作れるサマタ瞑想がおすすめなのだ。
(ちなみにサマタの意味は静寂であり、心の静寂を得るための瞑想と考えたらいいと思う。)
サマタ瞑想が簡単な理由は、無になる必要がなく、自分の呼吸(息を吐いて、吸ってだけ)に意識を向けるので、できない理由がそもそもなない。
そして、サマタ瞑想なら、わずか1分で効果を実感できる↓
それと、瞑想にはサマタ瞑想の他にもいろいろと種類があり、ヴィパッサナー瞑想や寝ながらおこなうシャバーサナ瞑想など色々とある。
が、それらの瞑想方法の基本を習得できるのがサマタ瞑想なので、初心者が瞑想を始めるなら、まずはサマタ瞑想がおすすめというわけだ。
もし、もっと詳しく知りたいのであれば以下の2つの本を紹介したい。
サマタ瞑想は危険度ゼロ!?
サマタ瞑想が安全であることは原始仏教を教えている日本テーラワーダ仏教協会が、
サマタ瞑想は無数にある瞑想の中でも、副作用がほとんどない瞑想方法である。
として伝えている。
さらに、サマタ瞑想は「唯一悟りを開く方法として紹介されているヴィパッサナー瞑想」に導くために有効であることも述べられている。
Googleで検索すると、サマタ瞑想をドラッグに例えて紹介されている記事もあり、そこでは、
- 逆に煩悩を深めてしまう。
- 自我が増幅してしまう。
呼吸に集中するだけの瞑想で、煩悩が深まったり、自我が増幅するというのはよくわからない結論だ。
初心者の僕がサマタ瞑想を3ヶ月やって感じた6つの効果とメリット
- たった1分間でイライラを解消させ心の静けさを取り戻すことができる。
- イライラする感情を引きずることがなくなり、日常が快適になった。
- 負のスパイラルから抜け出す術を身につけた。
- 夜に眠れるようになった。
- 一度も続いたことのない日記を習慣化できた。
- 想像力がましてアイデアがたくさんひらめくようになった。
などなど。
たった1分間、目を閉じて呼吸に意識するだけで、これだけの効果をえられるのだから、費用対効果はバツグンだ。
ビジネス本や自己啓発本を買うよりも、サプリを買うよりもまずは、目を閉じて呼吸に意識をもっていったほうが断然いい結果を得られることを約束する。
ちなみに、紹介したメリットや効果はほんの一部でありもっと多くの効果が実感できた。
詳しくは以下の記事で紹介している。↓
サマタ瞑想の具体的なやり方3ステップ
サマタ瞑想のやり方をシンプルに3ステップで伝えるとしたら、
- 背筋を伸ばして座る
- 口からゆっくり息を吐き、鼻からゆっくり息を吸う。
- 「意識がそれた…」と気がついたら呼吸に戻す。
難しい作法はさておいて、これだけやれば頭がスッキリしたり、心がフラットになり、嫌な感情から離れることができる。
具体的には以下の記事で説明している。
なぜ?サマタ瞑想で効果を感じられるメカニズム
なぜ、サマタ瞑想をするとリラックスするのかというと、呼吸に集中することで、心臓の鼓動がゆっくりになるからだ。
呼吸は心臓の鼓動と連動しており、呼吸をゆっくりすることで心臓の鼓動を抑える(脈を打つ回数を抑える)ことができる。
↑とくにこのような、仕事で失敗できない状況などのストレスが加わると心臓はものすごく早くなってしまう。
しかし、呼吸をゆっくりにすることで、自然と心臓もゆっくりになり、リラックスすることができる。
初心者におすすめなサマタ瞑想をやる時間は「1分」
瞑想は長くやればやるほど、意識がそれる回数が多くなるので難しくなる。
僕の場合はハードルを下げて1分から始めてた。
が、そのたった1分でソワソワした状態の心が安定したり、イライラを解消することができた。
サマタ瞑想をやったあとは快適感情になれるので、そのうちに「もっとやりたい」と思えてくるだろう。
そしたら2分、3分、5分とじょじょに伸ばしていけばいいと思う。
サマタ瞑想は心を安定させるためにやるので、瞑想をすることに対してストレスを感じてしまうのであれば、それは目的と行動が矛盾してしまっている、と僕は思っている。
サマタ瞑想はどのタイミングでやるのがいい?
サマタ瞑想をやるのにおすすめなタイミングは3つ。
道具は必要ないし場所も選ばないので、いつでもできるメリットをいかそう。
朝のセットアップに
朝にやっておくと「いい気分」をセットできるので、仕事やプライベートに不機嫌を持ち込まなくてすむ。
結果、仕事に集中できるし、人間関係もよくなる。
朝に服装などの身だしなみを整えるように、心も整えておくと、「乱れた時に気がつける」というメリットもある。
朝にサマタ瞑想を1分やって1日を気持ちよく過ごそう。
夜の寝る前に熟睡できるように
心が安定していないと寝ることすらできなくなってしまう。
僕の場合も医者にかかったわけではないが、夜眠れないという症状に悩まされていた。
イライラしたり、不安になったりして眠れず朝を迎えることが数日つづくともう気分は最悪だ。
しかし、瞑想をしてからゆっくりと眠れるようになった。
寝る前におすすめな瞑想方法がこちらにあるので、ぜひ参考にしてほしい。
感情がコントロールできないと感じた時に
仕事中、勉強中にじゃなされてイライラしたり、またはプライベートで嫌なことがあり怒りを爆発させてしまいそうなとき、こんな時もサマタ瞑想はおすすめだ。
1分で自分を冷静にしてくれる。
よく考えると、イライラして怒りをぶちまけたとしても、そのあとやってくるのは「自己嫌悪」であることをあなたは知っている。
わざわざ自分を嫌いになるためにイライラを爆発させる必要は一切ない。
1分間サマタ瞑想しよう。
実践後に読みたい記事↓
【まとめ】目を瞑って、ゆっくりするだけで世界はものすごく変る
「瞑想をすれば無になれる」と思っている人は、野球におきかえれば、バットを振れば毎回ホームランが打てると思っているのと同じであり、サッカーならシュートを打てば毎回ゴールに入ると思っているのと同じくらいの認識をしていると思っていい。
でも、それでも呼吸を意識したサマタ瞑想を行えば、無には慣れないかもしれないが、心がリセットされて平常心を取り戻すことができる。
ぜひ、このページを閉じるのと一緒に、目を閉じて、一度呼吸を意識して、1分間サマタ瞑想してみてほしい。
1分後には自分が静寂の中にいることに気がつくだろう。
また、時にはサマタ瞑想をするのが辛いこともある。
そんな時は疲れを取るのにバツグンなシャバーサナ瞑想がおすすめだ。
それから、瞑想と一緒にやると効果が大きかったのがこれ↓
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